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フィリピン、ダバオ州の穴場スポット「サマール島」の魅力とは?


フィリピンの観光地といえばまずセブやボラカイ島を思い浮かべる人が多いかと思います。
 
しかし、多数の島から成るフィリピンには、日本人にはまだあまり知られていない隠れスポットがたくさんあるんです。
 
ダバオ州にある「サマール島」もその1つ。
 
今回は、知る人ぞ知るサマール島の魅力についてご紹介します。
 
 

■サマール島の場所&アクセス

サマール島は、ミンダナオ島の最大都市ダバオのすぐ近くにある島です。
 
実はフィリピンにはサマール島という島は2つありますが、ダバオ州のサマール島は「Island Garden of Samal」と呼ばれています。
 
日本からサマール島へ行くには、まずダバオまで行かないと行けません。
 
ダバオまで日本からの直行便はないので、マニラ、セブ、クラーク、あるいは台湾などで乗り換えます。
 
ダバオからサマール島まではフェリーで10分ほどです。
 
なお、サマール島に着いてからは、トライシクル(3輪タクシー)もしくはバイクタクシーで移動するのが一般的です。
 
 

■抜群の透明度「パラダイスビーチ」

サマール島に来たら絶対に外せないのは、パラダイスビーチです。
 
フィリピンのビーチリゾートといえばセブやボラカイ島が有名ですが、ここはまだあまり知られていないちょっとした穴場。
 
しかし水の透明度は抜群で、天気が良いとまさに「パラダイス(楽園)」とも呼べる美しいエメラルドグリーンの海を臨むことができます。
 
また、浅瀬が続いてるため泳ぐのが苦手な人や子供でも安心して遊べるんです。
 
もちろん、シュノーケリングやバナナボートなど定番のアクティビティも楽しめます。
 
近くには海の家もあり、そこそこ立派なレストランになっているので、食事する場所に困ることもありません。
 
お酒も飲めますし、綺麗なトイレもあります。
 
ダバオから日帰りで訪れる人が多いビーチですが、リゾートホテルもあり、宿泊してのんびり過ごすことも可能です。
 
 

■子供も遊べる美しい滝「ハギミット・フォールズ」

サマール島の中心に位置するハギミット・フォールズは、鬱蒼と茂ったジャングルの中にある、エメラルドグリーンの美しい滝です。
 
日本の滝のように大迫力のスケール!・・というよりは、段々になった岩にいくつも小さな滝が出来ているスタイルで、滝壺が浅いため子供でも安心して水遊びが楽しめます。
 
滝の周辺にはサリサリストア(フィリピンの簡易的なコンビニ)やトイレ、シャワーもあるので安心。
 
ただ、飲食店はないので食べ物は持参したほうが良いでしょう。
 
アクセスは、フェリーの着く埠頭から車で30分ほど。
 
トライシクルかバイクタクシーなら40〜50分です。
 
大自然を思いっきり満喫したい、マイナスイオンを浴びたい、という方はぜひ訪れてみてください。
 
 

■180万羽のコウモリの巣「モンフォート・バット・サンクチュアリー」

モンフォート・バット・サンクチュアリーは、180万もの「フルーツバット」が住んでいるという洞窟です。
 
世界で最も大きいコウモリの巣とも言われており、ギネス世界記録にもなっています。
 
洞窟の中まで入ることはできませんが、近くまで行ってコウモリたちの様子を覗き込むことが可能です。
 
洞窟は、外から見える4つの部屋から構成されており、中ですべて繋がっています。
 
また、それぞれの部屋は、繁殖用の部屋、子育て用の部屋、オスだけの部屋、年配のコウモリの部屋に分れているのだそう。
 
よく見るととても可愛らしい顔をしており、名前の通り主食はフルーツなので、人を襲ったり血を吸うようなこともありません。
 
ただ、あまりにも数が多く、みんな絶え間なく鳴き声を響かせているので、若干気持ち悪いと感じてしまうかも・・・。
 
サマール島のフェリーの埠頭から6kmほどの場所にあり、バイクタクシーで簡単にアクセスできます。
 
 

■サマール島のおすすめホテル

サマール島にはいくつかのホテルがありますが、中でもイチオシなのが「パール・ファーム・ビーチ・リゾート」です。
 
サマール島の中では最も高級でお値段もそこそこしますが、ラグジュアリーな水上コテージに泊まって過ごす非日常的な時間は、本当に贅沢です。
 
ビーチの近くにあるため、すぐに泳ぎに行くこともできます。
 
部屋はランク別に5タイプあり、3万円前後する水上コテージがおすすめですが、もっと思い切って最上級の贅沢をしてみたい方は、10万円のヴィラに泊まってみるのも良いかも・・。
 
ほとんどの人は海で泳ぐかと思いますが、プールもありますし、バスケットコートやテニスコート、ビリヤード場など、娯楽も充実しています。
 
設備もおもてなしも5つ星で、最高級リゾートを満喫できるホテルとなっています。
 
 

■日本人が少ない

サマール島は、まだ日本人には観光地としてあまり知られておらず、どこへ行ってもほとんど見かけません。
 
欧米人の観光客が多めで、中国人や韓国人も少ない印象です。
 
セブやマニラは日本人だらけなのがちょっと・・・という方は、ぜひサマール島へ遊びに行ってみてください。
 
 

■治安が良好

フィリピンで最も安全と言われるダバオに属するサマール島は、治安も良好です。
 
ミンダナオ島ではイスラム武装勢力によるテロもあり不安を感じている人も多いかもしれませんが、サマール島で危険な目に遭ったという話は聞いたことがありません。
 
それどころか、ダバオエリアでは財布やスマホを紛失しても返ってくるくらい、市民も善良です。
 
安心して滞在をのんんびり楽しめるので、女性一人で旅行に来ている人も少なくありません。
 
もちろん、子供のいる家族でも安心です。
 
 

■大自然でのアドベンチャーを体験しよう!

いかがでしょうか?
 
ダバオから簡単にアクセスでき、大自然と美しいビーチ、貴重な生き物たち、そして贅沢な非日常感を満喫できるサマール島。
 
セブではなく別のフィリピンリゾートを体験したい!日本人の少ないところでのんびりしたい!という方は、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね。