フィリピン留学に成功するために必要なこと
リーズナブルな料金で短期間でも行けるフィリピン留学は、ここ住数年の間にかなり日本人に知られるようになりました。
大学生から社会人まで、気軽にいつでも行けるとあって、毎年多くの留学生がフィリピン、セブの語学学校で英語を学んでいます。
ただ、近くて安くてしかも遊ぶ場所もいっぱい!というセブでは、留学したにも関わらずあまり英語力が伸びずに終わってしまう人も多いようです。
いくら安いとはいえ、英語を習得しに行ったのに、たいした結果が出ないのはちょっともったいないですよね。
そこで今回は、セブ留学に成功するためのヒントをご紹介したいと思います。
これからセブ留学に行く予定の人はもちろん、欧米諸国も含めて留学全般に興味のある人は必見ですよ☆
<セブ留学成功のヒント>
■事前に英語の基礎を学んでおく
これから英語を勉強しに行くのに事前にも勉強しないといけないの?と思うかもしれません。
もちろん、セブ留学は英語力がゼロの状態からでもチャレンジはできます。
しかし、もしもしっかり”英語が上達した!”という体感が欲しいのなら、基礎英語力はつけてから行くのがおすすめです。
挨拶もままならないような状態では、現地に着いてからすぐに誰ともコミュニケーションが取れず不便ですし、たとえば1ヶ月滞在したところで、飛躍的な成長は感じないのが正直なところ。
可能な限り日本でも英語を勉強し、できれば中学卒業程度まではやり直しておくことをおすすめします。
0から1にする作業はなるべく日本で済ませておき、セブに着いてからは1からスタート出来るようにしておきましょう。
そうすることで、確実に渡航前よりも「話せるようになった!」という感覚が味わえると思います。
■復習を欠かさない
留学中は、平日はほぼ毎日授業を受けることになります。
次から次へと新しいことを学ぶので、はっきり言って覚えるのは大変です。
だからこそ、復習がかなり大事になってきます。
その日に習ったことはその日のうちに見直し、分からなかったところがあれば聞き、しっかり自分のものにしていきましょう。
英語に限ったことではありませんが、人は一度覚えたことも次の日には7割くらい忘れるそうです。
記憶に定着させるためには、復習が必須なのです。
■覚えたことを実際に使ってみる
語学は、頭の中に記憶するだけでは”使える”ようにはなりません。
実際の会話で習ったことを使ってみて初めて、自分のスキルになっていくのです。
ですので、いつでもどこでも、自分が習ったことが使える場面がないか探すことも重要です。
チャンスがあったら、間違えても良いのでどんどん使ってみましょう。
それが相手にちゃんと伝われば、「自分の言い回しは間違ってなかった!」と確信でき、自信もつきますよ!
逆に間違っていれば指摘してもらえて、正しい言い回しを習得できることもあります。
英語は、間違えることを恐れずに発言し、むしろ最初はどんどん間違えたほうが、早く上達しますよ!
