フィリピン留学でTOEICスコアアップを目指そう!
多くの日本人は英語での会話力を習得するために海外留学を利用していると思います。
フィリピン留学もしかりで、短期間でも会話力が向上できるため人気です。
しかし、中には「とにかくTOEICスコアが欲しい!」という人も多いのではないでしょうか?
日本国内の企業で働く場合、英会話力はとりあえず置いといて、「650点以上取れないと減給」だとか「800点以上取ると手当てが付く」だとか、あらゆる場面でTOEICスコアが重視されています。
実はフィリピン留学は、TOEICのスコアアップにすごくオススメだってことをご存知でしょうか?
語学学校でも、英会話のみならずTOEIC対策を行なっているところが数多くあります。
TOEICは日本、韓国、台湾などでは非常にポピュラーなテストですが、欧米では実はあまり認知されていません。
そのため、アメリカやイギリスなどの語学学校ではTOEIC対策自体がほとんどないのです。
フィリピンは東アジアに近いこともあり、また日本や韓国からの留学生が多いことから、TOEIC対策は充実しています。
<そもそもTOEICとはどんなテスト?>
TOEICは、リスニングとリーディングの2技能を測るビジネス英語のテストです。
リスニングセクションにはアメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語の4カ国のアクセントが含まれています。
すべてマークシート方式で、スコアは10〜990点で採点されます。
日本の企業だと、650点以上を基準に英語がある程度できる人材として扱われることが多いです。
海外勤務や外資系の企業だと800点以上を求めてくるところが多くなっています。
しかしTOEICはあくまでも、「読む」「聞く」能力だけを測るものなので、ハイスコアが取れてもスピーキングがまったく流暢でない人も大勢います。
逆に、ネイティブレベルでペラペラなのに700点台という人もいて、なかなか英語力を推し量るのは難しいテストとも言えます。
<TOEICスコアアップのコツ>
TOEICで700点以上のハイスコアを目指すなら、基礎的な英語力を上げるのはもちろんのこと、素早く解答していくテクニックも必要です。
テスト時間は2時間ですが、のんびり解いて終わる問題量ではありません。
特に読解問題は模擬テストなどで何度も練習して慣れておかないと、いきなり本番でスラスラ解くのは難しいです。
まずは高校卒業レベルまでの英語をしっかり復習した上で、時間を計って模擬テストを数回解いてみましょう。
最近は本番のテストさながらの模擬テスト教材もたくさん売っています。
<フィリピン留学がなぜTOEICスコアアップに効果的なのか?>
もしもTOEICのスコアアップだけを目的にしているなら、アメリカやイギリスなどよりもフィリピン留学のほうが効果的だと思います。
その理由は、授業がマンツーマンだからです。
同じような問題で何度もつまずいたとしても、繰り返し練習ができますし、納得がいくまで質問することができます。
そのため、わからない部分をしっかり潰していけるのです。
文法や語彙を理解した上で、今度はスピーディに解けるようにコツを掴んでいきます。
<どのくらい留学すればスコアは上がる?>
フィリピンにどのくらいの期間留学すればTOEICスコアは上がるのでしょうか。
現状のレベルやどのくらい上げたいかにもよりますが、たとえば150〜200点くらい上げるには3ヶ月程度は見ておきましょう。
学校によっては、スコアアップを保証しているところもあります。
<TOEIC対策でおすすめの語学学校>
■UV ESL
1ヶ月〜3ヶ月で300点アップの実績を多数持つ実力校です。
セブで2番目に長い歴史を持ちます。
入学に際しての最低レベルはありませんので、誰でも入れます。
1週間で実質30時間のレッスンを受講し、そのうち15時間はマンツーマンで、すべてTOEIC対策に充てることができます。
授業料が安いのに講師陣の質が良いので、コスパ重視の方に特におすすめです。
生徒の20%〜40%が日本人となっています。
日本人スタッフもいるので英語初心者でも安心です。
■SMEAG キャピタルキャンパス
セブ島唯一のETS認定TOEIC公式試験会場ともなっている語学学校です。
校内でTOEIC公式テストを受験できます。
早朝と夜間にはスパルタ授業があり、ここに通った生徒のうち98%が目標スコアを達成しているという実績があります。
ETC監修のもと、ベテラン講師たちが質の高い授業を提供しています。
もちろん、講師自身もTOEICを普段から受験しており、最新の問題出題傾向を掴んでいるため、信頼性も高いです。
留学生の国籍もいろいろで、国際交流を体験したい人にもおすすめの学校となっています。
また、この学校は万全の体調でテストが受けられるように食事内容も工夫されています。
料理上手なシェフが、おいしい食事を提供してくれるんです。
■CIA
点数の保証コースがあり、条件を満たしているにも関わらず目標スコアが取れなかった場合は、12週間目以降の授業料が免除されます。
その代わり、厳しいルールもあります。
セミスパルタ校として知られるCIAは、毎朝英単語テストが実施され、基準値点に満たないと夜の外出許可が下りないという厳しいシステムを持っています。
また、英語以外の言語を話すと5ペソの罰金を払わなくてはいけません。
自習の義務もあります。
本気で英語漬けになり、TOEICで確実に結果を出したい人向けの学校です。
もしくは、自分ではなかなか甘えてしまって勉強しないというタイプの人にも良いかもしれません。
途中で諦めずに最後まで粘ることが大事です!
