フィリピンでまた首長暗殺、1週間で3人目

フィリピンではなんとここ1週間で、3人もの首長が殺されるという異常事態が起こっています。

 

7月に入ってから、

7月2日に、ルソン島南部バタンガス州タナウアンのアントニオ・ハリリ市長がスナイパーに狙撃され死亡

翌日7月3日にルソン島北部のジェネラル・ティニオ市のフェルナンド・ボテ市長が正体不明のガンマンに銃撃されて死亡

という事件が起こっていたことは、記憶に新しいかと思います。

 

今度は3人目の被害者として7月8日に、ルソン島カビテ州トゥレス・マルティレス市でアレクサンダー・ルビガン副市長が乗った車が何者かに銃撃され、副市長は即死しました。

同情していた運転手と警護員も死傷しています。

 

このような連続暗殺事件により、フィリピンの政界は混乱を極めています。

 

ドゥテルテ大統領は、先に2人殺された時点で、犯人逮捕に全力を挙げるよう警察に支持していましたが、犯人は逮捕どころかまだ特定すらできていません。

3件の事件に関連があるのか?犯人は同じなのか?動機は何なのか?なども、何も明らかになっていません。

 

ただ、最初に殺されたハリリ市長は、麻薬犯罪を厳しく取り締まっていたにも関わらず自分も麻薬取引をしていたという疑いがかかっていたため、警察では麻薬が今回の事件に何らかの関わりを持っていると睨んでいるようです。

 

ハリリ市長を暗殺した犯人は、約150m離れた場所から狙撃しており、特別な訓練を受けた技術者だと言われています。

また、2番目に被害にあったボテ市長は、ドゥテルテ大統領の与党「PDPラバン」に所属していました。

 

犯人が、政治的な理由で彼らを殺したのかは分かりませんが、警察はその方向で捜査を進めているようです。

ドゥテルテ大統領は、「いかなる殺人についても国家の任務を遂行することを約束する」と述べています。

 

たった1週間で、市長、副市長が次々と公の場所で暗殺され、フィリピンの人々に衝撃を与えています。

ハリリ市長はドゥテルテ大統領の麻薬撲滅政策を支持、ボテ市長はドゥテルテ大統領と同じ政党、ルビガン副市長は汚職撲滅に力を入れていました。

いずれもドゥテルテ大統領と何らかの繋がりがありますし、3つの事件には共通点があります。

どの犯罪もルソン島で起きていること、スナイパーによる待ち伏せのあと銃撃によって殺されているということなどです。

これらのことから、反ドゥテルテの麻薬関連組織や犯罪組織による犯罪ではないかと考えられていますが、今のところは定かではありません。

 

実はフィリピンでは、このように政界の人物が殺されることは珍しいことではありません。

特にドゥテルテ大統領が麻薬犯罪の取締を強化してから、これまでになんと15人に及ぶ市長・副市長が殺害されています。

これらの被害者たちは、麻薬犯罪を撲滅しようとする姿勢のある人だけでなく、逆に麻薬関連犯罪者の疑いがかかっていた人たちです。

そしてこれまでも、犯人の特定や逮捕には至っていません。

 

普通に旅行するには何の問題もないフィリピンですが、やはり麻薬関連犯罪が多数起こっていること、それがフィリピンの治安を悪くさせていることは無視できない事実です。

長年蔓延してきた麻薬とそれに関する犯罪を取り除くには、まだ時間がかかりそうです。

フィリピンが完全に闇から脱し、安全で平和になるよう祈るばかりです。

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