フィリピン、セブ移住のメリットとは?
フィリピンのセブといえば、世界でも有数の美しいビーチがあり、観光業がさかんです。
また、ここ十数年の間では英語留学が人気となっており、毎年大勢の日本人、韓国人、台湾人などが訪れています。
日本から距離も近いことから、セブを気に入って何度もリピートする人も多いです。
そして、何度もセブに通っているうちに、ついには移住したいと思う人たちも少なくありません。
事実、セブ在住の日本人は3,000人以上いて、在留届を出していない人を合わせると6,000〜7,000人以上と推測されます。
日本とはまったく違った文化や風土を持つセブに、移住するメリットとは一体何なのでしょうか?
今回は、セブに暮らすメリットやセブ生活の魅力についてご紹介したいと思います!
<高級コンドミニアムに住める!>
まず最大の魅力は、日本で言うところの高級タワーマンションに格安で住めるということ。
セブを含め、今フィリピンはコンドミニアムの建設ラッシュ。
どこもプール、ジム、24時間セキュリティ完備です。
フィリピンの不動産価格は日本の4分の1とも言われており、たとえばセブなら3LDKのような物件でも1,500万円前後で購入可能です。
ワンルームなら500万円台からあります。
賃貸する場合も同様で、日本なら家賃30万円は下らないような一等地の物件でも、10万円以下で借りることができます。
もしも日本の水準の給料をもらっているなら、セブではかなりラグジュアリーな暮らしができるでしょう。
また、セブの不動産物件は首都マニラと比較した場合、2分の1以下の価格となっています。
<過ごしやすい気候>
フィリピンは、セブ島も含めて熱帯モンスーン気候に属しています。
四季はなく、一年を通して平均気温が26〜27℃と過ごしやすい気候です。
日本の夏ほど蒸し暑くなく、冬もないので一年中Tシャツ短パンで暮らせます。
もちろん、花粉症もありません!
また、フィリピンは毎年大きな台風に襲われて被害が出ていますが、セブは台風の被害も少ないのがポイント。
6〜11月は雨季になりますが、日本の梅雨のように毎日降り続くわけではなく、1日のうちに数時間に1回スコールがあります。
12月〜5月は乾季で暑くなり、12月〜2月が最も快適な気候となります。
<ビーチリゾートが満喫できる!>
アジア屈指のリゾート地として知られるセブは、マクタン島にたくさんのビーチがあります。
その青く透き通った海の美しさに、多くの日本人が虜になります。
セブに住むとこういったエリアへも簡単にアクセスできるため、海やビーチが大好きと言う人には最高の居住地になるでしょう。
また、ビーチだけでなく山などの自然も豊かで、アウトドア好きにはたまりません。
<物価が安い!>
フィリピンは物価が安いことで知られていますが、セブはマニラよりもさらに安いです。
生活スタイルにもよりますが、プール付きのコンドミニアムに住んだとしても、食費や光熱費、交際費、通信費などを全部入れて10万円もあれば、十分暮らしていけます。
また、現地で日系企業に勤めて20万円も稼いでいれば、月10万円近くの貯金も可能ということになります。
期間限定で移住して、また日本に帰ってきたい人も安心ですね。
<メイドやドライバーが雇える!>
セブは人件費も安いため、高級コンドミニアムに住みながらメイドを雇って家事を代行してもらうこともできます。
日本では家政婦なんてお金持ちしか雇えないものですが、フィリピンでは月1万円程度で可能なので、多くの日本人駐在員が利用しています。
また、地元フィリピン人であっても、中流階級以上の家庭には普通にメイドがいます。
フィリピンは女性が外に出て働く文化が根付いており、日本のように家事を奥さんが担当するという習慣があまりないようです。
家事だけでなく子守をやってくれるベビーシッターさんもいます。
バリバリ共働きしたいという夫婦にも、家政婦はおすすめです。
そして、移動時には専属のドライバーを雇って通勤することもできます。
タクシーで移動しても良いですが、毎回呼んだり交渉したりするのは面倒なものです。
フィリピンの道路は交通渋滞がひどいので、ベテランの運転手に連れて行ってもらう方が安心です。
<日本食がおいしい!>
海外で食べる日本食ってあんまり期待できないと思っていませんか?
セブには本格的な和食が食べられるお店が多数揃っているのでご安心ください。
リーズナブルな牛丼屋から高級寿司屋まで何でもあります。
日本食が恋しくて日本に帰りたくなる・・ということは、セブではまずありません!
