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フィリピン、インフラ整備の進み具合は?


フィリピンでは現在、ドゥテルテ大統領が掲げるインフラ整備プロジェクト「ビルド、ビルド、ビルド」が進められています。
 
地下鉄、高速道路、橋梁、空港ターミナルといった大規模な工事が各地で行われており、2022年までに完成を目指したい考えです。
 
日本の企業も多数参画しており、各分野で工事や研修を受注しています。
 
 

■熟練作業員の深刻な不足

しかし、その進捗状況はあまり良いとは言えないようです。
 
先日マニラ首都圏で行われたフォーラムでフィリピン商工会議所は、建設現場における熟練作業員が不足しており、進捗に影響が出ていると主張しました。
 
特に建設機械の操作ができる資格者が不足していて、工事がなかなか進められない状況だと言います。
 
マニラ首都圏だけでなく地方でもこの問題が深刻化しているとのこと。
 
「ビルド・ビルド・ビルド」では重要とされているプロジェクトが全部で75ありますが、過去3年間で建設が完了しているのはたった2つ。
 
建設途中のものも9つしかなく、残りのプロジェクトはすべて手付かずの状態となっています。
 
 

■労働人口は増えているが・・

統計上は労働人口が年間200万人ほど増えているフィリピン。
 
人員数としては十分すぎるほどですが、問題は彼らが教育される機会がないということです。
 
彼らは現場に入ろうにも、トレーニングを受けていないため何も出来ません。
 
フィリピン商工会議所では、外国から建設資材だけでなく作業員も呼び込む必要があると指摘しています。
 
現在すでに労働雇用技術教育技能教育庁と協力して、作業員が現場で即戦力となれるようトレーニングプログラムを実施しているとのこと。
 
 

■国内にフィリピン人がいない?

人材の教育不足に加え、フィリピンではOFW(海外出稼ぎ労働者)による人材の流出も問題となっています。
 
フィリピン国内で働くよりも高い報酬を求めて外国へ出ていくフィリピン人たち。
 
彼らの中には優秀な人々も多数含まれており、もしフィリピン国内に残っていれば国の発展に大きく貢献できるだろうと言われています。
 
ただ、背に腹はかえられません。
 
彼らは貧しい家族のためにより給料の高い仕事に就こうと必死なのです。
 
労働雇用省は「ビルド・ビルド・ビルド」のためにOFWとして出稼ぎに行く作業員を10%ほど減らすと発表していましたが、依然としてフィリピン国内にとどまろうとする人は多くないようです。
 
フィリピン国内で、出稼ぎと同じくらいの収入を得るのは到底無理なので当然でしょう。
 
確かに外貨流入という恩恵はありOFWがフィリピン経済を支えていることも間違いありませんが、最も大事な資産である「人」がこの国からは流出してしまっています。
 
在フィリピン中国商工会議所連盟のヘンリー・リム会長は、フィリピン国内に労働人口をとどまらせるためには、賃金を上げる以外に方法がないだろうと話しています。
 
 

■残り2年半の任期

ドゥテルテ大統領の任期終了まであと2年半ほどとなりました。
 
まだまだ着手すら出来ていないプロジェクトが多数あり、このままのペースでは確実に2022年までには終わらないでしょう。
 
フィリピン国内ではすでに次期大統領選についても話題となっており、ドゥテルテ大統領の娘のサラ・ドゥテルテ氏が今のところ最有力候補となっているようです。
 
彼女が実際に大統領の座につけば、父親のプロジェクトをそのまま引き継ぐかもしれません。
 
あるいは別の人物になって、新たな策を考えるかもしれません。
 
いずれにしても、工事を進めるためには熟練した作業員が必要ですし、インフラ整備の遅れは国の経済的損失に大きく影響してしまいます。
 
今後どのように対応していくのかに注目されます。
 

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