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フィリピン生活は食費が安い?


「物価が安い」を理由に、フィリピンへの移住を考えている人は多いでしょう。
 
確かに日本は世界的に見て物価が高い国の1つですし、東南アジアと比べれば相当なお金持ちです。
 
特にフィリピン人と比較するとその所得には大きな差があり、私たちの平均収入は彼らの10倍以上と考えて良いでしょう。
 
フィリピンは東南アジアの中でもとりわけ所得が低いのです。
 
 

■フィリピンでは贅沢できるか?

しかし、じゃあフィリピンに行けば今の10倍贅沢が出来るか?というと、決してそうではありません。
 
経済発展の真っ只中にいるフィリピンでは、物価は少しずつ上がっています。
 
収入はそれに見合って上がっているわけではなので、現地フィリピン人にとっては、はっきり言ってかなりギリギリの生活です。
 
特に電気代やインターネット代などは日本と同じくらいの料金となっています。
 
 

■食費は節約できる?

日本人がフィリピンで生活するにあたって最も節約しやすいのは食費と言われていますが、それは現地人と同じ水準で暮らした場合の話です。
 
一部の富裕層を除き、フィリピン人の食生活ははっきり言って決してクオリティの高いものではありません。
 
たとえば、こんな感じです。↓
 
■朝:ご飯とソーセージ
■昼:ファストフード
■夜:スープなどのフィリピン料理とご飯
 
品数も少ないですし、あまり栄養バランスも良くありません。
 
お金をかけずにいかにお腹いっぱいにするかを一番に考えるため、とにかくご飯を山盛り食べて満足感を得ようとします。
 
とにかく内容はどうでも良いから安くしたい!というのであれば、1日500円くらいの食費でも大丈夫でしょう。
 
しかし、やはり体に悪いですし体調も崩しやすくなります。
 
それで仕事ができなくなったり病院にかかるようでは、結果的には全然節約にはなりませんよね。
 
 

■屋台フードは安いんじゃないの?

東南アジアといえば、屋台フードが美味しくて安い!というイメージを持っている方も多いかもしれません。
 
確かにフィリピンにも屋台はたくさんあり、1食50円くらいから食べることができます。
 
しかし、そのクオリティはタイや台湾の屋台とは全然違い、食べ物の種類も少ないですし、衛生的な環境も良くありません。
 
あるのは焼き鳥、揚げたバナナなどで、どちらかというとスナックやおやつに近い感じ。
 
ここで毎日の食事を済ます・・というのは、日本人にとってはあまり現実的ではないでしょう。
 
また、不衛生な場所が多く、火が通っているものでも、長い時間放置されている場合もあり、お腹を壊す人もいます。
 
相当お金に困っていて食べるものもない時や、これらの食べ物が大好き!でもない限り、旅行者にもあまりオススメはしません。
 
 

■フィリピン人の食堂「カレンデリア 」

フィリピンには「カレンデリア 」と呼ばれるローカル向けの食堂もあります。
 
屋台フードと並んで、フィリピン人が日常的に利用しているものです。
 
お値段は1食200〜300円くらい。
 
普通の民家の1階を食堂にして、簡易的なテーブルと椅子が置いてある、という形式が一般的です。
 
フィリピンの街中を歩いていると、そこらじゅうにあります。
 
日本人でも食事はできますが、ここも「ご飯+おかず1品(フィリピン家庭料理)」というシンプルなメニューで、種類も少ないためすぐに飽きてしまいます。
 
たくさんお店はあるのに、どこもメニューは同じなのが不思議です。
 
フィリピン人は毎日同じメニューでも飽きないという特徴があるようで(笑)、驚くほど繰り返し同じものばかり食べますが、日本人には到底真似できません。
 
 

■レストランでの食事

味もおいしく、メニューはバラエティに富み、健康的な食生活を送ろうと思ったら、それなりのお金はかかると思ってください。
 
ちゃんとした衛生的なレストランに行き、栄養バランスの良い食事をすると、1食700〜1,000円は最低かかります。
 
日本食レストランもたくさんありますが、ここも外国人と富裕層向けですので、あまり安さは期待できません。
 
ただ、味は本格的なところが多いので、日本食が恋しくて困ることはあまりないでしょう(それでも日本で食べるよりは劣りますが)。
 
また、フィリピンでは焼肉をメインとする韓国料理レストランも多く、比較的安いですが、それもあくまで日本よりは安い、という程度であって、やっぱり1人1,000円くらいはかかります。
 
さらに、フィリピンにもいわゆるフレンチやイタリアンなどのちょっと高級なレストランも多数ありますが、そこでコース料理をいただけば3,000円〜5,000円くらいは普通にかかります。
 
もちろん味もサービスも良いですが、値段も日本とまったく同じです。
 
これは実に、フィリピン人のお給料1週間分くらいになります。
 
 

■カフェは?

