セブひとり旅のおすすめの楽しみ方とは?
エメラルドグリーンの海と白く輝く砂浜が広がるフィリピンのセブは、近年リゾート地として日本人に大人気の旅行先です。
友人同士や家族で、そしてハネムーンで、日本から5時間という短時間で行ける南国は、物価も安く気軽に出かけられます。
しかし、ひとり旅で行くとなれば、ちょっと躊躇してしまう人もいるかもしれません。
治安は大丈夫なのか?
言葉は通じるのか?
そもそも一人で楽しめるのか??
などなど、不安に思うこともありますよね。
そこで今回は、ひとり旅でも楽しめるセブのおすすめスポットや遊び方をご紹介したいと思います。
■治安について
まず、ひとり旅をするにあたって最も心配なのは治安面ではないでしょうか。
セブは観光地として栄えていますが、正直世界的に見て治安が良い方ではありません。
一部の発展しているエリアを除いては、貧困層の住むスラム街もありますし、ストリートチルドレンや物乞いもいます。
バッグを前に背負う、ブランド物や大金を所持しない、派手な格好を避ける・・などなど、基本的な事項を守って、常に防犯の意識を持つことが必要です。
夜遅くなってからフラフラと出かけるようなことも避けた方が良いでしょう。
日本人が一人で歩いていると、スリやひったくりに遭いやすくなります。
また、セブでは観光客をターゲットにしたタクシーのぼったくりが多発しています。
タクシーは交通手段の中では最も安全ですが、メーターを使わずに法外な金額を請求してくるドライバーもいるのです。
乗った時にメーターを使うように言えれば一番良いですが、それも自信がないという人は、Grabを使いましょう。
Grabは、あらかじめ目的地の設定や支払いができる、配車サービスアプリです。
ぼったくりや道が説明できないといったトラブルを回避できるので、ぜひインストールしておきましょう。
クレジットカードを登録しておけば、現金で払う必要がなくなるので安心です。
■英語が少し出来ると便利
セブの公用語は、セブアノ語と英語です。
英語が話せればどこへ行っても困ることはまずありません。
ただ、一言も何もわからない・・という英語力ゼロ状態だと、ちょっと厳しいかもしれません。
ハワイやグアムなどと違って、日本語が通じる場所はほとんどないのです。
買い物やレストランなどでは、どうにかやりとりは可能かと思いますが、メニューが読めるくらいのスキルはあった方が便利ですね。
言葉に困らずに旅をしたいなら、中学卒業レベルくらいの英語は復習しておいた方が便利だと思います。
■レストランに一人で入れる?
ひとり旅では、食事も一人でしなければなりません。
レストランに入りたいと思うこともあるでしょう。
一人でレストランに入って、英語もあまり得意ではない、という場合は、メニューを指差すなどして注文すれば、何とかなります。
お店によっては写真付きのメニューになっていることも多いです。
ただ、「読んでも何もわからない・・」というお店もたまにあります。
そういう時は、店員さんに「What do you recommend?」など質問してみましょう。
何だか分からないけどオススメを食べてみる!というのも、ちょっとした冒険になって面白いと思います。
■一人で海に行っても大丈夫?
せっかく海の綺麗なセブにいるのだから、一回くらいは泳ぎたい・・と思いますよね。
だけど、一人で海へ行っても荷物の見張りもいないし、なんだか不安、という方が多いかもしれません。
一人で海水浴に行く場合、タオルや着替えなどの大きな荷物は、基本的に海岸に置いておいてもさして問題はないと思います。
しかし、スマホや現金などの貴重品は、やはり放置しておくことはできません。
コインロッカーに入れるか、無い場合は防水のポーチに入れて首から下げておきましょう。
海の写真を撮りたい場合は、ポーチから出さずにタッチできるものが便利です。
ちょっと煩わしいかもしれませんが、最も安全なのは肌身離さないことです。
そもそも海水浴には、あまり荷物は持ってこないのが一番!
現金も最低限にとどめておきましょう。
また、セブでは「アイランドホッピング」という、離島に出かけてシュノーケリングやダイビングができるアクティビティがありますが、こちらは一人でも参加OKです。
ガイドさんもいますし、他にも参加する人たちがいるはずなので、友達を作ることもできるかもしれません。
■市内観光を満喫しよう!
セブのひとり旅でぜひとも訪れて欲しいのは、セブシティ内の「サン・ペドロ要塞」や「サント・ニーニョ教会」「マゼラン・クロス」などの観光スポットです。
フィリピンがスペインの統治されていた時代の歴史を垣間見ることができ、とても迫力があります。
文化や歴史に興味のある方にとっては、海よりもエキサイティングかもしれません。
こういった文化物や歴史的建造物を見る際は、実は一人の方がマイペースに見れて良いのではないかと思います。
ぜひ時間を使って、市内観光を満喫してください。
■ショッピングモールでほっと一息
セブで一人でものんびりできるのは、ショッピングモールではないかと思います。
「SMモール」や「アヤラモール 」などの大型ショッピングモールは、おなじみのブランドショップの数々はもちろん、レストラン、フードコート、映画館なども揃っているので、一人で過ごしても楽しい場所です。
一人で食事できるレストランもたくさんありますし、コーヒーを飲んでゆっくりすることも出来ます。
お土産選びのできるスーパーもあるので便利ですね。
また、フィリピンで映画を見るのも実はオススメ。
料金が日本の半額以下と激安で、しかも最新のハリウッド映画が上映されているので、映画好きにはかなり嬉しい環境なのです。
日本語字幕はありませんが、エアコンも効いていて快適なので、時間が空いた時には映画を見るのもアリだと思いますよ!
■マッサージで癒されよう♪
フィリピンはマッサージも激安なので、遊び疲れたらスパに行ってみるのもオススメです。
激安のマッサージ屋さんだと、1時間200ペソ(約400円)程度からあります。
安いところって大丈夫なの?と思うかもしれませんが、フィリピンはマッサージのレベルが高く、安くてもなかなか腕の良い人が揃っているんです(もちろん個人差はありますよ!)。
「NUAT THAI(ヌアッタイ)」というお店は、激安マッサージのチェーンで、ショッピングモールの近くにもあるので便利。
また、シャングリ・ラなどの高級ホテルの中にあるスパでは、極上の高級マッサージを受けることができます。
日本で受けたら3万円はするであろうフルコースのスパも、フィリピンなら1万円程度。
せっかくなら最高級サービスを受けて癒されたい!という人は、高級スパを利用してみるのも良い経験になるのではないでしょうか。
■一人でも満喫できる南国リゾート!
いかがでしょうか。
南国リゾートのひとり旅って寂しいかも?と思っていた方も、セブなら安心して旅ができそうだと思いませんか?
また、1泊3,000円も出せば、そこそこ良い格安ホテルに泊まることができます。
もちろん、最高級5つ星ホテルも日本よりは安いので、あえてそういった場所に宿泊するのも良い選択だと思います。
Wi-Fiも通じる場所が多いので、ホテルでのんびりネットをするのも良いですね。
治安面は多少不安はあるものの、リーズナブルな費用で一人でも楽しめるスポットが満載のセブ。
ぜひ次の休暇で遊びに来てみませんか?