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フィリピンでビジネスを立ち上げるメリット・デメリットとは?


起業を考えている人にとって、フィリピンは大変気になる国の一つではないでしょうか。

人口ボーナスなどによる急速な経済発展は、これから海外でビジネスをしたいと思っている人々を魅了しています。

また、ASEAN(東南アジア諸国連合)の中でもフィリピンは、「次の10年」の成長大国に位置付けられています。

逆に日本経済の将来はあまりポジティブな展望がないと考えている人も多いでしょう。

事実、フィリピンの平均年齢が23歳であるのに対し、日本は46歳。

労働人口の比率で見ても、フィリピンの方が長期に渡る繁栄が見込まれそうです。

 

では、実際にフィリピンでビジネスを立ち上げる場合、どういったメリットがあるのでしょうか。

逆にデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

見てみましょう。

 

 

<フィリピンで起業するメリット>

 

■物価が安い

物価が安いというのはフィリピンで起業する最大のメリットです。

例として、タクシーの初乗りは30ペソ(約60円)ほど。

食事をするのも、ローカル食堂なら1食100円程度でも済みます。

ビジネスを興すとなると初期費用に諸々かかるものですが、ほとんどのものは日本より安く、起業しやすい環境が整っています。

もちろん、スタートしたいビジネスにもよりますが、イニシャルコストが100万円もあれば何らかの事業を始めることができるでしょう。

 

■人件費が安い

フィリピンで法人を立ち上げれば、フィリピン人を雇用することも出てきます。

その際、フィリピンは人件費が日本よりも格段に安いです。

貧困層などは日給800円程度の人もいるような世界ですから、桁が違います。

また、フィリピンは現在昇給が遅いです。

長く働いてもなかなか給料が上がらないため労働者側は苦しい立場にはありますが、雇用側にとってはメリットです。

 

■平均年齢が若い

上述したように、フィリピン人の平均年齢は23歳と若いです。

これから数十年に渡って、労働人口を確保し続けます。

日本は今どこも人手不足が問題になっていますが、フィリピンでは働き盛りの人が余っている状態です。

雇用側としては選べる立場にありますし、有能な人材を探す余裕があります。

 

■英語が通じる

フィリピンは英語が公用語になっているため、ほとんどの人が英語を話します。

大学まで出ているエリートであれば、間違いなくビジネスレベルです。

英語ができるということは、他の外国ともやりとりをするようなグローバルなビジネスでも即戦力になります。

ベトナムやカンボジア、タイなども起業するのに良い国として注目はされていますが、言語の面でここまで有利なのはフィリピンだけです。

逆に私たち日本人が英語を勉強する必要もあるでしょう。

 

■個人消費が大きい

貧困層が多い国であるにも関わらず、フィリピン人は個人消費が大変大きい国としても知られています。

彼らは手元にお金をとっておくという習慣がなく、数日のうちに全て使い果たすという浪費ぶりです。

そのため、フィリピンのほとんどの会社では給料日を月2回設けて、使いすぎを防いでいます。

ビジネスをする立場からすれば、どんどんお金を使ってくれるのはとてもありがたいことです。

財布のひもが固い今の日本と比べれば、モノやサービスはフィリピンの方が圧倒的に売りやすいでしょう。

 

■経済特区がある

フィリピンには各地に経済特区があります。

PEZA法人という形で設立すると、海外から進出してくる企業は税金の優遇措置を受けることができます。

業種やビジネスの規模によっては大きなメリットがあるので、検討の価値はあると思います。

 

■小額の資金でもスタートできる

ビジネスを興すというと、大金をかけて大それたことをやるようなイメージもありますが、フィリピンでは小額の資金でもスタートすることが可能です。

たとえば、シンプルに考えてタバコや日用品などを仕入れて売ることもできます。

フィリピン人は手元にお金を持っていないので、まとめ買いをしません。

たとえ割高と分かっていても、小分けにされたものを「サリサリストア」などでちょこちょこ買って生活しているのです。

そのため、大量のシャンプーなどを割安で買って、それを小分けにして割高で売るだけでもビジネスが成立します。

タバコも1本から売っている国ですので、視点を変えればいろんな商売の可能性を見いだせるでしょう。

 

 

<フィリピンで起業するデメリット>

 

