フィリピンで日本語が通じる病院
海外で病気になったり怪我をしたりすると不安ですよね。
言葉も通じないし、信頼できるのかどうかも分からないし、高額な医療費を取られるのではないか?なんて思ってしまいます。
フィリピンは発展途上国というイメージがありますし、医療システムや設備などがどうなっているのか気になる人も多いでしょう。
普段は健康な人でも、海外へ行くと気候の違いや環境の変化で体調を崩しやすくなるものです。
特にフィリピンは、外は暑く屋内はエアコンが寒いくらいに効いているため、風邪をひく人が大変多いです。
そんな時、安心して使える病院があれば安心ですよね。
今回は、日本人でも安心して行けるフィリピンの病院についてご紹介します。
まず、英語に自信のない人は、「ジャパニーズヘルプデスク」のある病院を知っておくと良いでしょう。
日本語で対応してくれるため、どこがどう痛むのか?いつから具合が悪いのか?など、言葉を気にせず説明できます。
以下、おすすめの病院です。
■セント・ルークス・メディカル・センター グローバル・シティ
まるで高級ホテルのような外観と内装の、トップクラス私立総合病院。
5つ星病院とも言われています。
中に入ると、高級感あふれるロビーやフロントがあり、信頼性を感じます。
2012年には「One of the Most Beautiful Hospital in the World(世界で最も美しい病院の1つ)」に選ばれ、さらに2014年には「20 Best Hospital Worldwide for 2014(2014年世界のベストホスピタル20)」にも選出されているという、徹底的に外観にこだわった病院です。
入院施設もホテルさながらで、「スタンダード」「デラックス」「スイート」に分かれています。
プライベートルームにはテレビ、シャワー、ソファ、パソコン、プリンターまで置いてあり、本当に病室なの?と思ってしまうような豪華さ。
もちろん、外観や設備だけでなくサービスも抜群。
アジア、ミクロネシア、中東、ヨーロッパ、アメリカなどの世界中から患者を受け入れており、外国人患者対応センターがあります。
そこには日本人スタッフも駐在しており、症状を日本語で伝えると、担当医師を紹介してもらえたり、アポイントメントを取ってくれたりします。
また、診察時も希望すれば日本人スタッフが付き添ってくれたりと、不安が大きい人には本当にありがたい病院です。
また、どうやって保険を使えばいいのか?なども丁寧に説明してくれるので、どこの病院に行くか迷ったらまずは、ここに行けば間違いありません!
診療は24時間、ジャパニーズヘルプデスクは月〜金の8:30〜17:30・土9:00〜12:00にオープンしています。
■マカティ・メディカル・センター
1969年にできた少し古い病院ですが、メトロマニラの経済中心地マカティにあり、アクセスは抜群です。
先端設備が整っており、安心してかかれる評判の高い病院として知られています。
セント・ルークス・メディカルセンターと比較して、3つ星病院とも呼ばれています。
緊急外来(Urgent Care)を備えており、突然体調が悪くなっても診てもらえます。
医師に診察してもらうには予約が必要ですが、ジャパニーズヘルプデスクもあるので、予約時も安心です。
大変混雑しており、予約していても1時間以上待つことがありますが、ドクターもナースも対応は親切で、信頼できる病院です。
■マニラ日本人会診療所
日本人会が運営している診療所で、日本人の医師が派遣されています。
基本的には会員制で運営していますが、非会員や旅行者でも追加料金を払うことで診察してもらえます。
ここの一番の特徴は、日本の国民健康保険や社会保険が使えるところ!
一旦全額負担で支払いは必要になりますが、日本へ帰国したあとに還付請求が可能です。
もともとマニラ日本人会は1957年に「マニラ日本人会倶楽部」として設立され、フィリピンに住む日本人とその家族が安全に暮らせるようチャリティ活動などを行なってきました。
希望すれば、会に入会することも可能です。
クリニックはマカティにあり、一般診療のほか、産婦人科と小児科も備えています。
いかがでしょうか?
マニラに滞在しているなら、上記いずれかの病院にかかれば間違いありません。
特に一人で旅行している場合は、日本人スタッフがいるだけで本当に安心します。
病気や怪我は無いのが一番ですが、備えあれば憂いなしです。
まずは日本を出る前に保険の手続き方法などを確認しておきましょう!