<日本製品もいろいろ手に入る!>
セブには日系企業が多々進出していて、ユニクロやダイソーなど、日本のブランドもそこかしこで見かけます。
日本製品のクオリティを求める人にも安心です。
また、納豆や醤油、豆腐、味噌、カップ麺、お菓子などの日本の食材・食品も普通に売っているので、自炊して和食を作りたい人もセブでは困らないでしょう。
<ドレスコードが緩い>
暑い国だからというのもありますが、セブではビジネスシーンや冠婚葬祭でもTシャツでOKなことが多いです。
毎日スーツを着て出勤するのが億劫、という人には嬉しいですよね。
薄い衣類が多くなるので洗濯も楽チンです。
<英語が話せなくても生活できる!>
フィリピンの公用語はフィリピン語と英語。
英語が話せればだいたいどこへ行っても困ることはありませんが、じゃあ英語が話せないと暮らすのは無理かというと、そうではありません。
フィリピン人はホスピタリティが強く、言葉が通じずに困っていれば必ず助けてくれます。
また、フィリピン人にとってもあくまで英語は第二言語であり、あまり話せない人の気持ちも知っているのです。
もちろん英語が話せればより生活は便利になると思いますが、話せないからといって移住を諦める必要はありません。
現地に住んでから習得する人も多いです。
<日本人も仕事を見つけやすい>
観光地であるセブには、日本人が働ける場所も多数あり常に求人募集があります。
英語が使えれば選択肢が増えますが、日本語が話せるだけでも仕事は見つかります。
雇用形態は日本と同様、アルバイト、契約社員、正社員があります。
日系企業が現地採用していることが多いので、働きたいのであればネットで求人を探してみましょう。
また、セブで働く際には就労ビザが必要になりますが、勤め先の会社が負担してくれることがほとんどです。
<フィリピンは親日家が多い>
フィリピンと日本の関係は良好で、ほとんどのフィリピン人は日本人に対して非常に好意的です。
フィリピンに行って「自分は日本人だ」と言うだけで、相手が嬉しそうな顔をしてくれることも。
日本のアニメや漫画、日本の電化製品、日本食など日本の文化もフィリピンでは大人気ですし、日本人のことは「真面目」「礼儀正しい」「優しくて控えめ」「働き者」といった印象を持っている人が多いようです。
また、多くのフィリピン人が日本を「いつか行ってみたい」憧れの国として考えています。
<ビザはどうなる?>
移住するとなれば永住ビザが必要なのでは?と思いますよね。
フィリピンでは日本のパスポートの力は大変強く、実はビザなしでも59日間までは滞在が可能です。
それ以降も9aという観光ビザで滞在期間を延長することができ、さらにそれを2ヶ月毎に追加延長し、最終的には16ヶ月まで滞在可能です。
この後も一旦帰国してもう一度同じような手続きを踏むことで、実質的には永住と変わらない生活をすることができます。
また、現地企業に就職した場合は、会社が就労ビザを負担してくれることがほとんどです。
(※観光ビザでは就労はできません。)
もし永住権を取得したい場合は、クオータビザと呼ばれる永住権&就労OKのビザを申請することもできます。
手続きが複雑かつ希望者が増えているため取得は簡単とは言えませんが、専門のエージェントに依頼することは可能です。
資金に余裕があるならSRRVと呼ばれる永住ビザもおすすめですが、35歳以上でないと申請できない上、100〜500万円をフィリピンの指定口座に預けておかなければらないので、なかなかの負担です。
年齢も若く資金も持ち合わせていないのであれば、観光ビザを延長する or 就職先に就労ビザをもらう or クオータビザを申請してみる がベストだと思います。
<セブ移住でおすすめのエリア>
セブの中でも特に日本人が住むのにおすすめなエリアは以下となっています。
・アヤラモール周辺
セブ最大のショッピングモール周辺は、レストランやカフェ、さまざまな企業のオフィスやホテルなどが集まっており、便利で賑やかなエリア。
・マンダウエ市
日本人駐在員やフィリピンの富裕層が多く住むエリアで、高級飲食店などが揃っています。
リゾートエリアであるマクタン島と橋でつながっている街です。
・ITパーク
高級ホテルやオフィスが並ぶビジネス街。様々な企業がここにオフィスを構えており、コールセンター事業などのBPO産業が盛んなエリアです。
・マクタン島
リゾート地として開発が進んでいるエリア。観光業がさかんでホテルが多数立ち並びます。今後は観光地としてのみならずビジネス地区としても発展していく見込みです。
・サウス・ロード・プロパティ
セブ島の湾岸エリアで、「SMシーサイドシティセブ」というモールがあり、非常に便利です。近くにはホテル、コンドミニアム、水族館などもあり、今後さらに大規模な開発が進む予定の予定です。
<まずは別荘として使うのもあり>
フィリピンに不動産を購入し、そこに1年に何度かバケーションで通う、という使い方もあります。
移住とは違いますが、たとえば日本で冬の間だけ常夏の島で過ごす、というのも悪くないでしょう。
フィリピンと日本では気候も文化もまったく違うので、いきなり移住するよりこういった別荘スタイルで少しずつ慣れていくのが最初は良いかもしれません。
それでもやっぱりセブに住み続けたい!と思ってから移住しても良いと思います。
<セブ移住で憧れの南国暮らしを叶えよう!>
いかがですか?
首都マニラに続き、フィリピン第2の都市として発展を続けるセブ。
常夏の南の島で暮らしたい!という夢をかなえてくれます。
日本からたった5時間で行けてしまう距離もポイントです。
都会の賑やかさ、大自然、綺麗な海、フレンドリーで陽気な人々、過ごしやすい気候などなど、魅力がいっぱいなこの街で、新たな人生を築いてみるのも面白いと思います。
BTWINではフィリピンの首都マニラのみならず、セブの優良不動産もたくさんご紹介しています。
ビザに関するご相談もできますので、ぜひ一度お問い合わせください。