フィリピンから帰国した日本人感染者を新たに確認
3月27日、日本ではまた新たに、フィリピンから帰国した日本人の新型コロナウイルス感染者を確認しました。
感染が確認されたのは大分市の40代の男性だそう。
■大分県で27人目の感染者
彼は3月14日にフィリピンから帰国したそうで、16日から咳や体のだるさなどの症状が出て、18日に医療機関を受診したとのこと。
大分県では国立病院機構大分医療センターで集団院内感染が起きていますが、男性の感染とは無関係だとしています。
また、この男性とともに、アメリカに滞在していた別府市の10代の女性も感染が確認されています。
大分県では水際対策を強化するとともに、2人の濃厚接触者の特定を急ぐということです。
これで大分県の感染者は合計27人になりました。
■岡山の男性もフィリピンで感染?
同じく27日、岡山県でも50代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが明らかになっています。
男性は3月8日〜17日までフィリピンに滞在していたそうで、やはり18日から症状が出始めたそう。
また、フィリピン滞在中には2人の同行者もいたそうで、この2人を含む濃厚接触者を調べているということです。
岡山県の感染者は2人目となっています。
今回感染が確認された人たちはみんな、咳とともに「味や匂いがわからなくなった」という症状を訴えていたようです。
■日本も閉鎖するのか?
フィリピンから帰国した直後に症状が出ていることから、上記の人たちはフィリピンで感染した可能性が高いと見られていますが、実際のところはどこでいつ感染したのか分かりません。
帰国後に接触した人からもらった可能性も十分あるでしょう。
日本でも急激に感染経路不明の患者が増えており、先週末は東京で外出自粛が呼びかけられました。
もしかしたら今後フィリピンのようにロックダウンすることもありえるかもしれません・・。