フィリピン、セブで子育てするメリットとは?
フィリピンは近年、日本人の留学先としてだけではなく、移住先としても人気です。
特にセブ島は穏やかな気候で過ごしやすく物価も安いため、家族ごと引っ越す人たちも増えています。
どこで子育てをするか?というのは、多くの親にとって大変重要な課題ですよね。
いっそのこと日本を離れて、海外で育てるというのも選択肢の1つです。
セブは、子育てをする場所としてもメリットが多く、注目されてきています。
■セブで子育てするメリット1:気候が穏やか
日本のように四季はないものの、1年を通して気温は30〜33度と安定しており、暖かいセブ。
最低気温でも25度程度ありますので、季節ごとに衣替えする必要もなく、毎日太陽を浴びながら健康的に過ごせます。
また、常夏といっても日本のように蒸し暑く不快な暑さではありません。
しかも、フィリピンには毎年大型の台風がやってきますが、影響を受けるのは主にルソン島で、セブは大打撃を受けることはほとんどありません。
台風シーズンの9〜11月も、セブでは強い風が吹く程度なので心配ないのです。
雨季もありますが、日本の梅雨のような1日中雨が振り続けるようなことはありません。
一年中海で泳ぐこともできるので、子供達が体を動かしながら育つにもぴったりな環境と言えるでしょう。
■セブで子育てするメリット2:人々がフレンドリー
フィリピン人は、日本人が想像している以上にフレンドリーで優しいです。
特に子供は非常に大事にしており、みんな面倒見が良いのが特徴。
街中でも助けてくれることが多いので、子供を連れて街を歩いていても日本のように人に気を使う必要もなく、精神的な負担も少なくなります。
また、歌ったり踊ったりするのが大好きで、一緒にいると純粋に楽しいです。
とても自由なマインドを持っており、クリエイティブな一面もあるため、フィリピン人と過ごしていると日本とは違う楽観的で柔軟な考え方も身につきます。
■セブで子育てするメリット3:子守りを人に任せられる
これは日本での子育てと圧倒的に違う点です。
フィリピンでは子守りを「ヤヤ」と呼ばれるベビーシッターに頼むのが当たり前。
人件費が安いため、家事や子守りは代行してもらってOKなのです。
「子育ては親がやるもの」という社会的なプレッシャーも全くありません。
日本では子育てにおいて母親の負担が大きすぎると言われていますが、フィリピンではもうずいぶん前から、「ワンオペ」なんてあり得ない文化なのです。
母親はバリバリと外で働いて稼ぎ、自分の趣味に使う時間も作ることができます。
女性が活躍しやすい環境も整っており、フィリピンの男女の差がない点に関しては世界からも高評価となっています。
セブで子育てすれば、「母親だから・・・」と、自分のやりたいことや仕事を諦める必要は全然ありません。
ママも自由になって良いのです。
■セブで子育てするメリット4:子供に優しい社会
フィリピンには子供が非常に多いです。
この国の人口が増えていることは、現地の子供達の数を見れば実感できると思います。
道端でもショッピングモールでも公園でも病院でもレストランでも、とにかくどこに行っても子供だらけ。
しかも、すごくはしゃいでいてうるさいんです(笑)
でも、親は絶対に怒りません。
なぜならフィリピンでは、子供は騒ぐものだと割り切っているからです。
泣いてもだだをこねてもOK。
親も怒らないし、周りも迷惑がっている様子はまったくありません。
日本だと、電車の中などで子供がギャン泣きすればとても気まずい思いをすると思いますが、フィリピンではそんな気苦労も要らないのです。
ママにとってもストレスが少なく、子供もありのままに自由にいられる社会が形成されています。
■セブで子育てするメリット4:英語環境
日本で子育てすれば、インターナショナルスクールにでも通わせない限り、子供をバイリンガルにすることは難しいでしょう。
しかし、セブならそれも可能です。
フィリピンは英語人口が世界で3番目に多い国。
他のアジア諸国と比べて英語力が圧倒的に高く、小学校から英語で授業が行われています。
そのため、フィリピンの子供達はみんな、家ではタガログ語(もしくはビサヤ語)、学校では英語を話すという生活になり、自ずとバイリンガルに育つのです。
