フィリピンは新型コロナウイルスで日本も入国制限するのか?
フィリピンでは国内の感染者が6人になった新型コロナウイルス。
中国をはじめ、香港やマカオ、韓国などさまざまな国に対して入国制限を行なってきたフィリピンですが、日本への措置はどのようになっているのでしょうか。
日本国内では現在477人の感染者が確認されており、6人が死亡しています。
クルーズ船乗客の人数を合わせると、感染者1,188人、死亡者13人となっており、フィリピンよりも圧倒的に状況は悪化しています。
しかし、フィリピン保健省によれば、今のところ日本からの入国や日本への渡航に関して制限することは考えていないそうです。
フランシスコ・デュケ長官は、日本のリスクはイラン、シンガポール、イタリアと並んで「中程度」だと発表。
現時点では制限をかける段階ではないとしています。
ただし、今後の動向によっては制限をかける可能性も十分あるとのこと。
渡航制限をかけるにあたっては、
・国内居住者同士での間での感染拡大状況
・国内感染者の人数
・フィリピンへの観光客数
・検査態勢
の4点を基準に決めることとなっているそうです。
現在、フィリピン政府は、「永住ビザ所有者、フィリピン人の外国人配偶者または子供、外交ビザの保有者以外の外国人」が、「過去14日以内に中国、香港、マカオ、韓国大邱市と慶尚北道清道郡に滞在歴のある場合」は、入国と乗り継ぎ禁止としています。
逆に、「永住ビザ所有者、フィリピン人の外国人配偶者または子供、外交ビザの保有の外国人」が、「過去14日以内に中国、香港、マカオ、韓国大邱市と慶尚北道清道郡に滞在歴のある場合」は、14日間の検疫を条件に入国が認められるということです。
日本や日本人に関してはまったく言及されていない状況となっています。
フィリピン在住の日本人やフィリピンから日本へ一時帰国している人にとっては、今最も気になる事情でしょう。
日本国内で感染者が増えればいつ入国制限がかかるか分かりません。
今後の最新情報に注意したいところです。