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フィリピンの観光業は前年比40%減少…セブにもダメージ大


新型コロナウイルス感染拡大防止のためにフィリピンでは大規模な移動・外出制限が行われていますが、その影響で観光業が大きなダメージを受けています。
 
フィリピン観光省によれば、2020年1月〜3月の観光収入と観光客は、それぞれ798億ペソ(約1,682億円)、131万人となっており、前年同時期と比べて40%減少したとのこと。
 
 

■観光業への復興プログラム

ロックダウンで外国人観光客がフィリピンへ入ってこられないのはもちろんのこと、国内での移動も禁止されているため、リゾートホテルやレストラン、お土産店、観光スポットには今や誰もいません。
 
もちろん経営も立ち行かなくなっているため、観光省では救済に向けた復興プログラムも実施する予定となっているそうです。
 
具体的には、新規参入事業者の認定料・既存事業者の更新料の支払いに猶予を与えたり、無利子の融資を行ったり、解雇されてしまった労働者を支援したりなどです。
 
 

■観光地セブにも大きなダメージ

フィリピンの代表的な観光エリアであるセブもほとんどの施設が休業し、目玉である海でのアクティビティも出来ません。
 
「オスロブ」では、ジンベエザメウォッチングが人気でしたが、ロックダウン中の5月15日まではとりあえず臨時休業中です。
 
今後の状況によっては、もっと休業期間も延びるかもしれません。
 
高さ10メートルから飛び込み出来るカワサン滝や、ダイビングの名所として有名なモアルボアルも、いつから営業再開するか分からない状態です。
 
また、「チョコレートヒルズ」や世界最小のメガネザル「ターシャ」がいるボホール島も、国内線がまったく飛んでいないためアクセスできません。
 
そして、格安で極上のマッサージが受けられるスパ店なども、新型コロナウイルス感染拡大防止のため営業できていません。
 
その他、ショッピングモールや水族館など不用不急の施設はどこも閉館を余儀なくされています。
 
 

■たった4ヶ月で街はゴーストタウンへ

ほんの4ヶ月ほど前までは、多くの観光客が国内外から訪れ盛り上がっていたフィリピンですが、今やどこもゴーストタウンと化し、想像もしなかったような姿へと変わってしまいました。
 
もちろんビーチで泳ぐ人の姿もありません。
 
経済中心地であったマニラのマカティでも車がほとんど走っておらず、グリーンベルトをはじめとするショッピングモールはすべて休業中。
 
「強化されたコミュニティ隔離措置」(ロックダウン)はフィリピン経済に大きな影響を与えているだけでなく、家から出られない人々のストレスも日々増幅させています。
 
ドゥテルテ大統領の政権下では誰も逆らうことはできませんが、感染者8,212人、死者558人(4月29日時点)にまで達してしまった今は、事態が少しでも落ち着くのをじっと待つ以外どうすることもできません。