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フィリピンで食中毒になったらどうすればいい?


衛生レベルがまだまだ発展途上なフィリピンでは、どんなに気をつけていても腹痛・下痢に襲われることがあります。
 
原因はほとんどが食中毒です。
 
フィリピンで食中毒になる経路には、以下のようなものがあります。
 

■食中毒になる原因1:水道水

フィリピンでは水道水は飲めない、というのはご存知かもしれませんが、実は知らないうちに口に入っていることがあるのです。
 
飲み水として飲むことはないとしても、
 
・レストランに入った際に出てきたサラダが水道水で洗われていた
・包丁などの調理器具が水道水で洗われていた
・歯磨きやうがいの際に水道水を使った
 
などなどが原因となりえます。
 
たとえ1滴でもその中に菌があれば体内に入ってしまいます。
 
水道水を使って良いのは、シャワーと手洗いくらいでしょう。
 
フィリピンでは基本的に何でもミネラルウォーターを使うようにしてください。
 
 

■食中毒になる原因2:カットされた野菜やフルーツ

南国フィリピンには、マンゴーやパパイヤ、ドリアンなどなどのトロピカルフルーツがたくさんあります。
 
日本ではなかなか食べる機会がないので、フルーツ好きな方は胸踊ることでしょう。
 
しかし、購入する際にはカットされたものは買わないように気をつけないといけません。
 
カットした際の包丁が衛生的でない場合が多いだけでなく、フィリピンは気温が高いため断面から傷み始めていることもあります。
 
フルーツを買う際は切れていないものをまるごと買い、自分で家でカットした方が安全です。
 
もちろん包丁はミネラルウォーターで洗ってくださいね。
 
野菜も同様です。
 
 

■食中毒になる原因3:屋台フード

東南アジアは屋台フードが安くて美味しい!というイメージがあるかもしれません。
 
確かに台湾やタイの屋台は安価でクオリティも高いですよね。
 
しかし、フィリピンではちょっと事情が違います。
 
まずそもそもそんなにクオリティの高いメニューはありません。
 
そして衛生管理がずさんです。
 
たとえ火が通ったものであっても、長時間放置されてハエがたかっていることもあります。
 
もしもどうしても食べてみたい場合は、目の前で火を通してくれるものにしましょう。
 
お腹の弱い人は屋台フードは食べない方が良いです。
 
 

■食中毒になる原因4:魚介類

海に囲まれているフィリピンは、シーフードが美味しいことで有名です。
 
ホタテのバター焼きや地魚をフライしたものはとってもポピュラーなフィリピン料理の1つ。
 
確かに味は美味しいのですが、特に貝類などは気をつけないと悲惨な食中毒の原因になります。
 
また、生魚を出すレストランもたくさんありますが、運が悪いとあたります。
 
どんなに高級店と言われるレストランでも、刺身や寿司などはある程度のリスクを伴うので怖い方は食べない方が無難です。
 
 

■食中毒になる原因5:ビールなどの缶の飲み口

日本ではあまり考えられないのですが、フィリピンでは缶や瓶の飲み口が汚れているので、そこに直接口をつけることで食中毒になることがあります。
 
おそらく保管されている場所がホコリだらけだったり、環境が良くないのでしょう。
 
なので、クラブでもバーでも缶や瓶から飲み物を飲むときは、飲み口をアルコールティッシュなどで拭きましょう。
 
これはフィリピン人も全員やっていることで、口をつけないようにグラスへ移す人も多いです。
 
 

■食中毒になる原因6:氷

飲み物や水が大丈夫でも、中に入っている氷が水道水から作られている場合、当然ながら食中毒のリスクがあります。
 
大きなレストランなどでは概ねミネラルウォーターを使っているのでそこまで神経質になる必要はありませんが、ローカルな食堂やジューススタンドなどでは要注意です。
 
怖い人は氷なしにしてもらうと良いでしょう。
 
 

■食中毒の対処1:信頼できる人に相談する

もしもお腹が痛い、下痢になった、という場合は食中毒の疑いがあるので、すぐに対処しましょう。
 
まずは近くにいる信頼できる人に知らせます。
 
留学中の場合は学校のスタッフに相談し、どうすれば良いか聞きましょう。
 
海外に滞在している時はなんでも1人で解決しようとせず、人に助けを求める勇気が必要です。
 
 

■食中毒の対処2:薬を飲む

一般的には下痢止めを飲む人が多いかもしれませんが、下痢止めは一時的に止めるだけで根本原因に対処できるわけではありません。
 
そもそも下痢は体に入ってしまった毒素を外に出すための反応なので、変に止めると逆に長引いてしまうこともあります。
 
そのため、早く腸内を正常化し自然治癒力を高められるよう整腸剤を飲むのが有効です。
 
整腸剤には「ビオフェルミン」や「エビオス錠」などがあります。
 
フィリピンでは下痢以外の時にも使える心強い味方になると思いますので、ぜひ日本から持っていきましょう。
 
なお、フィリピンにも「ブスコパン」という整腸剤が売られています。
 
日本でもエスエス製薬が販売しているもので、こちらも安心して使えます。
 
 

■食中毒の対処3:水分をとる

下痢の時に気をつけたいのは、脱水症状です。
 
脱水症状が悪化すると命に関わり、食中毒そのものよりも深刻な事態になりえます。
 
そのため、水分をたくさん取ることが非常に重要です。
 
ポカリスエットなどのスポーツドリンクは塩分と糖分のバランスが良く、体に吸収されやすいので、具合が悪く何も食べられない人にもおすすめです。
 
フィリピンではポカリスエットも売っていますが、ゲータレードが最もポピュラー。
 
また、冷たいものよりも常温か温かいものの方が体に負担が少ないです。
 
 

■食中毒の対処4:安静にする

整腸剤とスポーツドリンクで対処して症状が落ち着きそうなら、とにかく安静にして回復を待ちましょう。
 
食中毒にしても風邪にしても、体を休めるのは何よりも大事です。
 
 

■食中毒の対処5:病院へ行く

上記の対処法を試しても改善が見られない、1日10回以上の下痢がある、意識が朦朧とする、嘔吐が続く、尿が出ない、などの症状が出ていたら、迷わず医療機関を受診してください。
 
海外で病院に行くのは不安かと思いますが、フィリピンには以下の日本語が通じる機関もあります。
 
<マニラ>
■セント・ルークス・メディカルセンター グローバル・シティ
■マカティ・メディカルセンター
■マニラ日本人会診療所
 
<セブ>
■セブ・ドクターズ大学総合病院
■チョンワ・ホスピタル(ロビンソンズ・サイバーゲート)
これら2つの機関には「ジャパニーズヘルプデスク」があり、日本語で受診の予約ができます。
 
いつでも病院にかかれるよう、海外旅行保険は忘れずに入っておきましょうね!
 
 

■フィリピンでは殺菌&消毒を常に意識して!

食中毒になると体がしんどいだけでなく、旅行や留学の予定も崩れてしまいます。
 
やはりかからないように予防することが何よりも大事です。
 
とにかく日本とは衛生環境が全然違うのだと常に意識して、ちょっとやりすぎかな?くらいに消毒や殺菌をするのがちょうど良いと思います。
 
携帯用アルコールジェルやウェットティッシュは本当に重宝します。
 
手や口に触れるものにはくれぐれも気をつけて、フィリピン滞在を楽しんでくださいね!