セブやマニラだけじゃない!フィリピンの魅力的な郊外都市
フィリピン留学といえば、セブが最も人気のエリアです。
綺麗な海があり、南国リゾート気分を味わいながら、安価な費用で英語が習得できるのは、とってもセンセーショナルですよね。
また、首都マニラもセブとは違った魅力があります。
先進国顔負けの洗練された近未来都市と、貧困層の住むスラム街が隣接した混沌とも言える世界は、日本では決して見ることのできないものです。
しかし、フィリピン留学におすすめな地域は、実はセブとマニラ以外にもたくさんあります。
フィリピン留学したいけど、ちょっと人とは違う場所へ行って違う経験をしてみたい!という方は、ぜひ郊外都市にも目を向けてみてください。
<フィリピン留学におすすめの郊外都市>
■バギオ
バギオはマニラのあるルソン島北部に位置している都市で、標高1,500メートルという山の上にあります。
標高が高いことから、ここはフィリピンとは思えない涼しさで、年間平均気温はなんと20度。
一番暑くても26度、最も寒い時は10度以下になることもあります。
一年を通して暑さを感じることはほとんどないため、”フィリピンの軽井沢”とも呼ばれる避暑地となっています。
また、フィリピンが最も暑くなる3〜6月は大統領や官庁がマニラからバギオへ移動するため、「サマーキャピタル(夏の首都)」という異名も持っています。
フィリピン留学したいけど、暑いのが苦手だから無理!と考えている人は、バギオが超おすすめです。
むしろちょっと肌寒いくらいで、長袖なしでは過ごせません。
そんなバギオ近郊には、「コルディレラの棚田群」という世界文化遺産や、スペイン風建築が残る街「ビガン」などの素晴らしい観光スポットもあります。
そして、バギオがおすすめな理由ナンバーワンは、その治安の良さです。
マニラと比較すれば雲泥の差ですし、もしかすると日本より安全かも?とも言われています。
バギオには貧困層は住んでおらず、政治家や有力者たちなどのいわゆる富裕層が多いためです。
フィリピン名物ともなってしまっているタクシーのぼったくりも、バギオではまず起きません。
海外はとにかく危険だ!と思っている人は、バギオなら安心して滞在できるでしょう。
語学学校も、長い伝統を持つところが多く、授業や講師のクオリティが高いです。
マニラなどと比べると費用も安いというメリットもあります。
また、日本人が比較的少ないため、英語にどっぷり浸かりたい人にもおすすめ。
■イロイロ
イロイロは、フィリピン中心部のパナイ島という島の中心都市です。
自然が多くのどかでのんびりとした時間が流れています。
マニラの大都市の喧騒はちょっと苦手・・という方にぴったりです。
イロイロは「NOカジノ、NOスラム、NOストリートチルドレン」を掲げており、治安も非常に良いです。
また、フィリピンでは毎年大きな被害が出ている台風も、イロイロは避けて通るため、自然災害の心配もいりません。
毎年1月の第4週目の土日には「ディナギャン・フェスティバル」というお祭りがあり、カラフルな衣装をまとったダンサーが情熱的なダンスを披露してくれます。
もしタイミングが合うなら、ぜひ一度見ておきたい盛大なフィリピンのお祭りです。
また、イロイロへ来たならぜひ訪れたいのが、船で30分の場所にあるギマラス島。
ここではなんと、「世界で最も甘いマンゴー」が生産されています。
日本へは輸出されていないので、ぜひ現地で採れたてを食べてみてください。
4月には「マンゴーフェスティバル」が開かれ、50ペソでマンゴーが食べ放題なのだそう。
マンゴー好きにはたまらないイベントですね!
留学に関して言えば、イロイロもまた、日本人が少ないので英語を話す機会は多くなるでしょう。
それほどエンタメはないため、静かな環境で集中して勉強したい人におすすめです。
■バコロド
フィリピンのネグロス島の中心都市です。
豊かな自然があふれ、2008年には「フィリピンで最も住みやすい都市」に選ばれました。
治安も大変よく、住人もみんな温かく迎えてくれます。
交通渋滞もほとんどなく、大都市の喧騒はありません。
カジノやナイトクラブもないので、とっても静かです。
ですが、ショッピングモールやスタバなどのカフェ、ファストフード店はあり、利便性はバッチリです。
近くには露天風呂が楽しめるリゾートスポットもあり、留学中の疲れを癒してくれます。
毎年10月には、「マスカラ・フェスティバル」が開催されます。
笑顔の仮面をかぶったダンサーが音楽に合わせてパフォーマンスする盛大なお祭りで、これを見るために多くの観光客がバコロドを訪れます。
バコロドもまた、日本人留学生が圧倒的に少ないので、思う存分英語環境を体験できることでしょう。
<バギオ、イロイロ、バコロドの落ち着いた環境で学ぼう>
いかがですか?
今回ご紹介した郊外都市は、どこものどかで自然が多く、静かな環境が整っています。
落ち着いて英語を勉強したい人、田舎が好きな人にはかなりおすすめの留学先です。
日本人がすごく少ないのも魅力的だと思います。
メジャーで賑やかなエリアはちょっと・・という方は、セブやマニラをあえて外して、ぜひ知られざるフィリピンの郊外都市の良さを体験してみてくださいね。