セブ留学前に、これだけはやっておこう!
フィリピン留学は、費用が安い、マンツーマンレッスンが受けられる、日本から近いなどなど様々なメリットがあることから近年日本人にも人気が高まっています。
欧米諸国への留学と比べて3分の1ほどの費用で行けるため、誰でもいつでも気軽に行けるものとして定着しつつあります。
綺麗な海や大自然の中でアクティビティも楽しめるセブは、遊びも勉強も同時に楽しめるのが魅力的です。
しかし、そんな気軽に行けるセブ留学も、事前の準備次第で全然効果が変わってきます。
いくら安いとはいえ、せっかく行くならしっかり英語力をつけて帰ってきたいものです。
そこで今回は、セブ留学前にこれだけはやっておきたい、という事柄をいくつかご紹介したいと思います。
ぜひ参考にして、有意義で実りある留学にしましょう!
■英語に耳を慣らしておく
私たち日本人が中学・高校で習ってきている英語は、文法や単語を覚えることに特化しすぎていて、リスニングやスピーキングの練習が著しく不足していると言われています。
知識だけが頭の中にあっても、実際のコミュニケーションで使えなければ意味がありません。
留学した際にまずほとんどの人が体験するのは、”聞き取れない!”ということ。
やっぱり文字で見るのと、生の声を聞くのとでは全然違います。
英語の音は、ある程度の時間をかけて慣れておかないと、聞き取ることが難しいのです。
ですので、日本にいる間にもし時間があるなら、耳を英語に慣らしておくようにしましょう。
たとえば、朝の通勤電車の中や帰宅途中でリスニング教材を聞く、家のテレビ音声を英語にしておく、などなどです。
もちろん、全部聞き取れなくても大丈夫。
まずは英語の音の強弱やリズムに慣れるということが大事で、これをやっておくだけでも現地に行った時に聞こえてくる音の量がかなり変わってきます。
1日10〜15分程度でも良いので、毎日聞くことが大事です。
習慣化してしまえば、そんなに難しいことではありません。
■何を聞くべきか?
ここで疑問になってくるのが、リスニング教材は何が良いのか?ということだと思います。
もちろん、現在の英語レベルによってそれは違ってきますので、一概に何が良いとはいえません。
ただ、1つ言えるのは、全く聞き取れない教材ではなく、7〜8割程度は何を言っているか理解できるくらいのものがちょうど良いということ。
何も聞き取れないものをただ流していても、それは単なる音でしかありませんが、7〜8割程度は聞き取れるものであれば、残りの2〜3割は推測で理解することが可能です。
実際のコミュニケーションでもこのスキルは大事で、要点さえ聞き取れれば、あとは推測で対応できることが多々あります。
そして、できれば同じ教材を何回も何回も聞きましょう。
1度ではわからないことも、5回、6回、10回とリピートすると、聞こえる部分が絶対に増えてきます。
これをしつこいくらいに、もう飽きるくらいにやるのがポイントです。
そしてほとんど聞き取れるようになったら、次の教材に移ります。
リスニングのトレーニングは一朝一夕で出来るものではないので、とにかく毎日コツコツと続けることが大事です。
2〜3ヶ月もやれば、かなりスキルアップするはずですよ!
■スピーキングは練習できないの?
コミュニケーションにおいては、リスニングだけでなくスピーキングも不可欠ですよね。
でも、外国人と触れる機会の少ない日本でスピーキングを独学で練習って出来るのでしょうか。
もし余裕があるならスカイプを使ったオンライン英会話を活用してみても良いと思います。
ちょうどフィリピン人の講師が多いので、聞き取るのにも良い練習になるでしょう。
それもちょっと難しい、という人には、音読がおすすめです。
自分が理解できるレベルの英文を、ただ黙読するだけでなく、声に出して読むのです。
読んでみると、実は頭では理解できていても、案外発音の仕方がわからない単語があったり、つっかかってしまう自分に気づくはず。
実際の会話では、口を動かして話さなければならないので、耳だけでなく口も英語に慣らしておく、というトレーニングは非常に有効です。
■英語で日記をつける
これは中級レベル以上の方にオススメの学習法です。
高校卒業程度の単語と文法がわかっていれば、ある程度の文章を自分で作ることができます。
1日の終わりに、今日何をしたか、どう思ったかなど、一言でも良いので、日記を書いてみましょう。
なぜなら、それがそのまま日常会話力に直結するからです。
授業では必ず講師から、「週末は何してた?」「それどう思った?」などの質問をされます。
その際、日記に日常を綴っていれば、自分のことを表現するための動詞や名詞をある程度インプットできているはずなのです。
やってみると自分のアウトプット能力が確実に上がるのを実感できると思います。
ぜひお試しください。
■もしも今の英語力がゼロなら・・・
上記の勉強はちょっと自分にはハードルが高そうだ・・と感じる人や、中学レベルの英語も全然ダメという超初心者さんもいると思います。
その場合、中学レベルの単語をまず暗記することから始めましょう。
フラッシュカードや赤い暗記シートなど、定番の道具を使うのが一番早いです。
最近だとスマホのアプリでも優秀なものがいろいろありますね。
本屋さんに行けば中学生用の単語帳なども売っていますので、それらを活用しても良いと思います。
とにかく、自分の今のレベルに合った学習をするのが結局は一番の近道になるので、焦っていろいろやらないことです。
ちなみに、英検3級が中学卒業程度レベルと言われていますので、英検3級の本を参考にするのもアリだと思います。
また逆に、中級程度の英語力がある人は、新しい単語をひたすら覚えるよりも、今知っている単語を活用して作文することを優先した方が効率的に英語力は伸びます。
■事前学習を頑張るほど留学生活は有意義になる
いろいろと書きましたが、とにかく読むのも聞くのも書くのも話すのも、慣れておくことが大事です。
1日のうちの少しの時間で良いので、英語に毎日触れる時間を作りましょう。
そうすることで、英語に対する恐怖心もなくなってきますし、実際にフィリピンへ行く時にも自信を持って出発できます。
そして何より、日本で事前学習を頑張れば頑張るほど、現地でレベルアップしやすく、上達を感じて帰国することができるようになります。
日本でも出来る基礎の基礎をわざわざセブでやるのはもったいないです。
セブでの留学生活をより充実したものにし、しっかり結果を持って帰れるよう、事前学習はぜひ妥協せずに頑張ってみてください!