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フィリピンに行くのにワクチンは必要?


フィリピンに行こう!と決めたけど、衛生的に大丈夫かな?ワクチンって必要かな?と思う人も多いかも知れません。

たしかに、発展途上国においては日本よりも感染症やウイルスの危険性は高いです。

フィリピンは近年かなり近代化してきており衛生環境も改善してきてはいますが、それでもまだ様々な病気にかかるリスクはあります。

 

海外での思わぬ病気を避けるために、ワクチンをしてから出発すると安心ですよね。

ワクチンの接種は少なくとも出発の4週間〜6週間前に済ませておきましょう。

フィリピンで感染する可能性のある病気は、A型肝炎、B型肝炎、日本脳炎、狂犬病、腸チフス、マラリアなどです。

その他、日本でもメジャーな風疹、はしか、おたふく風邪、ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオなども追加接種しておくと安心です。

 

それぞれの病気の予防方法も知っておきましょう。

 

■A型肝炎

主に飲食物から感染します。

発熱、だるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などが見られたあと、黄疸が現れます。

汚染された水や氷、甲殻類、不衛生な水で洗われた果物や生野菜などに注意してください。

フィリピンでは水道水は飲めません。

レストランなどで出されても飲まないことはもちろん、歯磨きなどの際も、ミネラルウォーターを使用しましょう。

氷は水道水から作られていることが多いので、氷が入っている飲み物も避けてください。

また、フィリピンのお楽しみの1つでもある屋台フードも、衛生環境の悪いお店が多いので、ハエがたかっていたり、生を出しているようなところはNGです。

その他、高級そうなレストランやホテルであっても、生牡蠣や刺身などはかなりリスキーなので避けたほうが良いです。

基本的に、加熱されてないものは食べない!と決めてしまうのが安全です。

 

■B型肝炎

B型肝炎は、HBVウイルスの感染によって発症します。

肝炎を起こし、肝硬変や肝臓ガンになる、非常に感染力の高いウイルスです。

普通の生活ではそれほどかかるリスクは大きくありませんが、血液や体液に触れる可能性のある人や、現地で性的接触をする場合にはワクチンを接種しておいたほうが良いでしょう。

また、現地で手術をしたり歯科医にかかったりする可能性がある方もワクチンを接種しておくと安心ですね。

 

■日本脳炎

蚊を介して感染する疾病です。

高熱、頭痛、嘔吐のほか、重症化すると意識障害や麻痺、神経系の障害を引き起こし、後遺症が残る場合や、最悪の場合死に至ることもあります。

ワクチン接種により、罹患リスクを75%〜95%減らすことができると言われています。

フィリピンで蚊が特に多い地域(田舎の農場など)に行く予定がある場合は接種しておきましょう。

また、虫や蚊に刺されないように、虫除けスプレーを持って行くことや、肌を露出しすぎないことも大事です。

 

■狂犬病

日本では撲滅している狂犬病ですが、フィリピンをはじめ世界中の多くの国々でまだ狂犬病は見られています。

発熱や痛みなどのほか、神経系をやられるため、不安感、恐水症、幻覚、精神錯乱などが起こります。

現地には野良犬、野良猫などの動物と遭遇することがよくありますが、絶対に接触しないようにしましょう。

動物に噛まれたり舐められたりしない限りは感染の可能性は大変低いですが、どうしても動物と触れ合うような環境に行く場合は、ワクチンを接種しておいたほうが良いです。

また、ハイキングやサイクリングなどで山奥に行く場合、野良犬以外にもコウモリなどから感染することがあります。

万が一噛まれた場合はすぐに傷口を洗うことと、病院に行くことが大事です。

ちなみに狂犬病は、感染・発症すると最後には昏睡状態となり、致死率100%と言われています。

こちらから何もしない限り、動物側から攻撃してくるようなことは滅多にありませんが、とにかく動物には近づかないようにしましょう!

 

■腸チフス

腸チフスは、サルモネラ属のチフス菌による感染症です。

ヒトの便や尿に汚染された水、氷、食品を口にすることによって感染します。

高熱、頭痛、だるさ、発疹、便秘などの症状が現れます。

ひどい場合は腸から出血したり、腸に穴が空くことも。

出発の2週間前にワクチンを接種するほか、フィリピンでは生水や生の食品を避けることが基本です。

 

■デング熱

デングウイルスに感染して起こる急性の熱性感染症。

発熱、頭痛、筋肉痛、発疹などの症状が出ます。

デング熱を媒介するのは、ネッタイシマカという蚊で、日本にはいない種類です。

フィリピンでは特に子供が多く感染していて、死亡例もたくさんあります。

デング熱には、ワクチンはありません。

蚊に刺されないように長袖を着る、虫除けスプレーを使うなど、自己防衛をしっかり行ってください。

日本の薬剤では効かないこともあるので、現地で購入するのが良いでしょう。

万が一感染した場合は、入院して治療します。

体力のある大人であれば1週間ほどで回復はしますが、せっかくのフィリピン滞在を病院で過ごしたくはないですよね・・。

 

■マラリア

常夏の国フィリピンでは、蚊を媒介にして感染するマラリアも深刻な病気の1つです。

最初は発熱で始まり、のちに貧血、横断などを引き起こし、重篤化すると腎不全や昏睡、最悪の場合は死に至ります。

マラリアにも現在のところワクチンはなく、予防薬を購入することができます。

予防薬は現地で買うと偽物をつかまされることもあるので、日本で処方してもらいましょう。

そして、蚊に刺されないよう長袖の服を着ることが予防策になります。

また、マラリアの活動が活発化する夕方や夜明け頃の外出も出来るだけ避けてください。

網戸のない施設で窓を開けて寝るのも危険です。

 

 

フィリピンから帰国したら、まずは検疫を受けることになります。

もしも帰国時に腹痛や頭痛、発熱などの症状が出ていた場合は、なんらかの感染症にかかっている可能性もあるので、その場で相談するようにしてくださいね。

また、感染していても潜伏期間で、まだ発症していないこともあります。

数日以内に体調がおかしくなった場合も、速やかに医師に相談しましょう。

 

必要と思われるワクチンを事前に接種していくこと、現地についてからも出来るだけの予防策を講じることで、ほとんどの病気は避けられます。

しっかり準備して、安全で快適な旅にしてくださいね!