フィリピン・ボホール島最古のカトリック教会「バクラヨン教会」
教会の多いフィリピンでも、ボホール島の「バクラヨン教会」は400年以上の歴史を持つフィリピン最古のカトリック教会。建物はサンゴ礁で作られた石を利用した石造りとなっており、室内は美しいステンドグラスや細かな装飾が施された祭壇を鑑賞することができます。敷地内にある博物館も有名で、ボホール島の人気観光地として親しまれています。
多くの観光客が訪れるフィリピン最古の教会
首長ラジャ・シカトゥナのホームタウンであるバクラヨンに立つ「バクラヨン教会」は1595年に建てられ、フィリピンの中で最古の教会と言われています。植民地化を進める中でキリスト教の布教に訪れたスペイン人によって建造され、現在はフィリピン国民の約9割がキリスト教徒と言われています。経年劣化や2013年のボホール大地震などの影響により何度も改修され、2018年に改修工事が完了し内部を見学することができるようになっています。多くの改修を経ているものの、その外観は荘厳な佇まいを見せる石造りを利用した造りになっており、歴史の深みを感じる教会であるのには変わりありません。
フィリピンの歴史が学べる隣接する博物館も必見
室内の天井の絵画やステンドガラスの装飾はヨーロッパを感じさせる美しい空間が広がっています。教会に隣接する建物の2階は博物館になっており、スペイン統治時代や教会の歴史にまつわる資料が展示されています。教会見学の際は、肌の露出や内部の撮影制限などに注意しましょう。 現在は新型コロナウイルスの影響によりフィリピンをはじめ海外へ行くことはできませんが、また安心して訪れることができるようになったらぜひ一度足を運んでフィリピンの歴史を体感してみてください。
バクラヨン教会の基本情報
▼バクラヨン教会
住所:Baclayon,Tagbilaran East Road, Tagbilaran City, Bohol
アクセス:アロナ・ビーチから車で約30分
営業時間:8:00~17:00