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フィリピンで女性だけの警察署がオープン!


フィリピンへ行くと、女性たちがとても元気に働いているのに気づきます。

この国では、働くことに関して”女性だから”という理由で不利になることはありません。

世界的に見ても、非常に女性の社会進出が進んでおり、いわゆるジェンダーの境目があまりないのです。

 

■女性警察官だけの警察署

今月14日には、なんと女性の警察官しかいないという警察署がシキホール島にできたのだそう。

21人の女性警察官がおり、島全体の15%を占める東部のマリア地区を警護するとのことです。

署長のアンジェラ・レハノ氏は「警察車両の運転技術や逮捕術、射撃についても厳し行く訓練を重ねてきた」と話しています。

 

■シキホール島とは

シキホール島はビサヤ諸島の南部にある小さな島で、人口は8万人、面積は343.5平方キロメートルとなっています。

魔術師や心霊療法師、民間療法師がいるという不思議な場所として知られているほか、「マナナンガル」という女性の姿をした妖怪が住んでおり、これが夜になると上半身がコウモリの姿に変わり、妊婦を襲うという伝説まであります。

魔術師は「惚れ薬」を作れるという話があり、これを求めて遊び半分にはるばる日本から訪れる観光客もいるのだとか。

また、フィリピン屈指のダイビングスポットとしても知られており、世界中からダイバーの観光客が増えてきています。

セブ島からのフェリーも出ており、アクセスも便利です。

女性警察官たちは、万が一の事故に備えて潜水の訓練も行なっている他、ビーチを美しく保つための清掃活動まで行なっているそうです。

 

■男女平等ランキングでアジアトップ

男女の平等さに関しては欧米諸国の方が進んでおり、アジアはまだまだ遅れをとっていると言われていますが、フィリピンは別格です。

昨年世界経済フォーラムが発表した「男女平等ランキング」では、世界149カ国中、フィリピンは8位にランクイン。

これはアジア諸国の中ではトップです。

ちなみに1位はアイスランド、2位ノルウェー、3位スウェーデン、4位フィンランドと、北欧の国々がトップに並びました。

気になる日本は・・・110位。

教育の男女差はほとんどないものの、政治家や経営管理職、教授、国会議員数、労働所得などにおいて圧倒的な差が出ているそうです。

 

■管理職も医者も政治家も女性

フィリピンでは企業の管理職にも医師にも政治家にも女性がたくさんいます。

ドゥテルテ大統領の娘のサラ氏がダバオの市長を務めているほか、約30%ほどの議員を女性が占めています。

また、企業の管理職でもほぼ半数が女性です。

そもそも就職率自体が、男性よりも女性の方が高いです。

ちなみに日本では、議員も企業の管理職も、女性が占めているのは1割程度です。

警察官だって、女性の警官はあまり見かけませんよね。

 

■女性たちが活躍できる理由

フィリピンの女性たちが社会で活躍できる理由は、いくつかあります。

まずはじめに、日本のように女性が家事や育児を担当するという習慣がありません。

日本では結婚・出産したら、子育てと家事をしながら仕事にも復帰して、だけど保育園のお迎えもあって・・・みたいな、かなり大変なママさんが多いですよね。

特に、仕事を辞めたくない、早く復帰してキャリアを積みたいと思っている女性には、大変厳しい環境です。

しかし、フィリピンでは働く女性たちは、メイドに育児も家事も任せるのが普通で、家事も育児も仕事も全部こなす必要がありません。

メイドと聞くとお金持ちの家が雇っているもの、というイメージがあるかもしれませんが、フィリピンでは人件費が安いため一般家庭にもメイドがいます。

メイドに家のことは任せて、自分はバリバリ外で働くことができるのです。

 

■出産してもすぐ復帰

これは良いか悪いか分かりませんが、フィリピンでは産休や育休といった制度に関してはほとんど整っていません。

子供を産むときは数週間休まなければならないものの、出産ギリギリまで働いて、産んだら1ヶ月で仕事の復帰する、なんていうのも珍しくないのです。

産休がある会社でも、その期間は最大でわずか60日間ほど。

育休制度がないので、仕事を休めばその分お給料は減ってしまいます。

子供を産むだけ産んで、そのあとのことは全てメイドにお任せし、自分はさっさと稼ぎに出かけるのが、現在のフィリピンの育児スタイルのようです。

 

■フィリピン人の男性は何してるの?

女性が活躍しているのはわかったけど、一体男性は何をしているのか?

男性たちも、家事や育児が女性の仕事だとは一切考えていません。

しかし、それで男性が家事をやるかというと実はそうでもないようで(笑)、実は何もしていない男性も多いのがフィリピンの特徴。

また、フィリピンでは失業率が高く仕事があまりないため、男性がなかなか働く場所もないのが問題になっています。

女性のように、ベビーシッターやメイドといった仕事も男性にはほとんどありません。

結果、仕事もせず、育児家事はメイドにやらせて、自分はただ妻の帰りを待つ・・・という夫がフィリピンには非常に多いのです。

そしてこの状態が、女性に家庭内での支配権も与えます。

何もしてくれない夫に不満を募らせる女性も多いようです。

外でも中でも、常に女性が強いのがフィリピン社会なのです。

 

■日本も見習うべき?

フィリピンのジェンダー格差はかなり少なく、むしろ女性優勢の社会です。

エネルギッシュで強気なフィリピン人女性たちを見ていると、この国を支えているのは彼女たちなのだと感心してしまいます。

OFW(海外出稼ぎ労働者)も、ほとんどが女性です。

もしも男性も女性と同じくらいバリバリ働けば、フィリピンはもっともっと経済発展が早まるでしょうね。

失業率の高さや貧富の差など、まだまだ問題もたくさんありますが、少なくとも女性が下に見られることはない面においては、日本も見習うべきかもしれません。