フィリピン不動産投資の失敗例とは?
現在経済成長が目覚ましいフィリピンは、不動産投資のチャンスが非常に大きいことで世界中から注目されています。
都市部には次々と新しいコンドミニアムが建設され、街のインフラも徐々に整い始めていますし、労働人口も十分に抱えているため、今後数十年に渡って繁栄が続くと見込まれているのです。
しかし、投資には当然ながら失敗例もあります。
いくらチャンスの大きいフィリピン不動産でも、正しい知識や判断力がなければ利益を得られないどころか、資産を失ってしまうリスクもあるのです。
今回は、フィリピン不動産投資でありがちな失敗例についてご紹介します。
■物件が値下がりした?!
フィリピン不動産投資の最大の魅力は、「安く買えて高く売れる」ことです。
しかしながら、逆に買った値段よりも価値が下がってしまうという例もあります。
せっかくの高級物件もエリアや条件によっては需要がなくお客がつかないため、値段を下げるしかなくなることもあるのです。
これでは本当に損しかありません・・。
また、価値の下がった物件では、賃貸で収入を得るとしても高い家賃で貸すことは期待できません。
このような失敗を避けるためには、事前に市場価格を調べたり、将来的にも収益が見込めそうな環境があるかどうかをリサーチしなければなりません。
そしてそのためには実際にフィリピンへ足を運び、物件の中を自分の目で確かめたり近所を歩いてみたりする必要もあるでしょう。
決して不動産会社に勧められたからといって、すべてを任せて購入してしまうことは避けるべきです。
■借り手が見つからず利回りゼロ?!
フィリピン不動産では今、転売してキャピタルゲインを得る方法よりも、人に貸してインカムゲインを得る方法のほうが主流になってきています。
最初の投資額は大きくても、緩やかに少しずつペイされていき、ゆくゆくは安定的に資産が形成できるようになるという仕組みです。
しかし、このインカムゲインを目的にした投資であっても失敗例はあります。
借り手が見つからず、利回りがゼロになってしまう例です。
フィリピンの中心部では空室率が低くお客さんがつきやすいとは言われていますが、当然ながら100%つくわけではありません。
やはり物件やエリアによってはあまり需要がないこともあるのです。
賃貸で収益を得たい場合もやはり、事前の調査が重要になります。
どんな層をターゲットにしたコンドミニアムなのか?周囲にはどんな仕事の人たちが住んでいるか?外国人率はどうか?などなど、見るべきポイントはたくさんあります。
もしかしたら部屋の内装がターゲットのニーズと合わないかもしれませんし、周りの賃貸物件と比べて高いか安いかなどの相場もチェックしなければなりません。
フィリピンでは日本のように、物件の管理から集客までやってくれる業者がほとんどなく、購入したらあとはお任せ!ということにはなりません。
この辺がフィリピン不動産のちょっと難しいところで、適切に管理する方法を考えなければならないのです。
■ブローカーが音信不通に?!
フィリピン不動産を紹介してもらうにあたっては、いくつかの方法があります。
中でも絶対にやめておいた方が良いのが、フィリピン人ブローカーを利用することです。
フィリピンの街中やショッピングモールでたまに遭遇する不動産ブローカーがいますが、彼らはコミッションを貰って集客を手伝っている単なるアルバイトのようなもの。
こちらが物件を購入するまでは一生懸命ですが、一度契約を結んでしまうと突然音信不通になり、その後の手続きをどうすれば良いのかわからなくなるのです。
結果、物件の鍵ももらえずに終わってしまうことも・・。
もちろんブローカーが全員こういう悪質な人物ばかりではありませんが、信用するのはかなりリスキー。
また同様に、個人ブローカーでなくデベロッパーの社員であっても、途中で担当者が別の部署へ異動してしまって窓口が分からなくなってしまうことがあります。
では最もリスクの少ないエージェントはというと、やはり日本の仲介会社ということになります。
フィリピン人ブローカーやデベロッパー社員から買うよりは手数料も高いかもしれませんが、その分安心して購入できます。
■物件が完成しない?!
日本ではあり得ないことですが、フィリピンではコンドミニアムの建設工事が終わらず、物件が完成しないというリスクもあります。
これは「プレビルド」という、着工前に契約することで安く買える方法をとる際に起こり得るトラブルです。
デベロッパーの資金がショートしてしまい、工事が進まなくなり、そのままストップするのです。
この場合、すでに払った頭金やローンは返ってきません。
安く買える代わりにそういったリスクがあることを承諾しなければならないのです。
このようなリスクを避けるためには、信頼できるデベロッパーの物件を選ぶ必要があります。
要するに、資金がショートする可能性が極めて少ない大手のデベロッパーです。
無名のデベロッパーの物件は確かに大手よりも安いことが多いですが、完成しないのは最悪ですよね。
安心できるデベロッパー選びもまた、フィリピン不動産投資においては重要な部分です。
■失敗を避けるには・・?
これらのような諸々の失敗例を避けるためには、まずは信頼できるエージェントに相談することが大事です。
エリアの選定や物件の探し方、デベロッパーの選び方、購入後の運用方法など、いざ投資をするとなれば考えなければならないことがたくさんあります。
現地の知識が乏しいまま1人で判断するのはかなり困難でしょう。
BTWINは、フィリピン不動産のデベロッパーの中でも特に大手の物件を中心に紹介している日本の会社です。
フィリピン不動産エリアの中でも特に富裕層が多いメトロマニラのマカティやボニファシオ・グローバルシティなどの都市部のコンドミニアムを中心に取り扱っています。
不動産の購入に関するアドバイスはもちろん、資産運用のコンサルティングやビジネス立ち上げのサポート、現地視察ツアーなども行なっていますので、まずは一度ご相談ください。
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