フィリピン、マカティの地下鉄がスカイトレインと接続
飛躍的な経済成長に伴い、ドゥテルテ大統領が掲げる「ビルド・ビルド・ビルド」計画のもと、フィリピンではインフラ整備が着々と進んでいます。
今回、メトロマニラのマカティに新しく建設される予定の地下鉄が、モノレール「スカイトレイン」と接続される見通しとなりました。
■スカイトレイン(Skytrain)とは?
「スカイトレイン」は、フィリピンのアライアンス・グローバル・グループ(AGI)の傘下であるインフラコープ・デベロップメントが建設を計画しているモノレールです。
高架鉄道MRT3号線のグアダルーペ駅(マカティ市)→アップタウン・ボニファシオ(BGC)までの2kmを5分で結び、利用役は1日6万〜10万人を見込んでいます。
パシッグ川のフェリー乗り場とも繋がる予定です。
総事業費は35億ペソ(約73億5,000万円)。
開業は2021年を目指しています。
■ますます便利になるマニラ
地下鉄を建設するのは、インフラデブ・ホールディングス傘下のマカティ・シティー・サブウェイ。
13日にはアライアンス・グローバル・グループと合併会社を設立しました。
さらに、地下鉄建設には中国の中建一局集団建設発展(CCFG)も関わることで合意しています。
現在、マニラではインフラ不整備による交通渋滞が深刻な問題と言われていますが、今後数年の間に地下鉄とモノレールが整備されれば、大幅に解消されることでしょう。
ますます便利に発展していくマニラの未来が楽しみですね。