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フィリピン料理の歴史と特徴


海外へ行くと楽しみなのが「食」ですよね。

どこへ行っても、日本では食べられないものを試すのはワクワクするものです。

フィリピン料理は日本ではあまりポピュラーではありませんが、お米文化であることからも日本人の口に合うものが多いです。

今回は、フィリピン料理の歴史的な背景や特徴などについてご紹介したいと思います。

 

■フィリピン料理はスペイン料理+中華の影響が強い

実は「フィリピン料理」といっても他国の影響を受けているものがほとんどで、純粋なものを挙げるのは難しいと言われています。

フィリピン料理は主に、中国、そして300年統治していたスペインの影響を色濃く受けており、料理名もスペイン語っぽいものが多いです。

また、外国に植民される前、フィリピンには国家が存在せず、宮廷料理もありませんでした。

つまり、最初に出来上がったフィリピン料理というものがすでに、スペインや中国由来のものだったのです。

スペインからは料理だけでなく、テーブルと椅子で食事をするという習慣も持ち込まれ、カトリックの行事で食べる特別なものも、フィリピンにそのまま導入されていきました。

中国からは多くの中国人がフィリピンを訪れるようになったことで、その食文化がフィリピンの家庭に浸透していきました。

19世紀末にはアメリカによる植民地時代もありましたが、食に関してはスペインや中国ほどの影響はなく、残ったのはファストフードくらいです。

 

■基本的にオイリー

フィリピンへ行くとどこへ行ってもオイリーな食べ物が出てくるように感じますが、それもまたスペインの影響です。

植民地時代、フィリピンにはスペインからオリーブオイルやラードを使って食材を炒める料理法が伝えられました。

ですので、フィリピン料理は美味しいけれど食べ過ぎ注意です!

ちょっと滞在しただけで太ってしまう日本人もたくさんいます。

 

■米が大好きなフィリピン人

フィリピンは、お米が大好きで毎日3食で必ずご飯を食べます。

その量は、日本人よりもはるかに多いです。

ただ、日本で食べられている米とは違う品種で、フィリピンでは細くて長いインディカ米が使われています。

日本米のようにもちもちとした粘りはなく、パラパラしているのが特徴です。

フィリピン人はパンも麺も普通に食べますが、それらを食べていても必ずご飯も食べます。

「ジョリビー 」を代表とするファストフードでも、みんなハンバーガーよりご飯。

焼きそばを食べていても、一緒にご飯。

フライドチキンにも、もちろんご飯。

そんな感じで本当によく米をたくさん食べるので、感心してしまいます。

ただ、オイリーなおかず+白飯という組み合わせは、油分と糖質の塊ですので、やっぱりちょっと太りやすいですね。

フィリピンでは健康管理が大変です。

また、中国影響でお粥もよく食べられています。

 

■辛いものより酸っぱいもの

フィリピン料理の味付けによく使われるのは、トウガラシやコショウなどの香辛料、タマネギやトマトなどの香味野菜です。

また、ニンニクもいろいろな料理に使われており、暑い国でスタミナをつけるのにぴったりの味付けとなっています。

ただ、タイやインドネシアなど他の東南アジア諸国と比べると、辛いものは少ないです。

これは、他の東南アジア地域と比べて香辛料の豊富なインドから離れているためだと言われています。

辛いものが苦手な人も、フィリピン料理は問題なく食べられるでしょう。

フィリピンでは辛味よりも酸味のある料理のほうが多いです。

カラマンシー やタマリンドなど、酸っぱい果実が料理によく使われ、口にした瞬間爽やかな風味が広がるものも。

また、ココナッツミルクや魚醤など、他の東南アジア料理でお馴染みの調味料も使われます。

 

■ぜひ食べたいフィリピン料理

フィリピン料理の定番には以下のようなものがあります。

どれもいわゆる家庭料理ですが、フィリピン料理レストランへ行けば必ずメニューにありますし、他のイタリアンや和食などのレストランよりも値段が安いです。

ご飯は食べ放題というお店も多くなっています。

また、フィリピン料理の名前はスペイン由来のものが多いですが、スペインで同じ名前の料理があってもフィリピンのものとは材料も調理法もまったく違う別物、ということも多いです。

■アドボ
肉と野菜などを酢と醤油などで煮たもの。

■レチョン
フィリピンの祝い事では欠かせない豚の丸焼き。

■カレカレ
牛テールをピーナッツソースで煮たもの。

■シシグ
小さく切った豚肉と玉ねぎなどをカラマンシーと唐辛子で味付けしたもの。

■シニガン
タマリンドを使った酸味のあるスープ。

■パンシット・カントン
具がたくさん入った焼きそば。中国由来ですが、同じ料理は広東にはありません。

 

■お菓子、スイーツ

フィリピン人は、お米と同じくらい甘〜い味が大好きです。

正直いうと、料理も甘いものが多くて、ケチャップにもバナナが使われているくらい。

なので、ケーキなどのスイーツはちょっと甘すぎて、口に合わないという日本人も多いです。

ただ、中には是非とも食べて欲しい美味しいデザートもあります。

■ハロハロ
アイスクリーム、かき氷、ゼリー、小豆、ナタデココ、ココナッツミルク、サツマイモなどを混ぜたフィリピンの定番中の定番スイーツ。

■レチェ・フラン
楕円形が特徴の、ちょっと硬めのプリン。冷蔵庫がなかった時代に作られたため、保存できるよう砂糖を大量に使っており、激甘だけどクセになる美味しさ。

■バナナキュー
バナナに黒糖をまぶして二度揚げたもの。屋台スナックの定番。

■タホ
あったかい豆腐に黒蜜をかけたもの。フィリピンでは朝ごはんにも食べられます。

 

■食事は1日5回?!メリエンダの習慣

フィリピン人は、とっても食いしん坊です。

1日3回の食事のほかに、2回ほどのおやつタイム「メリエンダ」があります。

おやつタイムといっても日本人のようにちょっとチョコレートをかじる、とかそんなもんじゃありません。

揚げ物や焼きそばなど、もはや普通の食事レベルのものを、朝食と昼食の間、そして昼食と夕食の間に食べます。

メリエンダをとったからといって、通常の食事の量が少なくなるわけでもありません。

相変わらず山盛りご飯もちゃんと食べます(笑)

そりゃ、太るよ!と突っ込みたくなりますが、彼らにとって食べることは何よりの楽しみなのです。

 

■スタミナ満点のフィリピン料理を楽しもう!

いかがですか?

フィリピンでは日本はもちろん、他の東南アジア地域ともまた少し違った食文化が形成されています。

暑い国なので、味の濃いもの、酸っぱいもの、甘いものが多いと思ってください。

どれもご飯にはぴったりのものが多いので、日本人には抵抗なく食べられるでしょう。

ただ、全体として生野菜はほとんど採れないので、栄養バランスは自分で管理する必要があるかもしれません。

近年は経済成長のおかげで豊かな人々が増え、健康を気遣う人も増えてきた傾向にあります。

長期滞在する際には、美味しいフィリピン料理をいろいろ試しつつ、たまに野菜を積極的に摂るように意識して、偏らないように生活すると良いと思います。

まだまだ日本では馴染みの少ないフィリピン料理ですが、値段も安くボリューム満点なので、ぜひ現地で満喫してくださいね!