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フィリピンOFWからの送金額が増加


現在順調に経済成長を続けるフィリピン。

その成長を支えている大きな柱が、OFW(Oversea Filipino Workers)からの送金です。

OFWとは、いわゆる海外出稼ぎ労働者のこと。

国内では仕事が見つからない、あるいは仕事が見つかっても十分が収入が得られないため、外国へ長期滞在して働き、母国で待つ家族へ送金するのです。

フィリピンではこのOFWによる送金額がGDPの約10%を占めており、非常に重要な収入源となっています。

 

今回、フィリピン中央銀行が発表したデータによれば、今年7月のフィリピン人からの送金額は、前年同月と比べて7.5%増加して25億81,000万ドルになったとのこと。

これは2019年に入ってからは5月以来最も高い数字です。

 

なお、国別ではアメリカからの送金が最も多くなっています。

OFW送金額の国別ランキング(2019年)は以下の通りです。

 

<フィリピン人による国別の送金元と金額(2019年7月)>

1位:アメリカ  10億1,495万ドル

2位:サウジアラビア  1億8,560万ドル

3位:シンガポール  1億6,536万ドル

4位:アラブ首長国連邦  1億5,377万ドル

5位:イギリス  1億3,685万ドル

6位:日本  1億2,345万ドル

7位:カナダ  8,620万ドル

8位:香港  5,669万ドル

9位:クウェート  6,186万ドル

10位:カタール  5,037万ドル

アメリカからの送金額は10億1,495万ドルと、今年に入って最も高い金額に達しました。

逆にこれまでは人気の出稼ぎ先であり送金元でもあった香港は、現在起こっているデモでの混乱により最も低い数字を記録しました。

 

多少の上下はあるものの、在外フィリピン人による送金額の推移は順調に増加傾向にあります。

日本も新しい在留資格「特定技能」を新設してフィリピン人がより長い期間働けるようにするなど、より積極的に有能な外国人を受け入れていく方針です。

フィリピンのドゥテルテ大統領もまた、「国の財源をOFWに頼りすぎではないか」との批判も受けつつも、現在の出稼ぎを推奨する体制を変える気はなさそうです。

今回OFWからの収入が増加したことにより、さらなるフィリピンの発展が期待できるのではないかと思います。