フィリピンスタバ事情、メニュー、Wi-Fi、価格
世界中どこへ行ってもスターバックスは見かけますよね。
コーヒーを飲むのはもちろん、季節限定のフラペチーノを楽しみに行く人や、パソコンを持ち込んで仕事や勉強に打ち込む人もたくさん見かけます。
でも、価格は決して安いわけじゃないですよね。
コーヒー1杯は300円程度で、フラペチーノとなると400〜600円くらい。
最近は高級志向のスタバもあって、1杯1,000円くらいするドリンクも。
■スタバが買えるほどフィリピン人はリッチなの??
そんな、ちょっと意識高い系のカフェチェーンであるスタバは、実はフィリピンでもかなり人気です。
マニラの街を歩いていると、数キロ毎に見かけるほど店舗もたくさんあります。
特にマカティには店舗数が多いです。
どこも混み合っていて、外国人もいれば地元のフィリピン人も多く利用しています。
でも正直、フィリピン人の給料は月2万円くらいなのに、なぜそんなにみんなスタバに行けるんだろう?と不思議に思う人も多いかもしれません。
フィリピンのスタバも、日本の2割引くらいではありますが、ほとんど同じ価格帯です。
私たちが月2万円しかもらっていなかったら、たぶんスタバには行かないだろうと思いませんか?
感覚的には、日本人が1杯2,000円くらいのコーヒーを買うようなものです。
■日本とは違う金銭感覚とライフスタイル
実はこのからくりは、彼らのライフスタイルにあるようです。
フィリピン人は成人してもずっと家族と同居するのは当たり前で、日本人のように賃貸の部屋を借りて一人暮らしすることはほとんどありません。
そのため家賃負担がかなり少なくなっています。
また、光熱費や食費も家族みんなで使った方が一人当たりの料金は少なくて済みます。
それに加えて、フィリピン人は貯金をしません。
もらった給料は基本的に全部使うので、2万円のうち数百円をスタバという贅沢に使っても特に問題ないのです。
■フィリピン限定メニューってあるの?
スタバだけでなく、チェーンストアを海外で見かけるとご当地メニューを試したいって思いますよね。
しかし、残念ながらスタバにはフィリピン限定メニューというのは無いみたいです。
季節限定のフラペチーノなどは日本と異なることもあるようですが、特にフィリピンらしいメニューっていうのは見当たりません。
マンゴーなんとかとか、ココナッツ系のものとか、あったら美味しそうなのに!と思いますね。
ただ、フィリピンはキリスト教国なのでクリスマス限定のフラペチーノはかなり盛り上がるようです。
また、ドリンクではなくパンやペストリーに関してはフィリピン限定のものも見かけます。
■ご当地タンブラーはある♪
スタバのご当地タンブラーを集めている人は多いですよね。
フィリピンのスタバにも、限定のタンブラーが売られています。
フィリピンの中でも、それぞれの「マカティ」や「セブ」、「ボラカイ」などなど都市限定のものがあるので、コレクターの方はぜひチェックしてみてください。
タンブラーだけでなくマグカップなども取り揃えています。
お土産にもGOODですね。
また、逆にフィリピン人に日本のスタバのタンブラーをプレゼントしてみるのも良いかも。
■Wi-Fiはどう?
日本よりもフリーWi-Fiが普及しているフィリピンでは、スタバももちろんWi-Fi完備です。
しかしながら、そのスピードはお店によってまちまちで、遅くてイライラしてしまうこともあります。
また、お店によっては有料で利用できるお店もあります。
いろいろ入ってみて、無料かつサクサク動くお店が見つかると良いですね。
やはりマカティなどの中心部が比較的良好なようです。
ただ、時間はどこも限定なようで1時間しか使えない場合もあります。
ちなみにWi-Fiを使って作業しているのは、観光客ではなくほとんどが地元の学生か留学生です。
やっぱりフィリピンでも、スタバで勉強するっていうのはちょっとカッコよくてステータスになるみたいですね。
■フィリピンでも安定のクオリティ
フィリピンのスタバは、特にフィリピンらしさを感じるようなことはないものの、やはり日頃から使っている人には安心感があると思います。
接客も良いですし、クオリティも安定しています。
恋しくなったらいつでも行けるので、ぜひ利用してみては?