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フィリピンも9月入学・新学期に?日本は?


日本では新型コロナウイルス感染拡大の影響で、新学期の開始を9月へ変更しようとする動きが出てきています。
 
これと同じ議論が今フィリピンでも起こっているようです。
 
 

■ドゥテルテ大統領も前向き

フィリピンでは現行法では「6月最初の月曜日に新学期を始め、8月最終日より後になってはならない」という規定になっているそうですが、休校が続いており今後も再開できる見通しがない地域も多いため、変更の可能性が高まっています。
 
ドゥテルテ大統領も変更には前向きなようで、現在上院議員らが改正へ向けた審議へ向けて準備しているそう。
 
 

■フィリピンの学校制度

フィリピンの学校制度は、1−6−6制となっています。
 
幼稚園1年、小学校6年、高校6年の合計13年間です。
 
日本の義務教育は小中合わせて9年しかありませんので、フィリピンの方が4年も長いことなります。
 
中学校はありませんが、高校の最初の4年間が「ジュニア・ハイスクール」として中学にあたる期間になります。
 
幼稚園〜高校までの新学期は6月に始まり、
 
・1学期:6月〜8月中旬
・2学期:8月中旬〜10月
・3学期:11月〜12月
・4学期:1月〜3月
 
の4学期に分かれています。
 
日本のように春休みや冬休みはなく、夏休みが4月〜5月にあります。
 
日本と同様に公立・私立の学校がありますが、公立学校は授業料が無料ですので、通う生徒は私立よりも圧倒的に多くなっています。
 
また、日本と違うのは、公立小学校入学の際にも先生と親子の面談があり、学校から入学を認められた子供のみ通学できるという点。
 
フィリピンはとにかく子供が多く入学希望者が多いため、希望の学校が定員の場合は別の学校への通学を薦められることもあるそうです。
 
また、小学6年で高校への進学試験が行われ、成績上位者は昼間、下位者は夜間の授業を受けるように振り分けられます。
 
 

■オンライン授業は機能せず・・

新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月から休校を実施しているフィリピンですが、インフラが未発達のためオンライン授業を導入できる学校はほとんどなく、現在ほとんどの子供たちは勉強できていません。
 
フィリピンはインターネット普及率がまだまだ低く、貧富の差の大きい国です。
 
PCもタブレットも、そしてスマホもインターネットも無い子供達には、オンライン授業を受ける手段がありません。
 
大学生の団体からは「#オンライン授業をやめて」という運動まで起こったほど。
 
ネットカフェに行こうにもロックダウンで営業停止していますし、オンライン授業が受けられる人とそうでない人の間に大きな教育格差が生まれていってしまいます。
 
つまり、お金がない学生は教育機会を失っているということです。
 
もちろん先生方も、オンラインで教えるノウハウなどありませんし、先生にもネット環境を持たない人もいるでしょう。
 
そのため、この国では今のところオンライン授業はあまり現実的では無いようです。
 
 

■教職員の失業も問題に

もしも5月〜6月中に新型コロナウイルスの拡大が落ち着いてくれば、できるだけ早く授業を再開させたいと教育省は考えているようですが、先が見えないため確かな時期がわからない状況です。
 
さらに、子供たちの教育だけでなく、教員たちへの給与支払いも滞っています。
 
現在、私立学校の教職員50万人が失業しているとのこと。
 
オンライン授業への移行の前に、まず彼らの生活をどうにかしなくてはいけません。
 
 

■日本での議論

なお、日本では新学期を9月に移す議論はされているものの、実施を決定するにはまだまだ時間がかかりそうです。
 
日本で出ている案は主に5つで、
 
■新学期をの開始時期を4月から9月に移す
■来年(2021年)から9月入学・新学期とする
■本年度の児童・生徒らは原級留置とし、来年4月から現在の学年の学習を改めて始める
■4月入学・新学期を維持し、本年度からの2年間は学習指導要領を弾力的に運用できるようにして2学年分の学習指導を行う
■現行制度のまま
 
となっています。
 
今年9月からの新学期にした場合は、本年度を18ヶ月間に延ばすということです。
 
また、新しい規定を適用するには「学校教育法施行規則」の改正が必要な上、関連する法案がいくつもあるため簡単には変更できないと言われています。
 
安倍首相は「さまざまな選択肢を検討していきたい」としていますが、世間では賛否両論ある模様。
 
 

■9月入学・新学期のメリット&デメリット

もしも9月入学・新学期になった場合、どんなメリットがあるのでしょうか?
 
アメリカをはじめ世界の多くでは9月から新学期の制度になっているため、留学を考えている学生にとっては、スムーズに受け入れられやすくなります。
 
ただ、このご時世で今年中に海外留学しようと思う人はそう多くはないでしょう。
 
そして、世界的に見れば9月入学の方がスタンダードですが、受験勉強の期間が延びるため学生たちの気力がもたない、学費がかさむ、などの問題も挙げられています。
 
また、休校の影響をそれほど受けなかった地域の学生とそうでない学生との間には大きな勉強時間の差が生まれ、受験の際に有利な子と不利な子が出てきてしまう・・という懸念もあります。
 
さらに、仮に9月入学の実施が決定されたとしても、9月までに新型コロナウイルスが終息していない可能性も十分あります。
 
そうなれば、さらに休校が延長されるだけです。
 
今年9月だろうと来年9月だろうと、「延長」という措置だけでは根本的な問題は解決しないのです。
 
 

■オンライン授業の導入は必須?

やはり通学しない状態で勉強が進むようなシステムが必要ではないでしょうか。
 
つまり、オンライン授業の導入が鍵になるということです。
 
もちろん、これまで通りのカリキュラムや教え方では上手くいかない部分も多々あるでしょう。
 
現在、公立学校でオンライン授業を実施しているところは東京港区の一部の学校を除いて、ほぼありません。
 
しかし、世界ではすでにオンライン授業を進めている国は多数あり、日本も他国からヒントを得ることはできます。
 
家庭によってネット環境に差がある、セキュリティ上の不安がある・・などのネガティブな面もありますが、それらをどう克服して子供たちに平等に教育の機会を与えるかが重要です。
 
日本はインターネット普及率に関しては国民の9割以上になっていて、ネットがまったく無い家庭というのはほぼ無いと思います。
 
回線の速度も高速で、ライブ配信を見たりテレビ電話で会話したりすることに関しても大きな問題はありません。
 
子供用のパソコンやタブレットなど、デバイスが行き届いていない家庭には無償で提供するなどすれば、自宅でも授業を受けられる環境を整えることは可能です。
 
 

■世界は大きな変化に直面している

教育現場だけに限ったことではありませんが、今は様々な方面で大きな変化とそれに対応する適応力が必要とされています。
 
そして、良い教育が国を育てていくことは確かです。
 
日本もフィリピンも、子供たちみんなが平等に教育を受ける機会が持てるようなシステムを、大人が構築していかなくてはなりません。
 
 
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