フィリピンで人気急上昇中の洗車ビジネス
ひどい渋滞が社会問題となっているフィリピンですが、そんな中でも国民マイカーの保有率はここ数年で急上昇しています。
それに伴い、国内では洗車場のビジネスを始める人たちが増えているそうです。
フィリピンでは日本のような機械洗車ではなく高圧洗浄手洗いが主流です。
他のビジネスよりも安いコストでスタートできるとあって、新規の洗車場が次々にオープンしています。
資本金100万円以下で始めることができ、顧客から気に入られれば他の職業よりも高給を稼ぐことが可能なビジネスとして人気を集めているようです。
フィリピンの洗車場ビジネスで成功するには、まず丁寧で優秀な人材を確保すること。
そして、水道代を節約するために無料の井戸水を利用することです。
人件費以外の原価がかからないため、料金も1台あたり100ペソ(約220円)程度とリーズナブルにサービスを提供することができます。
ライバルが多い中で差をつけるためには、洗車の技術も磨く必要があります。
人気の洗車場は、最後に残った水滴を高圧空気で飛ばし、ピカピカに仕上げます。
フィリピンでは道路が舗装されていないところも多く、車が濡れていると泥がつきやすくなるため、マイカー保持者には大変うれしいサービスです。
顧客から高く評価されれば洗車料金のほかにチップも受け取ることができます。
これを含めると他の職業よりも高い500ペソ(約1,100円)程度の日給になるそう。
ちなみにフィリピン人の平均日給は800円以下なので、かなりオイシイ仕事と言えるでしょう。
ホスピタリティが高く人のために体を動かして働きたいというフィリピン人の国民性には、ぴったり合ったビジネスかもしれませんね。