フィリピンのセブンイレブンにATMが設置される!
フィリピン在住者にとっては嬉しいニュースが入ってきました。
どうやら今年の6月頃から、フィリピンのセブンイレブンに「セブン銀行」のATMが設置されるようです。
フィリピンにあるセブン銀行の子会社「ピト・AxM・プラットフォーム」と、フィリピン・セブン・イレブン・コーポレーションが業務提携し、国内のセブンイレブンにATMを設置・運営・保守事業を展開していく予定とのこと。
現在フィリピンには2,762店舗のセブンイレブンがあり、他のどのコンビニよりも店舗数が多くなっています。
今後、数年以内にその全ての店舗にATMを設置する方向で進んでいるそうです。
これまでコンビニATMがなかった理由として、フィリピンではそもそも銀行口座を持っている人が国民(15歳以上)の34.5%しかおらず、大きな需要がなかったことが挙げられます。
人口10万人当たりのATMの設置数は東南アジア諸国の中でも最低水準の20機。
タイ94機、シンガポール49機、マレーシア45機、インドネシア40機であることを見ると、かなり少ないのが分かります。
また、フィリピン中央銀行が2013年にATM手数料の増額禁止令を出したことも一因となっています。
しかし、近年はフィリピンの経済が順調に成長していく中で、銀行口座の保有率も上がってきました。
そのため、ATMのニーズも高まってきたのです。
日本ではコンビニに行けば当たり前に使えるATMが、フィリピンではそうはいきません。
銀行まで行くか、ATMコーナーを街中やショッピングモールで探すしかないのです。
セブンイレブンにATMが出来たら、かなり便利になると思います。
今後はコピー機も置いてくれたら嬉しいですね。
まだまだクレジットカードも使えないフィリピンのコンビニですが、少しずつ発展してきている感じがします。