■言葉の壁

英語が通じるのは大きなメリットですが、逆に言えば英語が話せないと少し辛い部分もあると思います。

その際、通訳を雇うという選択肢もありますが、やはり現地人と直接意思疎通できたほうが何事もスムーズです。

海外で起業するということは、やはりその国の言葉を学ぶことは必須でしょう。

フィリピンではタガログ語も理解できるとかなり便利です。

 

■交通渋滞

フィリピンに住んで最もイライラしてしまうことが、交通渋滞かもしれません。

特にマニラ首都圏やセブシティは交通量がとにかくすごいので、通常15分しかかからない道のりが1時間かかるようなこともざらにあります。

実はフィリピンは、この世界でも有名なほど酷い交通渋滞によって、かなり大きな経済的損失があるとも指摘されています。

人々の移動はもちろんのこと、物品の輸送も遅くなるため、あらゆるビジネスの循環が悪くなってしまっています。

通勤場所が遠いなど移動が多いビジネスモデルにしてしまうと、途中で嫌になっていまうかもしれません。

 

■インフラ整備がまだ不十分

酷い交通渋滞を起こしている原因として、高速道路などのインフラ整備が不十分なことが挙げられます。

また、電車も走ってはいるものの路線数が少なく、いつも人が多すぎて乗れないため、あまり使えません。

そして、ビジネスを運営する上で最も重要とも言えるインターネット回線も、世界的にみてかなりスピードが遅いことも問題です。

その上、天災などでしょっちゅう停電し、ネット回線が安定しないため、場合によっては仕事に致命的なダメージがあることも。

そのため、ほとんどの企業では予備の回線もひいており、ネット代がかさんでしまっています。

 

■電気代が高い

家賃も物価も安いフィリピンですが、電気代は日本と同じくらい高いのが辛いところ。

暑い国なのでエアコンは基本付けっ放しになりますし、電話もネットも電気を使うので、なかなか節約することも難しいです。

日本と同じくらいの料金だとそこまで大きく抵抗がないかもしれませんが、フィリピン人の所得を考えると相当痛い出費になっていると思います。

 

■何事もスムーズにいかない

フィリピン人は、とにかくマイペースでのんびりとしています。

そのため、役所仕事でも事務でも何でも、時間がかかります。

また、業者を呼んでも時間通りに来ないなどは日常茶飯事であるため、ちょっとした忍耐が必要です。

これはビジネスでもプライベートでも、フィリピン人の国民性であったり気質なので、改善を要求するのは難しく、こちら側が慣れるしかありません。

 

■日本人は土地も買えないし現地法人の代表になれない

フィリピンの法律では、外国人がフィリピンの土地を所有することができません。

土地を購入するには現地法人を設立し、法人名義で取得する必要があります。

ただし、現地法人はフィリピン人が株の60%を持つ必要がある上、会社の代表もフィリピン人でなければなりません。

つまり、会社を立ち上げるにはフィリピン人のビジネスパートナーが必要ということです。

まったく知らない土地へ行って信頼できるパートナーを探し出すことは簡単ではありません。

人選びに失敗して、会社ごと乗っ取られてしまったなんてケースも聞きます。

これから新しくビジネスをスタートしたいなら、いきなり大規模な企業を立ち上げるのではなく、小さなビジネスを始めてコツコツ成長させていくのが賢い方法だと思います。

 

<日本にはないビジネスチャンスが眠っているかも>

いろいろなメリット、デメリットがありますが、やはり総じて日本よりはビジネスチャンスが大きいことは間違いありません。

兎にも角にも人口が減っている国に経済的な将来性はあまり見込めないでしょう。

またフィリピンはまだ発展途上であるからこそ、人々が見たことのない商品やライフスタイルを提案することで、大受けする可能性があります。

お金を使うのは大好きなので、気に入ったものがあれば飛びついてくれます。

まずは何よりも、フィリピンのことをよく知ることから始めてみましょう。

フィリピン人とはどのような人種なのか?どんなものが好きなのか?どういう暮らしをしているのか?考え方や宗教はどうか?

などなど、日本人とは異なるニーズをしっかり理解することで、どこにチャンスがあるか分かってくるというものです。

フィリピンは日本からたった4時間半ほどで簡単に渡航できる距離にあります。

ぜひ視察に足を運んでみてください。