日本からフィリピンへお得に送金する方法
フィリピンに長期滞在や留学する予定の方は、必要な資金を現地へ送金する必要が出てきます。
しかし、普段海外から送金なんてしたことない、という方がほとんどなのではないでしょうか?
今回は、日本からフィリピンへ送金する方法についてご紹介します。
■日本→フィリピンへの送金方法
1. SBIレミットを利用する
SBIレミットは、SBI証券、住信SBIネット銀行、SBI損保などで知られるSBIグループの「SBIレミット株式会社」が提供している国際送金サービスです。
フィリピンだけでなく、世界中のさまざまな国へ送金可能です。
また、少額からでもスピーディに送金できるのが特徴。
なんと最短10分でフィリピンの口座に着金します。
◆フィリピンに銀行口座がまだないけど・・?
渡航前だとフィリピンに銀行口座なんて持っていませんよね。
では、どうやって現地で送金されたお金を受け取るのかというと、「マネーグラム」というサービスを使います。
マネーグラムでは、送金すると送金側にレファレンスナンバー8桁が付与されます。
受取人はその番号を使って現地窓口で受け取ることができる、という仕組みです。
マネーグラムは、フィリピンの銀行や質屋、ショッピングモールなど、たくさんの取扱店があるので便利!
また、手数料は業界でも最低水準で、とってもお得。
送金額によって変動します。
1万円まで・・480円
2万円まで・・720円
3万円まで・・800円
5万円まで・・1,000円
◆登録も簡単!
SBIレミットは、特に窓口に行ったり書類を提出したりする必要もなく、ネット上で簡単に申し込みできます。
ただし、申請してから1週間くらいかけて自宅に申し込みキットが届き、最終的に完了するまでにはそれ以上の期間がかかるので、出発が迫っている人は早めに手続きしておきましょう。
◆日本の銀行口座から送金用口座に振込できる
登録が完了したら、日本の銀行(みずほ、三井住友、りそななど)の口座から、送金したい額を振り込みます。
コンビニ支払いも可能ですが、銀行振込の方が手数料が安いです。
振込ができたら、あとはSBIレミットを使って送金依頼をするだけです!
2.ウエスタンユニオンを利用する
ウエスタンユニオンもまた、日本−フィリピン間の送金では有名な会社です。
身分証明書さえあれば、事前登録なしですぐに送金できるのが最大のメリット。
SBIレミットを登録している時間がない!という方におすすめです。
ただし、手数料は比較的割高になっており、1万円の送金の場合990円となっています。
◆送金の際は加盟店へ行く
すぐに送金できるのはメリットですが、ネット上では手続きできないので、加盟店まで行く必要があります。
土日祝は休みで平日のみの取り扱いです。
ちなみに日本にはウエスタンユニオンのお店そのものは存在しないため、旅行会社などの加盟店で手続きします。
ただ、フィリピンではウエスタンユニオンはそこらじゅうにあるので、送金してしまえば現地で受け取るのはとても簡単です。
その際は、控え番号と身分証明書を持参するのをお忘れなく!
<おすすめはSBIレミット!>
日本→フィリピンへのメジャーな送金方法をご紹介しました。
時間があるなら、手数料も安くネット上で簡単に手続きできるSBIレミットをおすすめします。
ウエスタンユニオンは、とにかくすぐにでも送金したい!という時に使うと良いですね。
もちろん、フィリピン→日本への送金も可能です。
ただ、本人以外は登録書類が受け取れないようになっているので、家族や友人などに送金することがあるなら、事前に彼らにも登録しておいてもらう必要があります。
もしくは自分が帰国する際に、余った現金を送金するなどの用途で使うことがあるかもしれません(現地で日本円に両替してきても良いですが)。
いずれにしても、ひと昔前のように日本の銀行を使って長い時間と高い手数料をかけて送金しなければならない時代はもう終わりました。
日本とフィリピンを行き来している人たちは非常に多いので、これからますます便利なサービスが登場するかもしれませんね。