ゴールドマン・サックスがビットコインへ参入
世界中でビットコインの人気が高まり、市場でも普及していく中で、ほとんどの大手銀行は仮想通貨を敬遠し続けていました。
しかし今回、言わずと知れたアメリカの巨大金融グループであるゴールドマン・サックスが、ウォールストリート銀行の中で初めて、ビットコイン取引の運営を開始するようです。
ニューヨークタイムス紙が伝えています。
ゴールドマン・サックスは、今後数週間以内に自己資金でビットコインの先物取引を開始する予定ですが、最初は売買はしない方針です。
まずは、仮想通貨に関するリスクへの対応方法を決めていき、その後、ニューヨーク連邦準備銀行や当局の許可を得られたら、取引にも参入していくようです。
「仮想通貨資産トレーダー」も採用し、新興市場通貨として為替デスクに席を設けて取引していく模様です。
この巨大金融グループが参入したとあって、ビットコインのレートは急激に上昇しているようです。
アメリカ東部時間PM5時の時点でCBOE(The Chicago Board Options Exchange)ビットコインの先物は、8,890ドルから9,250ドルへ値上がり。
また、CME(Chicago Mercantile Exchange)ビットコイン先物は、8,985ドルから9,245ドルへ値上がりしました。
ゴールドマン・サックスがビットコインのトレーディングを開始すれば、他の大手銀行も参入してくる可能性は十分あります。
ビットコインへの投資を考えているなら、今後さらに価格が上昇する前に、今始めるのが得策かもしれません。