フィリピンから帰国した男女が新型コロナに感染
5月に入りましたが、全世界で新型コロナウイルスの感染拡大は止まりません。
5月1日時点で、世界全体の感染者は324万7,648人と発表されています。
日本では感染者14,484人、死亡者は455人に上っています。
■フィリピンから帰国した日本人の感染者
名古屋市では新たに50代の男女2人の感染が確認されたそうです。
このうち女性の方は、3月16日〜4月29日までフィリピンに滞在していたとのこと。
現在日本でも海外から帰国した人には検査が行われていますが、この女性は羽田空港の検問所で陽性反応が出たそうです。
一方で、男性はどこで感染したか経路が不明だと発表されています。
また、この他にもフィリピンから帰国した30代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
空港の検疫では4月30日までに146人の感染が確認されています。
■フィリピンでの新型コロナウイルス対策
なお、フィリピンにおける感染者は4月30日時点で8,488人、死亡者568人となっています。
前日から276人増え、一時は鈍化した増加ペースは2日連続で加速してしまいました。
3月から首都マニラを含むルソン島全域、そしてセブでは厳しい移動・外出制限(ロックダウン)が行われていますが、なかなか終息へ向かう気配が感じられません・・。
ただ、フィリピン政府は低所得層へのサポートに力を入れており、ルソン島のカビテ市では貧困家庭に25キロの米が配布されました。
またフィリピン政府は、新型コロナ対策に従事する公務員が感染で死亡した場合は、遺族に200万ペソを支給するとしています。
フィリピンでは、地域により差はあるものの、すべてのエリアで何らかの新型コロナウイルス対策が行われています。
もはやどこにいれば安全ということはありませんが、やはり出来るだけ外出や移動は避け、自宅待機することが有効なのかもしれません。