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フィリピンが武漢とのチャーター便運航停止


世界中で感染が広がっている新型コロナウイルス。
 
発祥地と言われている武漢市を合わせて中国本土では死者は56人に上り、患者数は1,975人、そのうち324人は重症となっています。
 
フィリピンのセブでも感染の疑いが見られる武漢の男児が見つかり、検査の結果新型コロナウイルスではないことが判明したものの、この他にも疑わしい患者が数人隔離されているとのことで、事態はだんだんと深刻化しています。
 
 
そんな中フィリピンでは、中部パナイ島のカリボ空港と中国の武漢市の間に出ているチャーター便を一時運航停止にすることを決定したそうです。
 
カリボ空港は、カティクラン空港と並んでリゾートアイランドとして知られるボラカイ島への最寄り空港の1つ。
 
中国人を含む大勢の観光客が常に行き来する場所です。
 
 
武漢とのチャーター便は、フィリピンの民間航空会社パンパシフィック航空からとローヤルエアー航空の2社からそれぞれ週に3便ほど出ていました。
 
今回新型コロナウイルス感染の更なる拡大を防ぐため、すべての運行を停止するよう航空当局が命じたということです。
 
 
この決定が下される前に武漢からフィリピンへ渡ってきていた中国人に関しては特別に帰国用のチャーター機を3便運航することになっており、27日までに予定通り帰国させられます。
 
すでに25日までには178人を送還しており、合計で634人を送還させる予定です。
 
30日までボラカイ島で過ごす予定だった中国人観光客もいたようですが、彼らに関しても例外なく送還させる方針とのこと。
 
ただし強制的な送還ではなく、あくまでも予定通りの日程で行うものだとしています。
 
 
この他フィリピンでは、各空港における入国者の検査を厳重に行い、水際対策に追われています。
 
サーモグラフィーや簡易体温検知器での体温チェックなども行われていますが、発熱の症状がない例やすでに投薬して熱が下がっている人も混ざっているかもしれないため、100%感染者を入れないようにするというのは難しそうです。
 
中国では旧正月(春節)を祝うための大型連休も始まっており、人々の動きも普段より激しくなっている時期であるため、警戒態勢は今後もしばらく続きそうです。
 
東南アジア圏内では、すでにタイで4人、シンガポールで3人、ベトナムで1人の新型コロナウイルスの感染が見つかっています。
 
 
今のところフィリピン国内では感染が確認された人はいません。
 
今回の武漢とのチャーター便運航停止は、フィリピン人の安全を最優先するものとして、国内からは好意的に受け止められているということです。
 
ただ、武漢から来たわけではない人からも感染は広がっているので、出来るだけ人の多い場所は避け、マスクを着用するなどの防衛対策が必要かと思います。