そして、子供だけでなく親たちも英語力を上げることができます。
日常生活が英語になるのはもちろんのこと、語学学校に格安で通えるので、家族みんなでバイリンガルになることも可能なのです。
■セブで子育てするメリット5:海外の大学に進学できるチャンス
フィリピンで育った子供は英語は普通に話せるようになりますので、そうなってくると、欧米の大学へ進学するチャンスも出てきます。
もちろんフィリピンにも名門と言われる大学はありますので、そこへ行くのも選択肢の1つですが、フィリピンからアメリカやイギリスの大学へ進学する人たちも少なくないのです。
学びたい分野の学科がある大学を自由に選べたら良いですよね。
しかし、普通の日本人の学生は英語力がないのがネックになって、海外進学は諦める人も多いんです。
セブでベースとなる英語力を身につけられることは、将来の選択肢を増やすためにも大きな武器になると思います。
■セブで子育てするメリット6:差別が少ない
フィリピンはもともと多民族国家ということもあってか、人種差別が非常に少ないです。
他の欧米諸国では「アジア人」というだけでどこか見下されたりすることがありますが、セブではそういうことはありません。
むしろ日本人は好きというフィリピン人が多く、とても歓迎されています。
一度しゃべったらみんな友達!という雰囲気は、日本ではあまり見られないフィリピン人特有のものです。
■セブで子育てするメリット7:日本人向けの求人が多い
生活していくにあたっては、セブでも仕事をしないといけませんね。
幸いセブには日本人が働ける場所はたくさんあります。
語学学校のスタッフだったり、飲食店だったり、IT系だったり、日本語ができるというだけでもアドバンテージになることもあります。
英語もできるとより選択肢は広がりますが、絶対条件ではありません。
また、最近ではインターネットを使って出来る仕事も増えてきていますので、家で子供を見ながら仕事をするママもいます。
■セブで子育てするメリット8:不動産が安い
フィリピンの不動産は今、日本人を含めて世界から買い付けが殺到しています。
その理由は、値段が安く、将来値上がりする可能性が高いからです。
資産運用や投資目的でコンドミニアムを購入する人は多く、中には自分で住む人も大勢います。
日本でファミリー向けのマンションを買おうと思ったら2,000〜3,000万円はかかると思いますが、セブなら1,000万円以内でも見つけることが可能です。
子供ができたから、夢の一戸建てを買おうかな?と思っているなら、セブでの移住を考えてそこで不動産を買うこともぜひ検討してみてください。
セブのコンドミニアムは、スイミングプールやジムも備わっており、セキュリティもしっかりしているので、ホテルで暮らしているような気分になれます。
■セブで子育てするメリット9:国の成長が間近で観察できる
フィリピンは今経済成長が著しく、GDPは6〜7%で推移しています。
街には次々に新しい建物が建ち、インフラ整備も着々と進んでいっている状態です。
そんなフィリピンの成長具合を日々見ながら暮らすのは、なかなかエキサイティングなものだと思います。
まず確実に、今の日本にはない前向きのエネルギーを感じることができるでしょう。
今と10年後では、まったく違った風景を見ることになるはずです。
子供達にとっても、日々変わりゆく国で育つことは、刺激的でいろんな学びがあるかと思います。
■セブで、新しい家族の形を
残念ながら今の日本は、飛躍的に成長しているとは言い難い状況です。
10年、20年後は一体どうなっているのか、あまり明るい展望を持っている人は多くないと思います。
英語教育だって全然発展していませんし、依然として母親業と仕事を両立するのは非常に難しい。
そんな中、セブへの移住は新しい希望の光を見せてくれます。
海外で暮らすというのは簡単に決められることではありませんが、ぜひ一度この変わりゆく国のエネルギッシュな様子を感じに、足を運んでみてください。
日本とはまるで違う「家族」の常識を見ることで、これまでとは違った新しい形の未来を想像できると思います。