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ケソンで警察に反抗した男性が射殺される


フィリピンでは現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため「Enhanced Community Quarantine(強化されたコミュニティ隔離措置)」が実施されており、厳しい移動・外出禁止令が敷かれています。
 
ドゥテルテ大統領からは「不要不急の外出をし、さらに軍や警察に反抗した場合は射殺もいとわない」という発言も飛び出しており、人々は不自由を強いられながらも毎日自宅に引きこもっている状態です。
 
 

■警察を威嚇した男性死亡

しかし21日、メトロマニラのケソン市で男性が警察官に射殺される事件が起きました。
 
男性は外出規制に従わず、検問所の警察官に対し威嚇するような言葉を発していたとのこと。
 
その後、警察に銃を向けられたところ、自分もバッグの中から銃を取り出そうとしたため、撃たれたということです。
 
 

■有言実行のドゥテルテ大統領

ロックダウンが始まってから警察に反抗して死亡したのは、この男性が2人目です。
 
ドゥテルテ大統領が「射殺OK」の指示を出した翌日にも、刃物を振り回して激しく警察に反抗した男性が撃たれる事件がありました。
 
麻薬戦争の時と同様、どんな時も有言実行を貫く大統領。
 
多くの国民を新型コロナウイルスから救うためには、違反者には容赦しない姿勢です。
 
 

■ロックダウンによる治安の悪化

長引く外出禁止のため仕事もできず収入を失った人々の中には、生活に困窮して犯罪に走るケースも出てきているようです。
 
政府に対し抗議デモを起こす集団もいました。
 
フィリピン政府は物資の配給や給付金などの措置を行ってはいますが、全世帯には行き届いていないようで、人々の不満は高まっています。
 
お金がすられるだけでなく、買い物客が買った商品の袋をひったくられる事件も起きている模様。
 
また、そのターゲットは外国人だけでなくなっており、フィリピン人同士でも盗み合いが発生しているようです。
 
ロックダウンが始まった頃は外に人が出ないため犯罪率は一時的に低下したようですが、ここに来てまた治安の悪化が懸念されています。
 
低所得層の人々は、もう備蓄もお金も底をつき、盗むしか生きる方法がなくなってきているのです。
 
マニラやセブをはじめ、フィリピンに滞在する日本人は、外出禁止のルールを破ったり警察に反抗するようなことはないと思いますが、フィリピン人によるスリや窃盗には気をつけないといけません。
 
今は生活必需品を買いに行く以外は外に出ないと思いますが、出る際には周囲によく目を配って、十分注意して歩いてください。