フィリピンにはスターバックスなどの外資系をはじめ、街中にはおしゃれなカフェもたくさんあります。
 
ゆっくりコーヒーを飲みながら勉強や仕事をしている外国人の姿もよく見かけます。
 
しかし、コーヒーの値段に関しても特に安いわけではありません。
 
たとえばスタバなら、コーヒー120ペソ(約250円)くらいです。
 
日本よりちょっとだけ安いかな・・?という程度。
 
毎日何杯も飲める価格かというと、そうでもないんですね。
 
なので、地元のフィリピン人は富裕層しか利用していません。
 
そもそもみんな、あまりコーヒーの味を楽しむということを知らないようです。
 
一般的なフィリピン人は、スーパーで売っているインスタントのコーヒーや自販機のコーヒーを飲んでいます。
 
そしてこれらのコーヒーは、どれも最初から砂糖が大量に入っていて甘い!
 
フィリピン人は、ブラックコーヒーを飲む習慣もほとんどないそうです。
 
 

■どうすれば食費を節約できるの?

レストランもカフェも高いし屋台は不衛生だしローカル食堂は美味しくないし・・となれば、一体フィリピンでは何を食べれば良いのか?と思ってしまいますよね。
 
答えはズバリ、自炊です!
 
日本で暮らすのと同じですね。
 
短期間の旅行なら全部外食でも良いと思いますが、長期滞在や移住するなら、自炊が最も良い節約方法です。
 
お米を炊き、肉や魚をスーパーで買ってきて調理しましょう。
 
食材に関しては、圧倒的にフィリピンの方が安いです。
 
特に、チキン、シーフード、乳製品、パンなどは日本の半額以下ですので、料理ができる人には良い環境です。
 
■パン:1個あたり5ペソ(約10円)
■米:1キロあたり50〜100ペソ(約100〜200円)
■鶏肉:1キロあたり110ペソ(約220円)
■豚肉:1キロあたり190ペソ(約400円)
 
特にパンは激安かつ味も良いので、コスパ抜群です。
 
ただ、野菜はあまり新鮮ではなく熱帯の気候で味も良くないため、調理に工夫が必要になってきます。
 
シャキシャキの新鮮な生野菜はほとんど食べられないと思って良いでしょう。
 
日本では見たことのないような、ヘンテコな野菜もたくさん見かけます。
 
これらをどう調理すれば美味しくできるのか?
 
ゲーム感覚で楽しんでチャレンジしてみるのが良いかもしれません。
 
 

■ビールは本当に安い

ここまで読んでみて、フィリピン生活ってそこまで節約は簡単じゃないんだなぁと思った人も多いでしょう。
 
本当にそうなんです。
 
思った以上にお金はかかるので、物価が安いという表面的な情報だけに飛びついてはいけません。
 
ただ、お酒を飲む人にとっては、非常に良い環境かもしれません。
 
なぜならフィリピンでは、ビールがすっごく安い!
 
缶ビールなら1本40ペソ(約80円)程度です。
 
この安さから、水のように毎日ガブガブ飲んでしまうという日本人も多いようです。
 
ちなみにフィリピンでは「サンミゲル」のビールが主流で、それ以外のメーカーはほぼ見かけません。
 
あっさりとした味が特徴で、飲みやすいビールと評判です。
 
フレーバーもたくさんあるのでいろいろ買って飲み比べてみるのも良さそうです。
 
 

■楽しんで慣れていくことが大事!

いかがですか?
 
物価が安いと言いつつも、クオリティを下げずに生活するには工夫が必要ということです。
 
調味料なども日本のように何でも揃わないので、もどかしく感じることもあるでしょう。
 
しかし、フィリピンに暮らす日本人はみんな、こういった環境をむしろ楽しんで生活しています。
 
最初こそ大変かもしれませんが、慣れてしまえばだんだんそれが普通になってくるものです。
 
フィリピンでの長期滞在や移住を検討している人は、リアルな生活をぜひ一度イメージしてみてください。