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フィリピンがたばこ、酒類の増税へ


フィリピンでは今、喫煙規制が厳しくなってきています。

たばこを吸える場所はほとんどなく、もし違反すれば罰金が課せられます。

外国人である私たちは、特に気をつけていないと大きなトラブルになりかねません。

 

そんなフィリピンのドゥテルテ大統領は、この喫煙規制に拍車をかけるかのごとく、たばこ製品の増税法案について、下院を通過させました。

たばこだけでなく、お酒も一緒にです。

もともとフィリピン政府は税制改革の一環として酒類とたばこ製品に対する物品税増税を検討しており、その収益は国民皆保険事業の財源に利用するとしていました。

 

計画されている増税は電子たばこにも適用される予定で、これが「従来型のたばこに比べて健康被害が少ないので、増税は避けるべきだ」と業界からは反発が起こっています。

また、酒類に関しても、現在はワイン1リットルあたり37.9ペソ(約76円)の税額ですが、新しい法案では97.5ペソに増税するとしており、これが通った場合、輸入関税や付加価値税も合わせるとかなり大きな額となるため、ワイン業界に大きな打撃を与えるだとうと指摘されています。

 

法案では、電子たばこについては2020年に1箱あたり45ペソ課税し、以後1年ごとに5ペソずつ増やす予定だそう。

歳入の増加額は2020年に336億ペソ、2021年に421億ペソ、そして2022年には503億ペソになる計算です。

 

どんな政策にも賛否両論あるものですが、まだまだ喫煙者が多いフィリピンでは、たばこの規制は経済にも大きな影響を与えるかもしれません。

しかし、それでもドゥテルテ大統領は7月の演説で、この法案について最優先事項だと説明しています。

たばこや酒類の税金が増えれば社会保障に使える財源が増えるだけでなく、国民のたばこやお酒の消費量も減り、健康被害も減ると主張しています。

 

喫煙を規制する国は、日本やフィリピンだけでなく世界中に増えてきています。

それだけ喫煙者も減っていますし、喫煙による病気で死者が増えれば長期的には国の繁栄を減速させるということに、気付き始めている気がします。

 

フィリピンは今、経済成長の真っ只中におり、喫煙者の増減が与える影響も大きいと言えます。

法案成立によって状況がどう転ぶのか、注目されます。