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フィリピンの民族衣装


どこの国にも民族衣装というものはありますが、フィリピンのはどんなものかご存知でしょうか?
 
もともと多民族国家なので、少数民族の衣装も入れるとかなりたくさんありますが、今回は中でも最もスタンダードなフィリピンの正装についてご紹介します。
 
 

■男性の衣装「バロン・タガログ(Barong Tagalog)」

男性の民族衣装「バロン・タガログ」は、バナナの葉やパイナップルの葉を原料に作られています。
 
麻のようにハリがあり、耐久性も抜群です。
 
生地はしっかりしていますが薄手で涼しく、フィリピンの暑い気候にも適しています。
 
また、透けて見えるくらい薄いのは、スペインに統治されていた時代に武器を持っていないことを示すためだったそう。
 
スペインの影響もあってか、他の東南アジア諸国の民族衣装と比べると、ヨーロッパの正装にも近いものがあります。
 
襟はスタンダードなものと、チャイナ風があります。
 
前面に刺繍が施されていて気品のある印象を与えますね。
 
そのまま着ると肌が透けるので、下に半袖のシャツを着てから羽織ります。
 
ボトムには黒いパンツを合わせて着るのが一般的ですが、バロン・タガログはYシャツのようにパンツの中には入れず、外に垂らすのが正しい着方です。
 
ドゥテルテ大統領も記者会見や各国との首脳会談などで着ているので、印象に残っている方もいるかもしれません。
 
2015年に行われたAPEC首脳会談では、日本の安倍首相もバロン・タガログを着ていました。
 
 

■女性の衣装「テルノ(Terno)」

女性の民族衣装も男性のものと同じく、パイナップルなどの繊維でできています。
 
袖がバタフライスリーブのように膨らんでいるのが特徴で、ヨーロッパのドレスのようなデザインです。
 
こちらも胸元に刺繍があり、エレガントで上品な印象を与えます。
 
フィリピンではミスコンが人気ですが、出場するフィリピン代表の女性たちもよくテルノを着ています。
 
また、テルノの定番色はオフホワイトですが、赤や青、ピンクなどのカラーバリエーションもあります。
 
さらに、最近は女性向けのバロン・タガログも人気があるようです。
 
 

■フィリピンの民族衣装を着てみよう!

フィリピンの民族衣装といっても、フィリピンの街中でバロン・タガログやテルノを着ている人はまず見かけません。
 
日本の着物のようなものなので、結婚式などの特別な機会でしか着ることはないのです。
 
ただ、近年はセブなどのリゾート地で結婚式を挙げる際に、日本人もレンタルで着ることができるようになっています。
 
フィリピンの民族衣装で結婚写真を撮る、というのもレアでユニークで良いですよね。
 
もちろん、結婚式じゃなくとも、お土産で購入することも可能。
 
素材の種類よって、価格帯が変わってきます。
 
■Organza(オーガンザ)
シルクとポリエステルの組み合わせでできた、最も低価格な素材。
 
■Jusi(フーシ)
シルクの1種で、オーガンザよりも質が良く、10,000円以内で買いたい人向け。
 
■Pina(ピーニャ)
パイナップルの葉から繊維を取り出す、最高級の素材。
職人による伝統的な刺繍が施され、価格は最高で数千ドルもするという、こだわり派向け。
 
バロン・タガログは特に、非常に薄いのが特徴で、とにかく涼しくて軽いです。
 
日本の蒸し暑い夏にも欲しくなっちゃうかも・・。
 
いろんなデザインがあるので、興味のある方はぜひ試してみてくださいね。