フィリピンの穴場!ケソンの見どころ
フィリピンの観光地といえばまずセブ、そしてちょっと詳しい人だとボラカイ島やパラワン島を思い浮かべるでしょう。
フィリピンには手つかずの大自然が残る場所が多くあり、毎年多くの観光客が訪れています。
しかし、中にはまだまだメジャーではなく、穴場となっているエリアもあるんです。
ケソンもその1つ。
今回は、知る人ぞ知るケソンの魅力に迫ってみましょう!
<ケソンについて>
ケソンは、マトロマニラにある都市の1つです。
マニラ近郊の中では新しい都市であり、広大な面積を持つため交通渋滞が少なく、政治家などの上流階級のフィリピン人が多く住んでいます。
また、フィリピン大学などの教育施設が多く、治安が良いことでも知られています。
人口は308万人で、メトロマニラの人口の23%はケソンに住んでいます。
マカティなどとはちょっと違って主に居住エリアですが、場所によっては高級コンドミニアムなども建設されています。
<ケソンの観光スポット>
ケソンには美しいビーチリゾートや緑あふれる登山コースなど、隠れた魅力がたくさんあります。
また、自然だけでなく教会やお祭りなど、伝統的・宗教的な見どころもあるんです。
■ビーチ
• ダンパリタン・ビーチ
タヤバス湾に面したダンパリタンという島に、ダンパリタン・ビーチはあります。
白い砂浜と透き通った海の色は、時間を忘れさせ、癒しを与えてくれます。
人工物が少なく自然のままのビーチを散歩したり、のんびりと木陰でお昼寝も良いでしょう。
• プティン・ブハンギン
タガログ語で「白い砂浜」を意味する「プティン・ブハンギン」は、名前の通りの美しい白い砂浜が広がるビーチ。
砂浜だけでなく海の水も透き通っていて美しく、底の方まで見えます。
• ボラワン・アイランド
キャンプができるビーチです。
コーテジやトイレ、シャワーを完備しており、BBQのセットを持っていけば気軽にキャンプが楽しめます。
食材を買うためのお店も近くにあるので便利です。
■山
• マウント・バナハウ
標高1,080メートルの不活性火山で、フィリピン政府によって保護された国立公園でもあります。
「ホーリーマウンテン」とも呼ばれており、フィリピン人にとっては神聖な信仰の山です。
ホーリーウィークにはたくさんのキリスト教信者たちが集まります。
■教会
• タヤバス・バシリカ
鍵の形をしたユニークなデザインの教会。
祭壇までの距離が長いことで有名です。
1743年に一度地震で崩壊しましたが、その後改築されて今に至ります。
内装が大変美しく、荘厳な雰囲気はキリスト教徒でなくても聖なるパワーを感じそうです。
• カマイ・ニ・ヘスース・ヒーリング・チャーチ
305段の階段の先にある大きなキリストの像が印象的なカトリック教徒の巡礼地。
信者が懺悔、瞑想、感謝の祈りを捧げるために使われていた場所ですが、現在は観光地としても解放されています。
■遊び場
• ビラ・エスクデロ・プランテーション&リゾート
かつてココナッツ農園であった場所を改装した広大なリゾートスポット。
敷地内には、熱帯雨林のジャングルや宿泊施設などがありますが、なんといっても目玉は滝つぼにあるレストラン。
お店のテーブルや椅子、カウンターなど全てが水に浸っているという何ともダイナミックな演出。
ふくらはぎまで水に浸かりながらいただくランチは、涼しげで美味しそう(?)
• アイランドホッピング
フィリピン各地で人気のアクティビティの1つ。
ボートで小島を次々と巡りながらシュノーケリングやダイビングが楽しめるマリンアクティビティです。
ケソン州を周遊して白い砂浜のビーチを堪能しましょう!
■イベント
• パヒヤス祭り
ケソン州ルクバンで行われる、お米などの農作物の方策を祈願・感謝するお祭りです。
フィリピン人の大好きなお米を祀るということで、地元では街をカラフルに装飾し、盛大に祝います。
パレードやバンド演奏などもあり、活気にあふれた街の様子を楽しめます。
■ショッピング
• ロビンソンズ・マグノリア
マラテにあるロビンソンよりも高級感のあるお店が多く、富裕層や芸能人、政治家などが利用しているというショッピングモールです。
日本食レストラン、両替コーナー、88ペソショップ、フードコートなどが揃っており、ケソン市民に愛されています。
• トライノマ
とにかく面積が広く大きいので、全部歩き回ると1日かかります。
店内にはブランドショップやレストランなどはもちろん、噴水が楽しめる庭園やカフェ、イベントスペースなどがあります。
トイレも綺麗なので安心。
<安全で自然あふれる新興都市>
いかがですか?
あまりメジャーではないケソンですが、実は見どころがいっぱいです。
ここには書ききれないほど、たくさんのビーチや公園、ショッピングモール、遊び場があります。
フィリピンの雄大な自然、文化、歴史的建造物はもちろん、近代的なモールも揃っていて、日本人にとって大変住みやすい場所でもあります。
マニラのマカティやBGCなどと並んで、今は不動産の人気も高まっています。
何より、治安が良く安全であるのが嬉しいですね。
そして、経済中心地であるマニラ市まで、車で1時間もかかりません。
ますます発展していくフィリピンの中でも、大きなポテンシャルを持ったケソン。
ぜひ一度観光や視察に訪れてみてください。