セブ留学で失敗しやすい人の特徴とは?
フィリピンのセブ留学は、日本から近くアクセスしやすい上、南国リゾートも楽しめるとあって、近年は欧米留学を凌ぐ勢いで人気があります。
費用も安く短期間でも行けるため、学生から社会人まで幅広い層の日本人が留学しており、その数は毎年3万人ほどとも言われています。
しかし残念ながら、留学には「失敗した」と感じている人もたくさんいます。
これはセブ留学に限ったことではありませんが、留学で効果が出る人と出ない人には、さまざまな点において差があるのです。
では、どのような人が成功して、どのような人が失敗しているのでしょうか?
今回は、特にセブ留学に失敗しやすい人の特徴やパターンを見てみたいと思います。
これから留学しようと考えているあなたは、ぜひ参考にしてみてください。
■失敗しやすい人の特徴1:日本で事前に学習しない
まず最も代表的な失敗例がこれです。
留学初心者ほど「英語圏に行けば勝手に喋れるようになるはず」と信じているようですが、残念ながらそんな甘い世界ではありません・・・。
最低でも中学卒業レベル、できれば高校卒業レベルくらいまでは英語を復習しておかないと、いきなりセブに来ても何が何だか分かりません。
もちろんセブ留学でも超基礎から学ぶことはできますが、それは日本でも可能なこと。
日本で独学で出来ることを、わざわざお金を払ってセブにまで来てやるのはもったいないと思いませんか?
基礎は身につけた状態で、それを練習・実践する場として、留学は利用すべきなのです。
フィリピンの語学学校の教材には、日本語解説はありません。
講師も日本語は喋らず、説明であってもすべて英語で話します。
それらをスムーズに理解し、より効果的に英語力を上げるには、基礎力は日本でつけて行きましょう。
■失敗しやすい人の特徴2:遊びすぎる
セブ留学では、大きく分けて「遊び半分に留学してみたい人」と「真面目に勉強して結果を出したい人」がいます。
前者の場合はあまり英語力に関しては効果を期待しておらず、友達がたくさん出来るとか、海で泳いで楽しい思い出を作るとか、そういったことに喜びを感じることでしょう。
しかし後者の場合は、誘惑に負けないように気をつけないといけません。
セブには、海、クラブ、バーなどの遊びの誘惑がたくさんあります。
現地で出来た仲間に誘われて、夜出かけることもあるかもしれません。
しかしこういった行動を繰り返していると、当然ながら勉強する時間は減ります。
そして遊び疲れて帰って来れば、朝起きるのも大変で、授業中眠くて集中できず、結局英語が全然頭に入ってこない・・なんて事態になってしまうのです。
■失敗しやすい人の特徴3:コミュニケーション不足
留学では、予習・復習をしっかり行うことが、英語力をアップさせる鍵になります。
その日に習ったことはその日のうちに見直すのがマストです。
しかし、机に向かって勉強するだけでは、スピーキング力やリスニング力の向上には繋がりません。
日本人は特に、ノートに何かを書いているだけで勉強した気になる人も多いのですが、本当に使える英語を習得したければ、講師や他の留学生と積極的に英語で話す時間を設けましょう。
スパルタ系の学校では母国語禁止のところもあるので、つい日本語が出そうになるという人は、校則の厳しい学校を選ぶのも1つの方法です。
もちろん、時には仲間とともに外食し、交流を深めながら英語を練習するのも楽しいでしょう。
留学生活では、引っ込み思案でいるとはっきり言って損です!
自分からどんどん人に話しかけて、英語を使うように努力してみましょう。
■失敗しやすい人の特徴4:間違いを恐れる
留学生は、みんな英語勉強中の身なので、誰もが文法や単語を間違えるものです。
にも関わらず、間違えるのが恥ずかしい、人前で話すのが怖い、などの理由で、なかなか発言できない人もたくさんいます。
日本人は特に、正確さにこだわるあまり、文法のことばかり頭で考えすぎて、結局会話に入れず終わってしまうことも珍しくありません。
しかし、それでは何も上達しません。
思ったことは、間違えても良いのでどんどん発言してみることです。
逆に、間違えるほど直してもらえるので、その分成長できます。
■失敗しやすい人の特徴5:日本人とばかりつるむ
セブ留学は日本人に圧倒的に人気のため、どこの学校にもほぼ100%日本人留学生がいます。
右も左もわからない外国で、自分と同じ日本人を見つけると、つい安心して一緒にいたくなってしまうもの。
しかし、日本人ばかりとつるんでいると、やはり日本語で話す機会が多くなってしまい、せっかくフィリピンにいるのに英語を話していない、ということになってしまいます。
実はこれが原因で、全然英語力が伸びなかったという人はごまんといるのです。
日本人と一緒にいるなとは言いませんが、できれば日本語の通じない他の留学生か、あるいは日本人の友達とも英語でしゃべるよう取り決めをするなど、何かしらのルールを決めた方が良いと思います。
■失敗しやすい人の特徴6:健康管理を怠る
留学生活は、はっきり言ってとてもハードスケジュールになります。
朝から夕方まで授業、その後は予習・復習、テスト、食事、週末はアクティビティ・・・と、なかなか休む暇がありません。
そのため、慣れない環境もあって体調を崩す人も少なくないのです。
セブは、外は暑く屋内は寒いので、寒暖差で風邪をひく人も多いです。
しかし、留学中に病気になってしまっては、勉強どころではなくなってしまいます。
せっかく払った授業料が、無駄になってしまうことも。
疲れたら休む、仮眠をとる、しっかり栄養のあるものを食べるなど、基本的な健康管理は怠らないようにしましょう。
英語力を上げるにも、楽しい思い出を作るにも、元気な体がなければ何も出来ないのです。
■目的意識を持って留学しよう!
いかがですか?
セブ留学で失敗しやすい人のパターンについてご紹介しました。
フィリピンは費用が安いとは言っても、留学なんてそうそう何度も行けるものじゃありません。
ぜひ有意義な体験ができるよう、しっかり目的意識を持って臨んでみてほしいと思います。