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ヤマハ発動機がフィリピンで二輪車製造を2倍に増やす計画


東南アジアに訪れたことのある方はご存知かと思いますが、道路にはすごい台数の車とバイクが走っています。

フィリピンは特に渋滞が世界最低レベルでひどく、みんな二輪車を使うことで何とか車の間をぬって進んで行きます。

 

そんなフィリピンには、日本製のバイクもたくさん走っています。

ヤマハ発動機が販売しているバイクも、フィリピンではよく見かけます。

 

現在、ヤマハ発動機はフィリピンの工場で年40万台の二輪車を生産していますが、今回この台数を倍の80万台にすると発表しました。

理由はもちろん、需要が増えているからです。

フィリピンは、経済が発展するにつれて人口も爆発的に伸びており、それに伴ってバイクや車の販売台数も伸びています。

ヤマハ発動機は約31億円をかけて投資し、2020年7月には新しい工場システムを稼働させる方針です。

 

工場の場所は、マニラ南のバタンガス州。

すでにここには2万平方メートルに及ぶヤマハ発動機の工場があり、同じ敷地内に新しい生産ラインを追加する予定となっています。

 

フィリピンでは「Mio」というシリーズのAT付きの二輪車が人気。

2021年には80万台生産できるよう体制を整える予定で、2023年までには販売台数100万台、市場シェア40%を目指しているということです。

部品もフィリピン国内で調達できるようにすれば、コストを抑えて生産することができると言います。

 

工場の拡大によって、新たな雇用創出も見込まれています。

今回は200人を新たに雇用し、生産台数に応じて増やしていく予定で、生産台数80万台を予定している2021年には2,000人を雇用する計画だそうです。

 

2018年時点でフィリピンでは226万台の二輪車が売れていますが、そのうちの32%にあたる54万台をヤマハ発動機が生産しています。

また、その中の4割はスクーターです。

ヤマハ発動機はフィリピンには2007年に進出し、初心者でも運転しやすいAT車を中心にシェアを伸ばしてきました。

 

ヤマハ発動機はフィリピンのほか、インドネシア、ベトナム、インドでも二輪車製造に注力しており、これまでフィリピン国内で生産が追いつかなかった分は、インドネシアから輸入することでカバーしていました。

今後はフィリピン国内でさらに製造を増やし、コストを抑えながら販売台数を拡大していきたい考えのようです。