フィリピンのコピー品は日本に持ち帰れるの?
フィリピンへ行くと、コピー商品の多さに驚きます。
ローカルなマーケットはもちろんのこと、綺麗なショッピングモールでも堂々と売られていて、まったく取り締まられている様子はありません。
ルイヴィトンやコーチなどの高級ブランド、アディダスやナイキなどのスポーツブランド、スニーカーのVANS、ビルケンシュトックのサンダル、レイバンのサングラス、Gショック、iPhoneなどなど何でもあります。
通常なら数万円するものも、フィリピンでコピー品なら数百円で買えちゃうことも。
パッと見は結構上手に作られていて、日本で持っていたら本物に見えるかもしれません。
しかし実際のクオリティは値段なりで、買って数日で壊れることもあります。
もちろん保証書も何もないので、壊れたらどうしようもありません。
そんな、買ってもしょうもないコピー品ですが、ちょっとお土産やネタに日本に持ち帰りたいなぁなんて思う人もいるのではないでしょうか?
機械類はほぼゴミだと思いますが、Tシャツ程度なら普通に着れそうなものもあります。
ですがこういったコピー商品は、空港でひっかかるかもしれないのでちょっと怖いですよね。
また、日本では偽ブランド品を販売するのはもちろんのこと、コピーであることを知った上で購入するのも犯罪になります。
もしも摘発されれば商標権者に対して損害賠償を支払わなければならない上に、10年以下の懲役、1,000万円以下の罰金、もしくはその両方が課せられます。
こんなことを言われると怖くて買えないかもしれませんね(笑)
ただ、実際には個人的に使っていてそれが警察に見つかるなんてことはほぼないでしょう。
では税関は大丈夫なのか?についてですが・・
結論から言うと、明らかにコピーだとわかる新品を大量に持っていない限りは、概ね大丈夫です。
値札を取った上で、荷物の中に詰められる数個であれば普通に私物にしか見えませんし、服や靴なら身につけてしまえばわざわざ確認されることはないでしょう。
逆に20個も30個もブランドバッグや財布を持っていれば販売目的だと疑われる可能性があるので要注意です。
いずれにしても、日本ではコピー品を持っていても別にカッコ良くもないですし(むしろダサい?)、最悪の場合犯罪者になりかねないので、購入はおすすめしません。
フィリピン現地で使う分にはあまり問題ないかと思います。