フィリピン鎖国、日本人はいつ入国できるようになる?
フィリピンは現在、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、首都マニラのルソン島全域を封鎖している他、日本人を含む外国人が入国できない状態にあります。
フィリピンに滞在していた日本人で、一時的に日本に帰国していた人もいると思いますが、今は新規ビザ発給を停止しているため、フィリピンに戻ることができません。
■クオータビザ、リタイアメントビザも効力なし
入国制限の対象外となっているのは、
・フィリピン人の配偶者と子供
・フィリピンに赴任する外国政府および国際機関の職員
のみです。
観光ビザや就労ビザはもちろん、いわゆる”永住ビザ”として日本人にも保有者が多い「クオータビザ」や「リタイアメントビザ」でさえも、鎖国期間中は入国できません。
■”30日間のビザ免除”もなくなった
以前はフィリピン滞在に際し、日本人は30日間ビザなしで滞在できる条件となっていました。
しかし現在は認めないとしており、今後ビザ発給が再開されたとしても、同じ条件が復活するかどうかは不明です。
■いつまで入国禁止なのか?
気になるのは、いつまで入国禁止が続くのかということですよね。
フィリピンで家やオフィスを借りている人もいるでしょう。
しかし、現在のところフィリピン政府の公的なソースには、いつまで新規ビザの発給停止(入国禁止)にするのか、その期限が書かれていません。
新型コロナウイルスは今なお世界中で猛威をふるっており、いつからなら外国人を入れても安全だ、という予想が出来ないのでしょう。
ロックダウンに関しては4月12日までという期間が一応設定されているので、もしかしたらロックダウンの解除とともに入国制限も緩和されるかもしれません。
ただ、状況によってはロックダウンの期間も伸びるかもしれません・・。
■最新情報に注意して慎重に行動を!
すでにフィリピンにいる外国人に関しては、そのビザの有効期間までは滞在できるとしていますが、フィリピン政府は出来るだけ早く外国人に出国してほしいようで、そのためのサポートは積極的に行なっている様子。
先日はセブから留学生の一部がチャーター便で帰国しています。
ただ、日本に帰りたくてもなかなか航空券の予約が取れない人々もまだ多数いるようです。
フィリピンにいる人も日本にいる人も不安な日々が続きますが、最新情報に注意し、慎重に行動していきましょう。