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ドゥテルテ大統領の娘がデング熱に感染


フィリピン誌「フィリピーナ・タイムス」によれば、ドゥテルテ大統領の娘であるベロニカ・キティ・ドゥテルテ氏がデング熱にかかって入院したそうです。

ベロニカさんは2004年4月生まれの15歳。

「デングワクシア」の接種を受けている子供の一人です。

 

■デングワクシアとは?

デングワクシア(Dengvaxia)は、2016年にフィリピンの3地域で接種が行われたデング熱用のワクチン。

当時接種を受けたのは約89万人と言われていますが、ワクチン接種によって3,000人以上が熱病を患って入院し、そのうち600人が亡くなりました。

デングワクシアを開発したフランスの製薬会社サノフィパスツールは、「デングワクシアはデング熱ウイルスに感染歴のない人が接種すると、その後デング熱に感染した際に、重症化する可能性が高い」と発表しました。

このためワクチン接種のキャンペーンは中止になり、政府からのデングワクシアの販売や配布、マーケティング活動も取りやめになりました。

ベロニカさんは当時のデングワクシア接種キャンペーン中に接種を受けた一人でしたが、今回のデング熱感染によって特に命に別状はないということです。

 

■フィリピンで緊急事態宣言

今年はフィリピンでデング熱が前例がないほど広まっています。

1月1日〜6月29日までの半年間で確認された感染は10万6,630件で、前年を85%も上回っています。

死亡した人の数は456人にのぼり、7月にはフィリピン保健省から非常事態宣言が出されました。

 

■再発が怖いデング熱

デング熱は、発症すると発熱や頭痛、発疹などの症状が現れますが、普通の成人であれば1週間程度で完治します。

しかし、怖いのは再発した時です。

デング熱は、感染歴のある人が再度かかると、重症化することが多いのです。

実際に、亡くなっている人のほとんどが再感染した人たちとなっています。

また、デング熱には4つの型があり、一度の感染で免疫を持つことができるのは1つだけだそうです。

 

■日本人も感染している

日本人も例外ではなく、フィリピン渡航した人の中に感染者はたくさん出ています。

せっかく旅行や留学でフィリピンへ行ったのに、現地で1週間入院してしまった、なんていう例は決して珍しくありません。

フィリピンではデング熱にかからないように十分注意する必要があります。

 

■対策は?

デング熱感染を防ぐには、蚊に刺されないようにすることです。

デング熱は、ネッタイシマカという蚊を媒介して感染します。

熱帯のフィリピンでは、いつどこで刺されるか分かりません。

暑いですが、出来るだけ肌を露出しないことが最大の防衛策となります。

特に山や林、水たまりのある場所などを歩く時は蚊に刺されるリスクが高いですので、長袖、長ズボンを着用して肌を守ってください。

また、蚊を近づけないように虫除けスプレーを活用しましょう。

特に雨が降ったあとなどは蚊が大量発生しやすいので要注意です。

 

■もしデング熱にかかったら

もし、蚊に刺されてしまい、熱っぽさやだるさを感じたら、デング熱感染の疑いがあります。

すみやかに医療機関を受診しましょう。

マニラ、セブの以下の病院では日本語対応も可能なので、覚えておくと良いです。

<マニラ>

■セント・ルークス・メディカルセンター

BGCにある、非常に綺麗で高級感のある5つ星病院

■マカティ・メディカルセンター

最先端の設備が整っており、安心して行ける病院

<セブ>

■セブ・ドクターズ・ユニバーシティ・ホスピタル

ジャパニーズヘルプデスクのあるセブシティの病院

 

■自己管理をしっかりしよう

フィリピンは気候も環境も違うので、体調を崩しやすいです。

貴重なフィリピンでの滞在期間を健康的で楽しく過ごすためにも、デング熱対策はしっかり行いましょう。