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2022年フィリピン次期大統領候補は誰?


フィリピンではドゥテルテ大統領が就任してから3年半が経ちました。
 
過激発言が多く飛び出し「フィリピンのトランプ」とも称される彼は、麻薬戦争や大規模なインフラ整備など、強硬的な政策で大きくフィリピンを動かしてきています。
 
賛否両論あるもののその支持率は今も77%という高い数字をキープしており、国民も概ねドゥテルテ政権に満足している模様。
 
そんな中、フィリピンではすでに2020年の次期大統領選で誰に投票するか、国民の間やメディアで話題となっているようです。
 
 

■最有力候補は・・・?!

今回フィリピンの調査会社パブリカス・アジアは、ビサヤおよびミンダナオ地域の人々2,000人の有権者を対象に、次期大統領選の事前世論調査を行いました。
 
その結果、人気の高かった人物と割合は以下となっています。
 
■1位:サラ・ドゥテルテ 35.1%
■2位:グレース・ポー 11.0%
■3位:イスコ・モレノ 7.8%
■4位:マニー・パッキャオ 5.5%
 
他の候補者に圧倒的な差をつけて1位にランクインしているのは、現ダバオ市長でありドゥテルテ大統領の娘のサラ・ドゥテルテ氏。
 
特にダバオ市のあるミンダナオ地域ではなんと54.1%という割合で1位を勝ち取っています。
 
父親譲りの強気な性格で、過去には裁判所の執行員を殴ったこともあるサラ氏。
 
正義感の強さと物怖じしない態度が人々に支持されているのか、カリスマ的な人気となっています。
 
2位のグレース・ポー氏は、有名俳優フェルナンド・ポー氏の養女として知られる上院議員。
 
3位のイスコ・モレノ氏は、元スラム街出身の現マニラ市長。
 
そして4位のマニー・パッキャオ氏はプロボクサーであり政治家でありフィリピンプロバスケットボールリーグの選手兼ヘッドコーチという多数の肩書きを持つ人物です。
 
彼もまたフィリピンでは知らない人はいない超人気者ですが、逆にこれだけ多岐に渡る活動を行なっていると政治家としての仕事に集中できないのでは?という声も上がっているようです。
 
 

■副大統領候補には・・

大統領と並んで重要なポストとなる副大統領。
 
同じ世論調査の中で、次期副大統領候補についても結果が出ています。
 
■1位:ロドリゴ・ドゥテルテ 11.6%
■2位:サラ・ドゥテルテ 11.5%
■3位:イスコ・モレノ 9.9%
■4位:グレース・ポー 9.1%
 
顔ぶれとしては大統領候補とほぼ同じですね。
 
副大統領候補として首位になっているのは現大統領のロドリゴ・ドゥテルテ氏です。
 
フィリピンでは大統領の再選は禁じられていますが、少しでも大統領に近い場所に残って欲しいという人々の願いがあるような気がします。
 
もしも自分の娘が大統領となれば、副大統領としても政権に介入しやすいでしょう。
 
もしかしたらサラ氏もそれを望んでいるかもしれません。
 
一部からはドゥテルテ一族で政権をすべて牛耳るのは独裁の始まりではないか、という批判もあるようですが、事実として彼ら一族は国民からの信頼を得ており、親子でこの国を統制していくというのも十分にありえると思います。
 
ただ、現在74歳のドゥテルテ大統領は体の不調も心配されており、仮に副大統領になったとしても、2028年までその職務を全うできるのか疑問視する人も多いようです。
 
2019年に彼は、筋肉がすぐに疲れて手足に力が入らなくなるという難病「重症筋無力症」にかかっていることを明かしています。
 
さらに2018年には胃食道逆流症と診断されているほか、2017年には脊髄損傷の鎮痛剤も飲んでいることを発表しています。
 
 

■ドゥテルテ大統領の再選もありえる?!

そんな中、一部ではドゥテルテ大統領が憲法を改正して再び大統領に選ばれる、というシナリオも浮上している模様。
 
現在ドゥテルテ大統領は国を連邦制へ移行するため憲法改正を目指していますが、その草案では大統領の任期について「1期4年で2期まで」と改められているようです。
 
現職の大統領が再選することは新憲法下でも認められてはいませんが、審議の対象にはなっているため、可能性はゼロではないということ。
 
残り1年半の任期でどこまで彼の計画が進むか分かりませんが、もしも再選できるとなればまた新たに長期的な政策を行いたいと考えているのかもしれません。
 
ただ、ドゥテルテ大統領は現在の職務に固執するつもりはない、と度々コメントしているため、その真意は定かではありません。