2020年、ますます盛り上がるフィリピン不動産投資
フィリピン不動産投資はここ数年で急激な盛り上がりを見せてきています。
2020年を迎えた現在も、首都マニラをはじめとする各地に高層コンドミニアムが次々と建設されてきており、今年はますます投資が増えることが予想されるでしょう。
■圧倒的なスピードで成長する経済
フィリピンに将来的なポテンシャルがあると言われている要因はさまざまですが、やはりその経済成長スピードは最たるものです。
フィリピンに住んでいても、毎日めまぐるしく街中が発展していく様子を肌で感じられるほど。
GDP成長率も、2016年6.9%、2017年6.7%、2018年6.2%と、多少の上下はあるものの高い水準をキープし続けています。
また、失業率2017年は5.7%だったのが2018年には5.3%下がっており、国民の生活も少しつずつ安定したものと変化しているようです。
それに伴い、人々の消費も増しています。
手元にお金があるとすべて使い果たすというスタイルのフィリピン人。
「計画性がない」とも言えますが、社会全体で見れば日本と比べて経済を回すのに十分なパワーがあります。
事実フィリピンでは、家電や自動車といったいわゆる「耐久消費財」の普及が加速すると言われる、一人あたりGDP3,000米ドルの壁を2016年に超えており、国民は確実に豊かになってきているのです。
■グローバル化する社会と英語力
フィリピン経済が大きく成長している理由の1つに、フィリピン人の高い英語力があります。
もともとアメリカに統治されていた時代があることから、公用語として英語が浸透しているフィリピン。
当然、アメリカなど欧米をはじめとする国々の企業の参入も進みます。
実際、フィリピンではその英語力を最大限に活かせるコールセンター産業が非常にさかんです。
また、セブを主とする留学ビジネスも大変盛り上がっており、毎年多くの留学生がフィリピンで英語を学ぶようになりました。
そしてそれに加え、フィリピンへ移住する外国人も増えてきました。
将来性が高く、温暖な気候で過ごしやすく、あらゆる人種をグローバルに受け入れるフィリピンは、世界からセカンドライフを過ごしたい国として注目されているのです。
日本人も例外ではなく、2018年の時点での在留邦人は16,000人以上となっています。
■人口増加と安定した労働力
フィリピン経済はその安定性も高く評価されていますが、その背景には、人口の増加もあります。
現在すでに1億人を突破し、その平均年齢はなんと24歳という若さ。
今後長きにわたって安定的な労働力を提供できる人口を十分に抱えているのです。
しかも、人口の増加は2035年まで続くと予想されており、経済の成長はもはや約束されているようなもの。
ちなみに日本の人口は逆に減少しており、平均年齢も2019年時点で48歳という、思わず未来を憂いてしまうような数字が出ています。
この比較だけ見ても、フィリピンという国にどれだけ明るい展望があるかは想像に難くないでしょう。
■安定しているフィリピンペソ
海外の不動産に投資する最に不安要因となるのが、為替リスク。
しかし、この点においてもフィリピンは優秀で、リーマンショック後の金融危機でもわずか6.2%ほどの下落にとどまりました。
さらに、他のアジア圏の通貨が米ドルの変動に影響を受けやすいのに対しフィリピンペソは、経済が貿易に依存していないことから、平均変動率0.9%とかなり安定しています。
つまり、フィリピン不動産を所有していて、突然その価値がガクンと下がる、という事態は起きにくいということになります。
■インフラ整備計画「ビルド・ビルド・ビルド」
そんな経済が順調なフィリピンで、ドゥテルテ大統領が最も力を入れているプロジェクトの1つ、それがインフラ整備計画「ビルド・ビルド・ビルド」です。
要するに、必要なものをどんどん建設しまくれ!ということです。
これまでフィリピンは、その人口増加や海外企業の参入に見合うだけのインフラを持っておらず、大きな問題点として指摘されていました。
人が増えているのに道路や鉄道が足りず、マニラ市内やセブ市内の大規模な渋滞により、1日50億円もの経済的損失が出ていると言われているのです。
そんな状況を受けて、フィリピン政府は鉄道、橋梁、道路の整備に力を注いでいます。
日本の企業も多数関わっており、地下鉄などが急ピッチで建設されている最中です。
インフラが整備されることで生まれる新しい経済効果は、おそらく絶大なものとなるでしょう。
失われていた1日50億円が取り戻せるとなれば、その経済成長スピードは凄まじい勢いとなるはずです。
インフラ整備完了までにはもう少し時間はかかりそうですが、確実にフィリピン経済を大きく動かす鍵となる部分なので、期待したいところです。
■フィリピン不動産の将来性
上記のような理由から、フィリピンの不動産は世界的に見てどんどん価値のあるものへ変化しています。
同じアジアであっても、タイやカンボジアなどとはまた違った将来性を持つのが、フィリピン不動産なのです。
価格も、メトロマニラに関しては少しずつ上昇しているとは言え、まだまだ東京の中心部と比べれば3分の1〜4分の1といったところ。
にも関わらず、人口や外国企業の参入が進んでいるため、住宅需要は高まっており、高い利回りと低い空室率を維持しています。
またもちろん、自分自身が将来セカンドライフを過ごす場所として確保するのも良いでしょう。
■投資におすすめのエリア
フィリピン不動産投資におすすめのエリアは、やはりメトロマニラのマカティやBGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)などの経済中心地です。
外国企業のオフィスも多く、駐在員も大勢住んでいるため、コンドミニアムの空室は簡単に埋まっていくような状態です。
不動産価格の相場は最も高いですが、それだけ利回りや稼働率も期待できるということ。
また、最近ではオルティガスやアラバン、クラークなどの開発中のエリアも注目されています。
建物の数で言えばマカティやBGCにはまだまだ到底敵いませんが、今後発展するのは間違いありません。
穴場の不動産エリアとして視察する価値があります。
さらに、目的によってはダバオなどの郊外都市もまた違った魅力があります。
ダバオは日本で言えば福岡市のようなベッドタウンといったところ。
しかし、だからこそ不動産価格や物価、人件費も安く、大きな資金がなくとも投資ができるという利点もあります。
特にダバオは治安の良さで有名なので、日本人からもリタイア後の移住先として選ばれています。
フィリピン不動産購入を検討するなら、これらのようなまだ発展途上なエリアにも大きなチャンスが隠れていることがあるので、全体を見て、自分の目的に合った場所や物件を選ぶべきです。
■2020年はフィリピン不動産を見に行こう!
今年もますます投資が増えそうなフィリピン不動産。
すでに安価な優良物件はなくなっている、という人もいますが、そんなことはありません!
フィリピンはまだまだ開発中のエリアが多数あり、私たちも想像できないようなポテンシャルを持っていると思います。
メトロマニラだけに注目せず、全体をバランスよく観察して、ブルーオーシャンを探しましょう。
ただ、日本にいてネットの情報を見ているだけでは必要な資料は集まらないもの。
やはりフィリピン現地で実際に足を運んで、日々変わりゆくフィリピンの熱気を肌で感じてみてください。
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