フィリピンで、お得に最新映画を観よう!
日本で映画を観ると一人1,800円くらいかかりますよね。
さらに最近は1,900円に上がったようです。
満足できる映画なら良いですが、全然面白くなかった時には結構ショックですよね。
ですが、フィリピンでは映画がとにかく安いです!
1本あたり、200ペソ〜400ペソ(約400円〜800円)程度で観れちゃいます。
日本と違って、シアターや作品によって価格が異なります。
また、子供料金というのはなく全員一律です。
■日本より早く最新作が観れる!
安いだけではなく、フィリピンでは最新のハリウッド映画が日本より早く上映されます!
ほとんどの作品がアメリカと同じ日に上映開始され、作品によっては2週間以上早くなっています。
また、邦画に関しても日本と同じタイミングで上映されます。
ただし、上映スタートが早いだけでなく終わるのも早いです。
日本のように1ヶ月以上もロングランでやっていることはなく、1〜2週間で入れ替わってしまいます。
中には3日間ほどで終わってしまうようなものもあるので、気になる作品があったらすぐに観に行くのがポイントです。
■日本語字幕はありません
フィリピンなので当たり前ですが、日本語字幕は付いていませんし吹き替えもありません。
英語の映画は英語のまま、みんな理解しています。
頑張って英語を勉強して、字幕なしでも観れるようになりたいものですね。
また、タガログ語の映画もいくつかやっています。
日本語なしで洋画を観ても面白くないかも・・と思うかもしれませんが、何本も観ているとだんだん慣れてきて聞き取れる部分が増えてきます。
また、単なるリスニング教材と違って映像があるので、ストーリーを理解することは可能です。
英語聞き取りのトレーニングにもフィリピンでの映画鑑賞はおすすめです。
■鑑賞中もかなり自由!
日本では映画上映中は声を出したりスマホをいじったりするのはマナー違反ですが、フィリピンではそういったルールはないようです。
面白い場面では思いっきり笑い、悲しい場面では泣いて、感情を露わにしながらみんな思い思いに鑑賞しています。
なんともフィリピンらしいです。
日本の映画館のようなちょっとした緊張感のようなものはありません。
「映画は静かに観るものだ!」と思って観に行くと、うるさいと思ってしまうかもしれないですね。
ここはそういう国なので、自分もリラックスして楽しむようにすると良いでしょう。
■いきなり国歌斉唱?!
フィリピンの映画館では上映前にフィリピンの国歌が流れることがあるそうです。
国歌が流れたら規律して、終わるのを待ちます(歌わなくても良いみたいです)。
日本ではスポーツの試合の前などに歌うのは普通ですが、映画館で流れることはまずないですよね。
ちなみにフィリピンの国歌は「LUPANG HINIRNG」というタイトルで、「最愛の地」という意味だそうです。
フィリピンの歴史的背景が歌詞で描かれている内容となっています。
■防寒が必要です
フィリピンはショッピングモールの中を含め、屋内は基本的にエアコンが恐ろしいほど効いています。
映画館の中もしかりで、2時間も冷蔵庫の中のような環境の中、半袖で観ているのは相当な暑がりでない限り無理です。
パーカーなどの羽織れるものを必ず持って行くようにしましょう。
半ズボンもお勧めできません。
特に冷え性の女性は注意してくださいね。
■飲食物の持ち込みOK!
日本のシネマコンプレックスでは食べ物・飲み物の持ち込み禁止なところがほとんどだと思います。
みんなフードコンセッションで割高のポップコーンやドリンクを買うのが定番ですよね。
しかしフィリピンではそんなルールもありません。
スーパーやコンビニで買った飲食物でも持ち込みOKです。
みんな好きなものを買ってきて食べながら鑑賞しているので、館内では食べ物の匂いが気になることもあるかもしれません。
■エンドロールは観ない?!
日本ではエンドロールまで全部観て1つの作品、と考えている人が多いかもしれません。
しかしフィリピンでは違うようで、エンドロールが始まると館内の電気がつき、みんな立ち上がってぞろぞろと帰り始めます。
映画好きの人からすれば「まだ終わってないのに!」と思うでしょう。
もちろん、エンドロールが終わるまで座っていても構いません。
エンドロールが終わる頃にはほとんどの人が退出しており周りにはきっと誰もいませんが(笑)
のんびりしているのか?せっかちなのか?フィリピン人はほんと謎ですね。
■フィリピンの映画館
フィリピンの映画館は、ほとんどの場合ショッピングモールの中にあります。
上映作品やスケジュールはネットであらかじめ確認することが可能です。
<マカティ市>
■グリーンベルト1
■グリーンベルト2
■センチュリーシティーモール
■パワープラントモール
<タギッグ市>
■SMオーラ・プレミア
■ボニファシオ・ハイストリート
<パサイ市>
■モール・オブ・アジア
■リゾーツ・ワールド・マニラ
<マンダルヨン市>
■SMメガモール
■シャングリラプラザモール
<セブ市>
■アヤラセンター・セブ
■シューマート
最も規模が大きいのはオルティガスにあるSMメガモールで、シアター数14を誇ります。
また、ボニファシオ・ハイストリートの映画館はフィリピン初の4Dの劇場があります。
■フィリピンの映画館で有意義に過ごそう!
英語の勉強ができて、日本よりも早く最新作が観れて、しかも安い!
フィリピンに滞在するなら映画を観るのは非常に有意義な過ごし方だと思います。
映画好きにはたまらない環境ですよね。
ぜひ有効に利用してみてください。