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台風22号の影響とフィリピン不動産購入の注意点


台風22号の影響とフィリピン不動産購入の注意点

 

日本でも大型の台風や地震で最近は大きな被害を受けていますが、フィリピンでも台風は毎年大きな爪痕を残す災害の1つです。

今回フィリピンの国家災害対策本部は、現在ルソン島に近づいている大型の台風22号「マンクット」について、約520万人に影響があることを予測発表していました。

台風にはその大きさを表す「カテゴリー」というものが存在しますが、今回フィリピンを襲った台風22号は、その中でも最高の「カテゴリー5」に相当し、今年最大の勢力。

瞬間最大風速80m/sにも達し、猛烈な風とともに500mmもの降雨量を記録。
予想通りの甚大な被害となりました。

人々の活動がストップしたため、経済的損失も大きく、その金額は数十兆円規模にまで至っています。

 

ルソン島のカガヤン州では大雨による冠水が報告されており、地盤の緩みによる家屋の倒壊や土砂崩れが起こりました。

また、カガヤン州は農業が中心のエリアでもあり、今回の台風によって農作物にも多大な影響が出ています。

ルソン島には首都マニラがありますが、こちらもほぼ全域に暴風警報が出され、人々は普段の生活ができない状態を強いられました。

 

現在、行方不明となっているのは64人。

約140軒の家屋が倒壊し、影響を受けたフィリピン人は80万人にも及びます。

リゾート観光地や留学先として人気のセブ島でも20日に土砂崩れが起き、子供や高齢者を含む4人が犠牲になりました。

地方災害対策当局によれば、セブ島のナガで発生したこの土砂崩れにより、24軒の家屋が土砂に埋まってしまったとのこと。

また、ルソン島北部のイトゴンでも同様に土砂崩れが起き、18人が死亡しました。

 

 

フィリピンにおける台風の影響は毎年非常に大きく、5年前の2013年11月に横断した台風30号では、死者6,000人が出るという甚大な被害となりました。

特に被害が大きかったサンペデロ湾周辺は、暴風による高波の影響が大きく、津波のように沿岸部を襲い、大勢の人々が亡くなったとのことです。

当時、フィリピンでは「高潮」を示す言葉がなく、なかなか市民に警告が伝わらなかったために、逃げ遅れた人々が多かったと言われています。

 

フィリピンは毎年このような大型の台風による被害が出ており、政府の対策が遅れていることが問題視されていますが、実は地域によってかなり差があることも事実です。

たとえば首都マニラの経済中心地マカティはどうでしょうか。

不動産投資や日本人の移住先として最も人気のエリアの1つですが、実はマカティは他の郊外地域と比べるとインフラが整っているため、そこまで影響が出ないようです。

多少強い雨は降るものの、大雨による冠水でバスが水をかき分けて走るようなことはほぼ起こっていません。

一方で、日本大使館の周辺エリアは台風による洪水の影響を受けやすいと言われています。

 

なお、台風22号が過ぎ去ってなだ4日しか経っていない今も、新たに「台風24号」が発生する見込みがあることが発表されています。

現在は日本の南、グアム島付近に発生しており、24時間以内に台風に発達すると予想されています。

今年は平年に比べるとかなり早いペースで新しい台風が次々と発生しており、1951年の統計開始以来、6番目の早さです。

台風24号はフィリピンの東海上を進むと予想されており、もしかすると3連休明けに沖縄、その後は日本列島に上陸する可能性もあるそうです。

 

フィリピンで不動産を購入するならば、価格やエリアのみならず、こういった災害の影響がどのくらいあるのかも、しっかり把握しておく必要があるでしょう。

便利!と思って選んだエリアも、実は毎年冠水します、ということでは、借主も見つからないという事態になりかねません。

エリアによって天候や災害の被害もかなり異なっていますので、やはり現地の細かい情報を常にチェックし、不動産価値が本当にあるかどうか、あるいは自分が将来住む場合に快適に暮らせるのかどうかを、慎重に見極めていく必要があるでしょう。