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フィリピン不動産、ダバオの可能性とは?


フィリピン不動産に注目している日本人投資家は大変多いです。

これはひとえに、フィリピンが今著しい経済成長の真っ只中にあるためです。

まだ物価も安く、人口も1億人を突破し、その平均年齢は23歳、英語が通じて国際力も高いフィリピンは、非常に将来性の高い国として注目されています。

 

しかし、フィリピンならどこでも良いというわけではありません。

マニラやセブの中でも、もうすでにピークを超えてしまっているエリアも多いですし、どこのエリアを狙うかに関しては慎重になりたいものです。

しかも、不動産は決して安い買い物ではありません。

一度契約してしまえば頭金もかかりますし、気軽に返品できるものでもありません。

だからこそ、投資家は皆「失敗したくない。どうすれば優良物件を購入できるのか?」を考えていますし、それが不動産投資にあたっての最大の悩みかと思います。

フィリピンは新興国であり、これからさらに発展していくことは間違いありません。

しかし、「失敗しない」という保証はまったくありませんし、投資をする限りはリスクが伴うことは確実です。

いくら新興国投資であっても、必ず儲けがあるだとか、簡単にお金が入ってくるといったものでもありません。

では、一体どのエリアのどのような不動産に注目すべきなのでしょうか?

今回は、フィリピンの中でも観光客にはまだあまり知られていない「ダバオ」に焦点を当ててみたいと思います。

 

<ダバオの可能性>

ダバオはフィリピン第3の都市です。

不動産投資先としては日本人はまだ注目し始めたばかりで、少しずつ人気が高まってきています。

注目すべきはその経済成長率。

フィリピン統計庁によれば、ダバオの経済成長率は2014年で9.4%、2015年で7.9%。

フィリピン全体がそれぞれ6.2%、5.9%だったことを鑑みると、ダバオの伸び率が非常に大きいことがわかります。

今でこそまだ物価も上がりきっていないものの、今後さらに発展していくことが見込まれているのです。

 

<ドゥテルテ現大統領の功績>

現在フィリピンの大統領を務めているロドリゴ・ドゥテルテ氏は、かつてダバオの市長でした。

当時ダバオは、「フィリピンで最も治安の悪い街」として知られていましたが、ドゥテルテ氏はそこを逆に、世界レベルで安全な都市へと変えた功績を持っています。

ダバオで市長を20年間務めていた彼は、多少犠牲を払ってでも犯罪を撲滅しようと尽力したのです。

その結果治安が大幅に改善し、大統領になってからの身内びいきもあり、現在はインフラ整備も急速に進んでいます。

インフラが整えばおのずと人が集まってきますし、多くの企業が進出してきます。

 

<ダバオの発展はたまたま?>

ダバオが現在のように成長を続けている最たる理由は、やはりドゥテルテ大統領が元市長を務めていたからに他なりません。

もしも大統領になる以前に別の都市の市長をやっていたら、そっちが発展していた可能性もあるでしょう。

ダバオが発展しているのは、たまたまドゥテルテ大統領が元市長だったからです。

しかし、2014年に、ミンダナオ島がモロ・イスラム解放戦線との包括和平に合意し、休戦協定が結ばれたことも、治安の良い街として発展した大きなきっかけでした。

ドゥテルテ大統領のダバオびいきの政策と2014年の休戦協定、この2つの要素が重なり合って、ダバオは急速に発展を遂げているのです。

 

<ダバオへの投資はまだ間に合うのか?>

現在ダバオの不動産で収益を上げている投資家は、実はまだ内戦が行われていた時代に将来を見越して不動産を購入したようです。

戦争が行われている最中で不動産を購入するのは非常に大きな決断だと思いますが、現在のダバオを見ればそれが賢明な判断であったことがわかります。

では、もうダバオの不動産を買うのは遅いのでしょうか?

そんなことはありません!

現在も、現地の大手不動産業者が次々と新たな不動産プロジェクトを立ち上げており、今後も飛躍的に発展していくことが見込まれています。

国内最大手の不動産開発社Ayala Landが進めている、ラナン地区で開発中の25ヘクタールの集合住宅地「Azuela Cove」もその1つです。

また、ダバオの観光名所ともなっているサマル等を結ぶ1.2kmの大橋の開発、ミンダナオ島の鉄道、ダバオ国際空港の改善などなど、街全体の開発がどんどん進んでいます。

この状況を見れば、地下や不動産価値がこれからも上がっていくことは明らかです。

まだ余っている土地も多いですし、コンドミニアムの建設ラッシュも続いています。

そのほとんどは、24時間セキュリティとプール付きのいわゆる高級コンドミニアム。

しかも、日本円にして400万円程度の物件から購入することができます。

家賃収入などのインカムゲインはもちろん、転売によるキャピタルゲインもまだまだ狙える範囲にあります。

 

 

これからフィリピン不動産の投資に参入したいと考えている人は、是非ともダバオを視野に入れてみてください。

治安の良さは確実に大きなメリットになりますし、必ず多くの人が集まってくるエリアです。

メトロマニラも良いですが、ダバオのような新興都市はこれからまだ飛躍的に伸びるため、投資うする面白さも大きい上、他の都市よりも確実性が高いと言えます。

チャンスを逃さないよう、最新情報をチェックしていきましょう!