CIAは医療サービスが充実していることでも有名です。
近くにはJセンターという大きなショッピングモールがあるので、休日はリフレッシュもできます。
在籍生徒の国籍は、日本、韓国、台湾がほとんど。
■Philinter
マクタン空港からも近い、プール付きの学校です。
学校併設の寮のほか、綺麗なホテル寮も用意しています。
講師たちも定期的にTOEICテストを受けており、生徒以上に勉強しているため、授業の質は高いです。
「バディーティーチャーシステム」というのを採用しており、個人のインストラクターが生徒1人1人を担当するのが特徴。
こちらにもスコアの保証制度があり、コース終了時点で目標スコアを下回っている場合は、そのスコアが取れるまで無料で授業が受けられます。
■English Fella2
セブにある韓国系スパルタ校の1つですが、日本人向けにやや緩和された「Jスパルタ」で運営されています。
希望すれば、通常のスパルタコースを追加することも可能。
やや厳しい環境で自分を追い込みたいタイプにおすすめです。
英語初心者でも基礎を学びながらTOEIC対策が同時にできます。
厳しい採用基準をクリアした質の高い講師陣が特徴で、1人の先生が1つの科目(例:グラマーなど)のスペシャリストとして育成されています。
綺麗に整備された周辺の環境と緑に囲まれた校舎にはプールも付いているほか、校内の設備もジムや体育館など充実しています。
日本人比率は20%〜25%ほど。
■AELC
マニラから車で2時間ほどのアンへレス・クラーク地区にある韓国系の語学学校。
クラークはもともとアメリカ空軍の基地があった場所であることから、アメリカのネイティブスピーカーが多く住んでいるのが特徴です。
今でもここは”リトルカリフォルニア”とも呼ばれるほどその名残があり、AELCでもネイティブ講師が数多く在籍しています。
ネイティブ講師によるマンツーマン授業では欧米留学のスタイルで学ぶことも可能。
TOEIC保証コースでは、コース終了時に目標スコアに達していない場合、その後の授業料は免除されます。
2011年に校舎が新築されており、広々としたリゾート型のスクールとなっています。
またAELCはクラーク地区でのTOEIC公式試験会場にもなっています。
■First English Global College
セブのリゾート地区にある日本人経営の語学学校。
特に日本人に効果的なカリキュラムが組まれていることが特徴です。
また、ここには「バディースタッフ制度」があり、生徒一人一人に担当のフィリピン人講師がつきます。
英語を教えてもらえるだけでなく、セブでの生活に関する悩みまで相談できるそう。
TOEIC対策クラスでは、ジェネラルコースと組み合わせて総合的な英語力を向上させることでスコアアップを狙います。
質の高いレッスンをリーズナブルな料金で提供している優良な学校として定評があります。
門限等などの厳しい規則は特になく、自由な環境を好む人におすすすめです。
■TALK
マニラからバスで7時間走ったところに、バギオという大変治安の良い街があります。
TALKはバギオにある韓国人経営の語学学校です。
バギオはとにかく涼しく、「フィリピンの軽井沢」と呼ばれるほど。
暑いのが苦手な方や、素朴な田舎町で勉強したい方におすすめです。
スタイルはスパルタ式となっており、平日の外出は禁止されているほか、”English Policy Chanllenge”を選択すると、平日24時間英語以外話してはいけない環境になります。
少々ストイックではありますが、徹底的に英語漬け生活をしたい方はぜひチャレンジしてみましょう。
また、毎晩単語テストとTOEIC模擬テストが行われており、自分の伸び具合がよくわかるシステムです。
TOEICの保証コースには、800点保証と900点保証のコースがあります。
コース終了時に目標スコアに満たなかった場合は、目標に達するまで授業料が免除されます。
いかがですか?
TOEICは基本的には日本国内での就職、転職、昇進などに有利になりますが、対策はフィリピンで生の英語に触れながら行うのも良いと思います。
何より、スコアを保証してくれる学校が多いので、一念発起して集中的にフィリピンでテスト対策するのも効果的です。
日本ではどうもモチベーションが上がらない・・という方も、南国の自然あふれる環境で勉強してみると気分も変わって良いものですよ。