ダバオからマニラへのフライト出航、日本人も搭乗
現在フィリピンでは新型コロナウイルス 感染拡大防止のため、すべての国内便が運休になっていますが、4月18日にダバオからマニラへの臨時便が出たそうです。
この航空機はフィリピンオーストラリア大使館が手配したものだそうで、ロックダウン中のダバオに残っていた、マニラを経由しなければオーストラリアへ戻れない人たちに向けたフライトでした。
対象となったのは、マニラを経由してオーストラリアなど第三国への片道チケットを持っていた人です。
オーストラリア人はもちろん、アメリカ人、カナダ人、ノルウェー人、そして日本人なども搭乗し、無事マニラへ飛び立つことができました。
現在日本では、海外から帰国した日本人を対象にPCR検査が実施されています。
フィリピンもその対象国となっており、空港で検査を受けます。
検査方法は、喉の粘膜の採取だそうです。
検査結果が出るまでは1〜2日かかり、自宅等、空港内のスペース、もしくは検疫所が指定した施設等で待機する必要があるとのこと。
また、症状が既にある場合は自宅等での待機はできないそうです。
さらに、自宅へ向かう場合も公共の交通機関は使えないため、レンタカーでも行けなさそうな遠方に帰る人は、検査結果が出るまで空港にいた方が良さそうですね・・。
結果が陰性だった場合も、14日間は自宅やホテルなどからは外出禁止で、公共交通機関も利用できないとしています。
ただし、これはあくまでも「使用しないでください」と言われているだけであって、もし電車などに乗ったとしても、罰則があるわけでもありません。
やはり日本の対策はまだ緩すぎるのではないかと思ってしまいます。