■夜は極力出かけない
セブには、クラブやバー、カラオケなどなど、夜のエンタメがたくさんあります。
こういった場所で遊びたくてセブに来る日本人も大勢いますが、留学中はできればあまり行かない方が良いかも。
というのも、結局夜遊んでしまうと次の日朝早く起きるのも辛くなり、日中授業でも眠くなって全然頭に入らない・・なんてことが起こりがちなのです。
これではせっかく授業料を払って学校に行ってるのに本末転倒です。
夜は復習も兼ねて学校内で自習するのがおすすめですよ。
また、セブは夜になると治安も悪化し、特に繁華街では危険な目に遭わないとも言い切れません。
有名な歓楽街に「コロンストリート」がありますが、ここではスリや恐喝、ホールドアップ事件などが頻発し、被害に遭っている留学生も多いです。
語学学校によっては、コロンストリートへ行くことを禁止しています。
■できるだけ日本語は話さない
セブ留学には、日本人留学生がとにかくたくさんいます。
もちろん仲間を作るのは大事なことですが、日本人同士でつるんで日本語ばかりしゃべってしまうのは考えもの。
授業ではない時間帯も、できれば英語を使ってコミュニケーションを取ることが理想です。
セブ留学で日本語を話さないようにするには、日本人以外の留学生に積極的に話しかけたり、もしくは日本人同士であってもお互い英語でしゃべるように決めてみたり、工夫が必要です。
スパルタ系など学校によっては母国語を禁止しているところもあるので、自分を追い込んで英語漬けにしたい人は、あえてそういうルールの学校を選んでみるのも良いでしょう。
■休日はリフレッシュしよう
フィリピン留学では、1日7〜8コマの授業を受けることもあり、課題もたくさん出るため、かなりスケジュールは過密です。
そのため、たまには息抜きする時間も絶対に必要になります。
セブには、美しい白い砂浜のビーチをはじめ、スキューバダイビングやシュノーケリング、アイランドホッピング、ジンベエザメと泳ぐツアー、登山、滝・・などなど、大自然を満喫できるスポットがたくさんあります。
週末はぜひこういった場所へ出かけて、身も心もリフレッシュしてください。
ツアーガイドはたいてい英語になるので、学んだ英語力を試すチャンスにもなりますよ☆
■食べるものに注意
セブは日本と比べると、衛生状態がまだまだ発展途上です。
水道水は飲めないのでミネラルウォーターを買う必要がありますし、食べるものにも注意しなければなりません。
特に、生もの(魚介類、生野菜、切った果物など)は、食中毒になる可能性があるので、ローカル過ぎる飲食店で食べるのはやめておきましょう。
屋台フードも同様で、加熱されていたとしても、長時間放置されてハエがたかっているなんてこともあります。
外食する場合は、しっかりと衛生管理されたレストランを利用することを心がけてください。
また、高級レストランであっても、貝類などはリスキーであることを覚えておきましょう。
ただ、留学中は寮で提供される食事を食べることがほとんどだと思います。
寮食は当然ながら衛生管理にはかなり気を配られており、安心して食べられます。
■上着を持ち歩こう
フィリピンは常夏の国で、セブも基本的には汗ばむ暑さなのですが、ショッピングモールやバスの中、映画館など、一度屋内に入るとエアコンが効きすぎており、まるで冷蔵庫の中のように寒いです。
実はセブ留学では、この気温差で体調を崩す人も大変多くなっています。
カーディガンやパーカーなど、さっと羽織れるものをいつでも持っていると便利です。
普段は気温差に強い人でも、異国のまったく違う環境に来れば、体も敏感になりやすいです。
案外重要なことなので、忘れずに日本から持ってきてください(現地でも購入可能です)。
■保険には必ず加入する
上記のように、フィリピンでは食中毒になったり風邪をひいたりする可能性は結構あります。
セブには幸い日本語対応してくれる病院もあるので安心ですが、保険には必ず加入しておきましょう。
クレジットカードに付帯しているものでもOKです。
保険に入っていれば、いざ現地で病院にかかった時も、キャッシュレスで済むことが多いです。
また、自分の宿泊施設から最寄りの病院はどこにあるのかも、事前に把握しておくこと。
具合悪くなってから探すのは大変です。
■ホームステイも検討してみよう
フィリピン留学では寮に滞在するパターンが多いですが、希望すればホームステイも可能です。
ホームステイは寮とは違い、現地のファミリーと住むことになるため、学校が終わってからも英語漬けの環境になります。
フィリピン文化や習慣の違いなども学べることになり、他の留学生とは一味違った体験ができるのが魅力です。
■留学目的を忘れないこと!
これが一番大事です。
フィリピン留学に来た目的は何だったのか?
それをいつも意識して行動していれば、間違った選択はしないはずです。
人によっては、英語力を伸ばすことではなく、セブの観光や友人作りが目的という場合もあるかもしれません。
そういう人にとっては、いっぱい遊んでパーティしてたくさん友達ができたら成功と呼べることもあるでしょう。
いずれにしても、人に流されすぎずにしっかりと自分の意思を持って、その日1日1日を自分で「有意義なものにしよう!」と決めることが大事。
後悔しない、失敗しないためにも、留学前にぜひ自分の最終ゴールは何なのかを確認しておくと良いですね。