フィリピンの屋台料理って安全なの?
東南アジアの風物詩と言えば屋台ですよね。
1食100円以下で美味しい地元の味が味わえる屋台は、フィリピンにもあります。
焼き鳥のようなものからスイーツ、そしてちょっとグロテスクな「バロット」まで、屋台には珍しいものがたくさん。
いろいろ試してみたいものです。
しかし、気をつけて欲しいのが衛生面。
残念ながら、屋台にはあまり清潔でないところが多数あります。
基本的には火を通したものであれば問題ありませんが、切った野菜や果物などは危険です。
フィリピンの水道水は飲めないものなのですが、にも関わらず食材をその水で洗っているからです。
当然、包丁やまな板なども汚染されている可能性があります。
そして、見落としがちなのが氷です。
水道水で作られている場合が多いので、飲み物やかき氷などのデザートに使われていてつい口にしてしまい、お腹を壊す人がいます。
ハロハロなど、フィリピンの有名なデザートは食べてみたいものですが、屋台ではなくホテルやレストランで食べた方が安全です。
また、暑いのでアイスクリームを買う人も多いですが、こちらも屋台のもので赤痢や食中毒にかかる人がたくさんいます。
生の果物をスクイーズしたジュース屋さんも大変魅力的ですが、こちらも洗っていない包丁で果物を切っていることが多いため危険です。
火を通したものであっても、長い間外に出ている食べ物は、ハエがたかっていることがよくあります。
もちろん、屋台フードが全部危険というわけではありません。
しかし、私たち日本人は、フィリピン人のような免疫を持っていませんので、やはり大きなリスクがあることを知っておきましょう。
はっきり言って、胃腸がものすごく強い人でない限り、屋台での食事自体はあまりオススメはできません。
お金を節約したいのならともかく、できるだけ食事はショッピングモールのフードコートやレストランでした方が安全です。
ちなみに高級レストランであっても、生の魚介類は危険なので食べないほうが良いです。