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フィリピン・ルソン島北部、ISの新しい組織


2017年5月、フィリピンのミンダナオ島でイスラム系武装組織「マウテグループ」による占拠があり、フィリピン国軍と紛争を繰り広げていたことは、記憶に新しいと思います。

ドゥテルテ大統領は戒厳令(警察や軍は令状なしで身柄拘束や家宅捜索ができる)を出し、一旦戦闘は落ち着いているものの、現在も発令状態は続いています。

そんな中、新たなテロ組織がルソン島の北部で活動しているとの情報が流れはじめました。

 

<新たな組織”スユフル・カリファット・フィ・ルソン”>

一言で”イスラム系武装組織”といっても、実はいろいろな派閥があります。

今回ルソン島北部での活動していると思われるのは、「スユフル・カリファット・フィ・ルソン」(SKFL)という新しい組織です。

「ルソンのカリフ制国家の兵士」を意味する言葉だそう。

まだあまり存在が知られていませんが、情報当局によれば、「ラジャ・ソライマン運動」と呼ばれる組織から移籍してきたメンバーが主に構成員となっているとのことです。

「ラジャ・ソライマン運動」は、世界各国でさまざまなテロ行為を行ってきた「アルカイダ」とも関係があったようですが、一旦はフィリピン軍により討伐されたと見られていました。

しかし、どうやら残党がいたようで、その残党が今回新たな組織としてSKFLを作ったようです。

 

<キリスト教会が狙われている?>

スユフル・カリファット・フィ・ルソンの狙いは、キリスト教教会および公共施設とのこと。

今年の1月、すでにスールー州のホロで、キリスト教会を狙ったテロ攻撃によって23人が死亡する事件が起きています。

この時の犯人は「マウテグループ」の後続指導者とも関係があったと見られています。

 

<フィリピンがISの活動拠点に?>

イスラム系武装組織のテロといえばまず最初に中東諸国を思い浮かべるかと思いますが、その中のいくつかのグループはすでに壊滅に追い込まれており、フィリピンを新たな拠点にしようと考えているようです。

国民の80%以上がキリスト教徒であると言われているフィリピンですが、ミンダナオ島を中心に5%ほどのイスラム教徒も存在しています。

「バンサモロ・イスラム自由戦士」や「新人民軍」などフィリピンにもいくつかのイスラム系テログループが存在していることから、ISはこの地で新たなテロ組織を作り、活動を広げていくのではないか、と見られているのです。

 

<戒厳令は広まる可能性>

ドゥテルテ大統領は、このようにISテロ組織が活動の幅を広げようとしていることを受け、今後は戒厳令の地域を拡大することも考えているようです。

ここ数ヶ月の間で、長年闘争を繰り返してきた「モロイスラム解放戦線(MILF)」や「モロ民族解放戦線(MNLF)」とは、少しずつ和平交渉が進んできていますが、新たな反政府組織が誕生しているとなれば、その動きを封じる必要があるでしょう。

和平交渉に応じずテロ行為を続ける組織に関しては、軍投入による討伐も辞さない姿勢を示しています。

 

<ルソン島北部での警戒強化>

このような経緯から、現在ルソン島北部では車両や通行人の検問、所持品検査など、警戒が強化されています。

戒厳令もいつ発令されるか分かりません。

ドゥテルテ大統領は「ISがシリアやイラクで起こした残忍な事件がフィリピンで起きないよう祈っている」とコメントしています。


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