セブで日本人が思わず引いちゃう嫌な部分とは?
フィリピンのセブは日本人をはじめ世界の人々が訪れる人気の観光地です。
しかし、文化も環境も違うセブでは、思わず嫌悪感を抱いてしまう部分も多いかもしれません。
先進国である日本から、始めて東南アジアの発展途上国へ行くと、驚くことがたくさんあるのです。
今回はそんな、セブで思わずちょっと引いてしまうような部分をあえてご紹介しましょう。
行く前に知っておくと覚悟が出来て良いかも?
<1. 思っている以上に汚い>
セブ島にある都市セブシティは、フィリピンの中ではマニラに次ぐ大都市と言われていますが、ここはかなり汚いです。
道路にはゴミがたくさん落ちているし、犬や猫のフンだらけだし、車が排気ガスを巻き上げて走っており、埃だらけ。
1日セブシティを歩くと、鼻の穴の中まで真っ黒になってしまうほどです。
空気が悪くて目や喉を痛めてしまう日本人も多い。
南国リゾート地というと、ついハワイのような場所を思い浮かべるかもしれませんが、ゴミ処理などまだインフラが整っていないセブは、かなり衛生状態が悪く、幻滅してしまうかもしれません。
東南アジアの発展途上国あるあるかと思います。
<2. セブ島にはビーチはない>
セブシティのあるセブ島には、実はビーチはありません。
え!セブってビーチリゾートが有名なんじゃないの?!と思いますよね。
実はセブには、「セブ島」と「マクタン島」の2つの島があり、ビーチリゾートがあるのはマクタン島の方なんです。
2つの島は橋で繋がっており簡単に行き来できますが、セブシティからマクタン島のリゾートエリアまではタクシーで1時間ほどかかります。
セブ旅行を計画する際は、シティ派でセブ島に滞在するのか、リゾート派でマクタン島に滞在するのかを選ぶことになります。
買い物やレストラン、おしゃれなカフェ、文化遺産などを楽しみたいならセブ島、ビーチでのんびりしたりマリンスポーツを楽しみたいならマクタン島に宿泊しましょう。
<3. 交通渋滞がひどい>
セブ島のセブシティは、交通渋滞がとにかくひどいです。
セブでの移動はほぼタクシーになるかと思いますが、時間帯によっては15分で着けるところが1時間かかることも・・。
そのため、時間に余裕をもって行動しないと、予定通りに目的地にたどり着けません。
いつまで経っても進まない車の中にいると、イライラしてしまうこともあるでしょう。
<4. タクシーがぼったくろうとする>
フィリピン、セブではタクシーは日本人観光客を相手に必ずぼったくろうとします。
本来フィリピンのタクシーは非常に安価で、初乗り40ペソ(約90円)、乗車後も300mごとに2.5ペソ(約6円)です。
しかし、セブのタクシー運転手は、相手が日本人だとわかると、メーターを使おうとしません。
何も知らない日本人観光客はそのままタクシーで目的地まで連れて行かれて、法外な金額を請求されるのです。
セブではこのようなぼったくりは日常的で、回避するためには最初に「メーターを使って!」と言う必要があります。
初めてのフィリピンで、しかも英語もままならないような人の場合、これすらもかなり難しいでしょう。
また、お釣りをくれないことも多々あります。
500ペソ札や1,000ペソ札などの大きな紙幣だと、実際にお釣りを持ち合わせていないことも多いのです。
そのため、セブでタクシーに乗る際にはあらかじめ100ペソや20ペソなどの小さなお金を用意しておく必要があります。
毎度毎度料金のぼったくりに気をつけながら、細かいお金を用意して・・となると、なかなか面倒くさいのがセブの旅なのです。
<5. 虫が多すぎる!>
高温多湿な南国なのである程度は仕方ないことですが、セブにはアリや蚊、ゴキブリなど大小さまざまな虫たちがうじゃうじゃいます(笑)
アリは家やホテルの中でも見かけ、食べ物があろうものならすぐに大軍が集まってくるのです。
綺麗なホテルでも完全に防ぐのは無理なようなので、虫が極端に嫌いな人は、セブでの滞在はかなり厳しいものになるでしょう。
また、外を歩けばほぼ毎日ゴキブリに遭遇します。
<6. 騒音レベルがすごい>
フィリピン全体として、日本と比べると騒音のレベルがひどいです。
車の音、人の話し声、動物の鳴き声、工事中の音、誰かの歌(フィリピンでは家庭用カラオケ機がとても多い)、音楽、叫び声などなど(笑)、あらゆる騒音が街中に響き渡っており、みんなその中で普通に暮らしています。
日本のように、夜遅くだからやめておこう・・みたいなモラルも存在しません。
おそらく、しゃべる時の声の大きさも、フィリピン人は平均的に大きいのではないかと思います。
そして、セブは闘鶏が人気のためニワトリを飼っている家庭が非常に多く、これらが朝の4時くらいから鳴き出したりします。
これがまた想像以上にうるさいので、全然寝ていられません。
ホテルに泊まっていても、どこか遠い家のニワトリの声がうるさくて起きてしまった、という日本人は多いです。
音に神経質な人も、セブ滞在はちょっとしんどいかもしれませんね。
■楽しめるなら、セブに来てみよう!
以上、セブのネガティブな面、思わず引いてしまう部分についてご紹介しました。
大げさに聞こえるかもしれませんが、どれも事実なので、無理だなぁと感じた方は一旦渡航を考え直しても良いかもしれません。
上記はほんの一部で、実際に驚く部分はもっとたくさんあるんです。
しかし、こういった日本にはない部分が、ユニークで面白かったりもします。
文化の違う国を旅するなら、どんなことも楽しんでしまうのが一番です!
いろいろな意味で非日常的な体験ができるセブを、ぜひ訪れてみてくださいね。